【比較】スペインのスーパーマーケット20選！おすすめは？【バルセロナ在住者が解説】

スペイン滞在中にスーパーでお買い物をしたいとき、どこがお買い得で質の良い食品があるのか気になりますよね。

そもそも慣れない海外の土地でスーパーに入ると、どのように買い物をすればわからない人も多いはず。

そこで本記事ではスペイン・バルセロナ在住の筆者が、スペインのおすすめスーパーマーケットと店内の様子や支払い方法を解説します。

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スペインのスーパーマーケット一覧と比較

スペインで有名なスーパーマーケットを20種類一覧で紹介します。

店名	系統	店舗数	展開地域	特徴
MERCADONA(メルカドーナ)	スペイン全国系	1,626	スペイン全域、ポルトガル	値段が安く、商品数が豊富 スペイン人のファンも多い
DIA(ディア)		5,435	スペイン全域、ポルトガル、ブラジル、アルゼンチン	店舗は小さく商品数は少ないが、郊外にも出店している
COVIRAN(コビラン)		2,730	スペイン全域、ポルトガル、ジブラルタル、赤道ギニア、カーボベルデ	スペインで業界2位の店舗数
Eroski(エロスキ)/ Caprabo(カプラボ)		1,346	スペイン全域	お寿司屋さんが併設されている店舗あり
El Corte Inglés(エルコルテイングレス)/ SuperCOR(スーペルコル)		286	スペイン全域、ポルトガル	デパート系スーパーなので、お土産選びに◎
Alcampo(アルカンポ)		315	スペイン全域	店舗数は少ないが、ショッピングセンターの中の大型店が多い
Consum(コンスーム)/ Charter(シャルテール)	スペイン地方系	874	カタルーニャ州、バレンシア州、ムルシア州、一部カスティーリャ・ラ・マンチャ州、一部アンダルシア州	精肉売り場ではお肉やハム、チーズなどを店内でカットしてもらえる
Condis(コンディス)		581	カタルーニャ州、アンドラ	店舗は小さいが、コンビニのような利便性がある
bonArea(ボンアレア)		550	カタルーニャ州、アラゴン州、バレンシア州、マドリード、ナバラ州、リオハ州、グアダラハラ、アンドラ	お肉の質が高くて有名
Bonpreu(ボンプレウ)/ ESCLAT(エスクラット)		204	カタルーニャ州
la Sirena(ラ・シレナ)		279	カタルーニャ州、マドリード	海鮮類の冷凍食品販売が中心
MAS(マス)		100以上	アンダルシア州
Carrefour(カルフール)/ Carrefour Express (カルフール・エクスプレス)	フランス系	12,225 (スペイン：1,410)	スペイン全域、フランス、ベルギー、イタリア、ポーランド、ルーマニア、ブラジル、アルゼンチン ほかパートナー国含め世界30カ国以上	大型店から一般的なスーパー、営業時間が長いスーパーなど多岐にわたる
Lidl(リディル)	ドイツ系	約12,000 (スペイン：670)	スペイン全域、ヨーロッパやアメリカなど世界31カ国	イタリア食材やアジア食材など、多国籍の食品を購入できる BIO食品が多い
ALDI(アルディ)		約12,000 (スペイン：420)	スペイン全域、ヨーロッパやアメリカなど世界19カ国	価格帯が安い

スペイン全国規模のスーパーやヨーロッパのスーパーなど、さまざまな種類があります。

大手スーパーはスペインだけでなくポルトガルにも展開していることも多く、売られている商品もスペイン語とポルトガル語の2ヶ国語表記が通常です。

スペインのおすすめスーパーマーケット：MERCADONA(メルカドーナ)

スペインのスーパーマーケットの中でおすすめなのは、MERCADONA(メルカドーナ)。

メルカドーナはスペインに1,626店舗を構える国内大手のスーパー。（2023年11月現在）

店内には食品だけでなく、日用品からスキンケア用品まで幅広く取り揃えています。

自社製品の質が高く、価格が安い

メルカドーナは自社製品（プライベートブランド）が充実していて、コストパフォーマンスが◎。

要チェック！メルカドーナの自社製品

筆者の完全なる独断と偏見でおすすめ商品をいくつか紹介します。

欧米の食文化で栄養が偏ってしまうときは、メルカドーナのコールドプレスジュースでビタミン補給すると◎。

ギリシャヨーグルトは色んな味がありますが、日本にはないチョコレート味を食べてみて。

チョコチップが入っていて新鮮です。他のスーパーのものと食べ比べましたが一線を画していました。

ピザはオーブンで焼いてすぐに出来上がるので、友達との宅飲みや料理をしたくないときに重宝しますよ。

野菜売り場のオレンジ生搾りジュースが美味しい

メルカドーナでは店内でオレンジを自分で絞って、ジュースにして購入できます。

自分で絞るといっても、レバーを押すだけで簡単にできるので便利。

スキンケア用品が充実

メルカドーナは日用品類やスキンケア用品も充実しているので、シャンプーからコスメまで日常的な買い物ができます。

上記写真にもあるボディクリーム（緑色のパッケージ）は、筆者自身も毎日使っていてお土産にも喜ばれますよ。

こちらの記事【スペインのスキンケア】化粧水やヘアオイル、シャンプーなど日本人が使えるものを紹介では、メルカドーナのスキンケア用品も詳しく紹介しています。

【実際の写真】スペインのスーパーマーケットの店内は？どうやって支払う？

実際にスペインのスーパーマーケットの店内はどうなのか、写真で解説していきます。

スーパーの売り場①野菜・果物

スペインのスーパーはどこも野菜や果物の値段は1kg単位の表示です。

好きなだけ取って近くのはかりで重さを計ったら、値札が発行されます。

スーパーの売り場②お肉

スペインの食肉売り場には、基本的に生ハムが大量にぶら下がっています。

本場スペインの生ハムは日本のものと全然違っていて、本当に美味しいです。

パックで販売されているのが基本ですが、店頭で生ハムを切って販売してくれるスーパーもあります。

ほかにもスペインならではの特徴がたくさん。

スーパーの売り場③お魚

どのスーパーも基本的に市場のようなお魚売り場。

店員さんに必要な分をお願いして用意してもらいます。

バルセロナではバカラオ（日本語でタラ）がよく食べられるので、多く取り揃えられています。

その他ムール貝もたくさん入ってわずか2ユーロ！家でのパーティーにぴったりです。

スーパーの売り場④パン・お米

やはりヨーロッパはパンの取り揃えが豊富で、どれも本当に美味しいです。

バゲットも1本50セント前後（70円程度）で購入できます。

だいたい各家庭にバゲットは必ずあって、食事のお供やスペインのサンドイッチ「Bocadillo(ボカディージョ)」に使われています。

お米はスペインのスーパーでも白米や玄米など購入できます。

白米は1番多い量でも2kg程度で、通常のお米と長いお米に分かれています。

SUSHIと書かれたお寿司用のお米も置いてありました。

お米が手に入るとはいえ、やはり日本のお米とは少し違うのが難点です。

スーパーの売り場⑤豆類、乳製品

スペインでは豆類もたくさん販売されていて、色んな種類の豆を購入できます。

他にも乳製品やオリーブオイルは品揃え豊富です。

そして残念ながら料理をしたくない方の味方、お惣菜コーナーはほとんどありません……。

レジでお会計

スペインのスーパーのレジ支払いでは、日本と少し違いスピードが肝心です。

スペインではレジ支払い後さっと買い物袋に入れて出ないと、次の人が詰まってしまいます。

レシートを見たり、重いものや硬いものから先に買い物袋に詰めたり、汁がこぼれそうなものは小さな袋に入れたりする暇なんてありません。

お支払いのときは現金よりも、カード払いの方がすぐに終わるので便利です。

日本のクレジットカードは使えない場合もあるので、いくつか予備のカードを準備しておきましょう。

スペインのおすすめスーパーマーケットはメルカドーナ！お土産にも使えます

スペインのスーパーマーケット20選を一覧で比較し、おすすめのスーパーを紹介しました。

スペインのスーパーは都市によっても傾向が異なります。

全国規模のスーパーはどの都市にもありますが、地方系スーパーはその土地ならでは。

本記事ではバルセロナのスーパーを中心に紹介しましたが、スペイン滞在中は色んなスーパーを開拓してみてください。

安くてコスパの良いお土産も見つかるはずです。

Muchas gracias por leer♡

（本記事の写真は撮影許可済み）