スペインではクレジットカード必須!知らなきゃ損する活用術とは?

こんにちは!スペインでクレジットカードに助けられっぱなしのほぺまゆ(@Jope_Mayu)です。




クレジットカードをすでに持っている人も持っていない人も、スペイン旅行中にちゃんと買い物や支払いができるんだろうか……と不安になりますよね。
一言でいうと、クレジットカードを持っていない人は危険信号です!!!
そしてクレジットカードを持っている人も注意!!油断禁物です!!



本記事ではスペイン・バルセロナ在住のわたしがスペインのクレジットカード事情と知らなきゃ損な活用術を紹介します。
この記事を読んでおけば、安心してスペイン旅行を楽しむことができるはず。
スペインでクレジットカードが必須な5つの理由
①大量の現金所持はかなり危険!
まず口すっぱく言っておきたいのが、大量の現金を持ち歩くのはかなり危険!ということ。
スペインの治安は日本と比べてもかなり悪く、スリや置引きなどの被害が多発しています。
特に日本人観光客は警戒心が薄い・お金を持っているというイメージがあるので狙われやすい。



現金を盗まれても補償が効かないのですべてパーになりますが、カードであれば補償を受けられるので万が一のときも安心。
できるだけ現金に頼らないようにしておきましょう。
②現金の使い勝手が悪い場合もある
高額お札は使えないことも
スペインでは100€、200€、500€といった高額紙幣はあまり流通しておらず、使おうとすると嫌がられたり断られたりすることがあります。
両替するときはできるだけ50€以下のお札を、高い買い物の場合はカードを使う方が無難でしょう。
切符販売機などは小銭がないと使えないことも
地下鉄や電車の切符を自動販売機で買うときによくあるのが、現金は10€札以下しか使えないケース。
おつりが出せない関係で20€札が使えないことも多く、小銭や5€札がなければ切符を買えないなんてことも。



現金を持っているのに使えない!というケースもあるので、カードで簡単に支払いを済ませられるようにしておきましょう。
③ホテルや入国審査で身分証として使える
ホテルでチェックインをする際、デポジットとしてクレジットカードの提示を求められることがあります。
事前にホテル代の支払いを済ませていても、ルームサービスなどで追加料金がかかったときのためなので、必ず必要になります。



また空港の入国審査でも質問にうまく受け答えできなかったら、疑われてクレジットカードの提示を求められることも、、
実際にわたしは初めてのスペイン旅行で入国審査に引っかかり、オフィスに待機させられたものの最終的にクレジットカードの提示で入国できたという経験あり、、。



実は海外に出るとパスポートよりもクレジットカードの方が身分証として信頼されることが多いのです。
トラブル回避のためにもクレジットカードを用意しておきましょう。
④両替するよりもカード利用の方がレートがいい
皮肉なことにわざわざ外貨両替して現金で支払うよりも、カードで支払った方がレートが良くお得な買い物ができます。
ただカード利用する場合に『ユーロで支払うか?日本円で支払うか?』と聞かれるのですが、そのときはユーロ(現地通貨)での支払いを選択しましょう。



⑤お金を使いきってもキャッシングで調達できる
スペインでどのくらいお金を使うのか、事前にはわかりませんよね。
もしお金を使いすぎてしまい、用意していたお金が底をつきてきた……という場合でも、クレジットカードがあればキャッシングで現金を手にすることができます。
万が一に備えられるのがクレジットカードを持っておくべき大きな理由です。
スペインで使えるクレジットカードの種類と選び方
スペインで使い勝手がいいブランドはVISAとMasterCardの2択。
JCBはマドリードやバルセロナなどの大都市であれば使用できるところも多いですが、場所を選ぶことがあるので無難にVISAとMasterCardを用意しておきましょう。
アメックスとダイナースクラブも使えない可能性があるため、念のため複数ブランド持っておきましょう。
クレジットカードは複数持ちしておこう!
クレジットカードは1枚だけでは頼りないことが多いので、最低でも2〜3枚以上は作っておきましょう。
というのもカードによって使える使えない(特に理由がわからない場合もある)があり、機械に通してもダメといったパターンがたまにあるのです。
またカードを所持するときはそれぞれ別の場所に保管するなどして、万が一盗まれたときの対策をしておきましょう。



クレジットカードはICチップ対応必須!
クレジットカードを使うとき日本ではカード横側の磁気ストライプをサッと通すことが多いですが、スペインのカード端末機にはもはや磁気ストライプを通すタイプのものがほとんどありません。
端末機の多くがICカードのみに対応したものなのです。
↓こういうタイプのもの!
そのため磁気カードであれば、カードを読み取ることさえできず使えないというパターンも。。
あなたの持っているクレジットカードがIC対応されているか、確認しておきましょう。
スペイン旅行でのクレジットカード活用術
海外旅行保険が無料になる!
クレジットカードを持つべき最大の理由と言ってもいいのが、海外旅行保険が付帯されること。
年会費無料のクレジットカードでも海外旅行保険がついているものがいくつかあり、発行手数料も無料なので、
数万円払っていた海外旅行保険が、もはやクレジットカードを持っているだけで無料になるという現象が起きるのです。ありがたすぎ。
ただしクレジットカードの保険は自動付帯と利用付帯の2種類あるので、どちらが該当するか確認しておきましょう。
- 自動付帯……クレジットカードを持って海外に行くだけで海外旅行保険が適用される
- 利用付帯……海外旅行保険を適用するには、航空券代や空港までの交通費など海外旅行にかかる費用をクレジットカードで支払う必要がある
オンライン決済でチケット購入ができる
スペイン旅行では有名観光地の入場チケットやサッカー観戦チケットなど、事前にオンラインで予約・購入しておくべき場合があります。



オンライン決済をするにはクレジットカードでの支払が必須です。
観光地のチケットならまだマシですが、最悪なのが飛行機のチケットを買い直ししなければならなくなったとき。
わたしは以前バルセロナから日本へ帰るときに飛行機がたまたま台風で欠航になり、提示された代替便も都合が悪く、フライトをキャンセルして新しい航空券を買い直すということがありました。。
すでに帰りの便も予約済みだから大丈夫とたかをくくっていても、台風やストライキなどで欠航になり、航空券を買い直すハメになる可能性があるのです。。
そのときクレジットカードがなかったら、、手立てはありません、、



チップ支払いを自然と回避できる
これ現地に住んでいながらも意外と助けられているのが、チップを払うか問題。
ちなみにスペインはチップの文化はそこまでないので、支払う義務はありません。
でも例えばレストランでのお会計を現金でした場合、少額ならおつりはいらないよ〜と言ったりおつりの小銭をいくつか置いて帰ったりして、若干気を遣うことも。
ただカード支払いの場合、端末機に店員さんが会計金額を打ち込んでくれて、こちらはサッとカードをかざして会計終了という流れなので、自然とチップなしの金額のまま支払いが終わります。
現金と違って『あ、あのお客さんおつり全部持って帰った…』みたいな印象もなくなるので、チップ文化に慣れていないわたしたちにはすごく気が楽。



これはあくまでわたしの個人的な感覚ですが、海外でのお会計に慣れてない(さらに言葉が通じにくい)日本人には特に助かる部分かなと。
マイルを貯めて有効活用できる
国内での移動とは違い、日本から10,000km離れた海外への往復となると積算されるマイルもケタ違いに多くなります。
これをただ捨てているだけではもったいない!!!
海外の航空会社でも同じ系列であればANAやJALのマイルとして貯められることもよくあるので、作っておくと良いでしょう。
飛行機の乗り換えをする空港で使える
スペインの現地通貨ユーロを手にしていざ出発!
しかし中東や中国韓国などの乗り継ぎ空港で、ちょっとお水を買いたいけどそこの現地通貨を持っていなくて買えない……なんてことも。
そんなときはクレジットカードがあればさらっと買い物ができるので、ガマンする必要はありません。



スペインでクレジットカードが使えない場所は?
ここではクレジットカード使えないかも!
- バルやカフェなどの少額会計
- たばこ屋さん
- 一部のタクシー
- 美術館や劇場
- 怪しそうなお店
人の少ない薄暗いお店や少し怪しそうなお店などでお会計する場合は、念のため現金で支払っておくほうが得策です。
カード情報を盗まれることがあるので、あまり店員さんを信じすぎないようにしましょう。
クレジットカードを使うときの注意点やチェックしておくこと
日本で事前にカード情報を確認しておこう
- 暗証番号
- 利用限度額
- キャッシング可否
- カード会社の連絡先
- (保険付きの場合)補償内容
クレジットカードについての説明書きなども合わせて持参しておくと安心です。
スペインでクレジットカードを使うときの注意点
スペインでは観光客を狙った犯罪があることを頭に入れておきましょう。
①クレジットカードを見えないところに持っていかれないようにしよう
お会計でカードを出したときに、そのまま決済手続きのため店の裏に持っていかれることも。
裏でカード情報を抜かれて不正利用されることもあるので、カードからは目を離さないようにしておきましょう。



②支払う前に金額を確認しよう
お会計とは違う金額を端末機に入れ、ぼったくられる可能性もあります。
支払う前に会計金額が正しいか、カード端末機の金額が合っているかを確認しましょう。
③暗証番号を打つときは手で隠そう
スペインでは伝票にサインをするよりも、暗証番号を求められることが圧倒的に多いです。
暗証番号を入力する際は手で隠しながら、周りの人に見られないようにしましょう。
④領収書は念のためもらっておこう
カードでお会計が終わったら



と聞かれるはず。
不正な請求などがないよう、領収書を念のためもらっておきましょう。
スペイン旅行におすすめのクレジットカード3選!
クレジットカードを作るハードルの低い、年会費無料・発行手数料も無料のカードの中でおすすめのものを3つ厳選しました。
①海外旅行に最強なエポスカード
エポスカード
なんといっても年会費無料なのに海外旅行保険の充実っぷりが有料カード並み。
しかも自動付帯なので、エポスカードを持っておくだけで保険が適用されるというありがたさ。
さらに詳しく知りたい方は【必見】エポスカード×海外旅行=最強だった3つの理由をご覧ください。


\今なら入会すると2,000円分のポイントがついてくる!/
②旅好きは必須のBooking.comカード
Booking.comカード
あの有名な三井住友カード系列という信頼性と、Booking.comでホテル予約する際に特典を受けられる旅行に特化したカードが嬉しい点。
もちろん海外旅行保険もしっかりついてますよ。
さらに詳しく知りたい方は【口コミ評判】booking.comカードが旅好きにお得すぎるカードだったをご覧ください。


③日本でも使いやすい楽天カード
テレビCMなどでもおなじみの楽天カード
普段使いしやすいカードなので、海外旅行時以外でも有効に使えて便利です。
なんと楽天がスポンサーを務めているFCバルセロナデザインもあるので、これを持ってバルセロナを旅行すれば現地バルサファンの注目を集めるかも!
楽天カードのFCバルセロナデザインについては楽天カードのFCバルセロナデザインがかっこいい件【バルサファン必見】で詳しく書いているのでぜひ。


まとめ:クレジットカードは最低でも2〜3枚準備しておこう!
何度も言いますがスペイン旅行に行く予定の人はクレジットカード必須です。
持ってない人だけでなく、1〜2枚しか持っていない人は出発前に準備しておきましょう。
あなたのスペイン旅行がトラブルなく、無事に楽しく終わることを祈っています。
Muchas gracias por leer♡