スペインで英語は通じる?旅行前に見ておきたい公用語での挨拶やフレーズ9選

こんにちは、スペイン在住4年目のほぺまゆ(@Jope_Mayu)です。

観光大国のスペイン。海外旅行先として日本人にも人気なスペインですが、英語はどのくらい通じるのだろうかと不安な人も多いはず。
そこで今回はスペインで暮らして3年目のわたしが、スペインの英語事情と実際に話されている公用語、旅行中に使える簡単なフレーズを紹介します。
この記事を読めば言葉の壁に戸惑うことなく、安心してスペイン旅行へ出かけることができるでしょう。
スペインでの英語の普及率は?
スペインの英語普及率は一体どのくらいのレベルなのでしょうか?
2017年のEF英語能力指数による得点ランキングによると、スペインは56.06点でヨーロッパ各国の中で21位となっており、他国に比べるとそれほど高いレベルではないことがわかります。
>>引用:https://es.statista.com/grafico/11769/los-espanoles-empeoran-su-nivel-de-ingles-respecto-a-2016/
ただデータだけ見てもイマイチ実感がわかないと思うので、実際に住んでみて(各地を旅行してみて)スペインで英語がどのくらい通じるのかについての体感を紹介していきます。
スペイン・バルセロナでは英語は通じる?
わたしの住むバルセロナは1年中観光客であふれる、スペイン随一の観光都市ということもあって、英語を話すことができれば特に問題なく旅することができます。
レストランやカフェでは?
バルセロナのレストランやカフェでは店員さんに英語が通じるパターンがほとんどです。
また英語のメニュー表記があるお店も多いので、食事の際にそれほど困ることはないでしょう。



ホテルやタクシーでは?
ホテルの受付をしている人も大抵の場合は英語が通じるので、チェックインや何か必要なときなどもほとんど問題はないと言えるでしょう。
タクシーも観光客慣れしているドライバーさんがほとんどなので、それほど心配する必要はありません。



スペインの他の都市は英語は通じる?
スペインの中でぶっちぎりに英語が通じる都市としてはバルセロナと首都のマドリード。
観光でスペインを訪れる人はバルセロナもしくはマドリードに行くケースがほとんどだと思うので、旅行する際はそれほど問題はないでしょう。
またスペイン南部のアンダルシア地方(セビージャやグラナダなど)でも、レストランに入ると英語で話しかけてくれることがあります。
ただいずれも共通して言えるのは、観光客が訪れるような都市や中心部などでは英語が通じることが多いですが、少し離れて郊外に出たり小さな町や村などに行くと基本的な英語でさえ通じないパターンもあります。



またお年を召された方などは英語が喋れないことがほとんどです。
底抜けに明るい国民性を持ったスペイン人は、現地の言葉を少しでも喋ってくれると喜んでくれることが多いので、旅行する際は基本的なフレーズを覚えておくことをおすすめします。(後述してます!)
スペインで話されている言語(公用語)は?
スペインで話されている言語は大まかに分けて4種類あり、そのうち3つが州の公用語となっています。
<国の公用語>
- カステリャーノ語 ……Castellano, Español
<州の公用語>
- カタルーニャ語(ヴァレンシア語、アラン語含む)……Catalá
- ガリシア語 ……Galego
- バスク語 ……Euskera



スペインで使える簡単な挨拶やフレーズ9選
スペイン旅行で使える簡単なスペイン語(カステリャーノ語)の挨拶やフレーズを覚えておきましょう。
①こんにちは ¡Hola!(オラ!)
英語のHelloにあたる言葉で、スペイン語が話せない人でも気軽に使える言葉です。
お店に入ったとき、誰かと最初に話すときなど使う場面はたっくさんあります。
②ありがとう Gracias(グラシアス)
ありがとうはわたし個人的にもとっても大切な言葉。
お店で何かを買ったとき、何か良いサービスを受けたときなどさまざまな場面で使ってほしい言葉です。



③〜をください Por favor(ポル・ファボール)
お店で何かを頼むときなどで使われる、英語のPleaseにあたる言葉です。
- Agua, por favor(アグア、ポル・ファボール)=お水をください
- Esto, por favor(エスト、ポル・ファボール)=これをください
④〜はどこですか? ¿Dónde está 〜 ?(ドンデ・エスタ〜?)
道に迷ったときやトイレを探したいときなどに役立つフレーズ。
- ¿Dónde está el baño?(ドンデ・エスタ・エル・バニョ?)=トイレはどこですか?
- ¿Dónde está este hotel?(ドンデ・エスタ・エステ・オテル?)=このホテルはどこにありますか?
⑤さようなら Adiós(アディオス)
お店やレストランを出るとき、誰かと別れを告げるときに使うことができます。



⑥わかりません No entiendo(ノー・エンティエンド)
何か言われていることがわからなかったときなど、理解できていないことを伝えるのはトラブル回避になります。
ついついわかったふりをしてしまいがちですが、何かわからないことがあれば遠慮なく伝えましょう。
- Otra ves, por favor(オトラ・ベス、ポル・ファボール)=もう一度言ってください
⑦ごめんなさい Lo siento(ロ・シエント)
何か悪いことをしてしまったときに使える言葉です。
誰かにちょっと尋ねたいときであれば、Perdona(ペルドナ)=すみませんと言って声をかけてみましょう。



⑧〜はいくらですか? ¿Cuánto cuesta 〜 ?(クアント・クエスタ〜?)
お店に入って価格表記がなかった場合など、値段を知りたいときに使ってみましょう。
- ¿Cuánto cuesta este vino?(クアント・クエスタ・エステ・ヴィノ?)=このワインはいくらですか?



La cuenta, por favor.(ラ・クエンタ、ポル・ファボール)=お会計をお願いします
と伝えてみましょう。
⑨とってもいいね! ¡Muy bien!(ムイ・ビエン!)
レストランで料理の味を聞かれたときや、写真を撮ってもらったときなどGood!と言いたいときに使ってみましょう。



まとめ:スペインへの旅行は英語と少しのスペイン語で大丈夫!
スペインへの旅行は観光地として有名なマドリードやバルセロナであれば、特に問題なく英語は通じるでしょう。
英語+上記の簡単なスペイン語を頭に入れておけば、旅行中に必要なコミュニケーションはカバーできるのではないでしょうか。
英語が苦手だから心配だ……という人は、短期で英会話を鍛えられるレッスンを体験してみるのも良いかもしれません。
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