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【簡単】スペイン語の面白いフレーズ15選!使える言葉遊びを在住者が解説

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スペイン語の面白いフレーズを知りたい!

スペイン語で「面白い」はどう表現するの?

スペイン語には日本語のような言葉遊びや面白いフレーズがあるのか気になりますよね。

筆者自身もスペインで生活してきて、たくさんの笑えるフレーズに出会ってきました。

めっちゃおもしろいスペイン人が話す言葉もやはりおもしろい

スペイン人と話している最中にちょっと面白い言葉を混ぜることができれば、会話も一段と盛り上がります。

そこで本記事ではスペイン在住8年目の筆者が、スペイン語の面白いフレーズや言葉、言い回しを紹介します。

本記事の内容

  • スペイン語で「おもしろい」「ウケる」の言い方は?
  • スペイン語の面白いフレーズ:個性的な口語表現、言葉遊び
  • スペイン語の面白いフレーズ:直接的な表現
  • スペイン語の面白いフレーズ:1つの表現に色んな意味がある
  • スペイン語の面白いフレーズ:語順や言い回しが適当
  • スペイン語の面白いフレーズ:響きの可愛い言葉
  • スペイン語の面白いフレーズ:サッカーで使われる言葉

本記事の信頼性

この記事を書いた人

ほぺまゆ

目次

スペイン語で「おもしろい」「ウケる」の言い方は?

  • Ser divertido/a = 〜はおもしろい
  • Ser gracioso/a = 〜はおもしろい
  • Lloro de risa = 泣けるほど笑える
  • Me muero de reir = 笑いすぎて死ぬ

スペイン語のDivertidoやGraciosoは『形容詞:おもしろい』という意味。

「おもしろい!」と強調したいときは、

Qué divertido!

と表現することもできます。

スペイン語の面白いフレーズ:個性的な口語表現、言葉遊び

スペイン語の本や参考書に載っていない口語表現は、面白いフレーズの宝の山です。

Hablar por los codos = よくしゃべる(直訳:両ひじで話す)

いつもよく喋っている人や、会話が白熱してマシンガントークをしたときに使われるスペイン語の表現。

口だけじゃ足りず、両肘からも言葉が出てくるという言い回しが独特ですよね。

スペイン人の話し好き文化が露呈

Estar como un fideo = すごく痩せている(直訳:スパゲティみたい)

『スパゲティみたいに細い=痩せている』というスペイン語の言い回し。

スペイン人からすると日本人は痩せている人が多い印象なので、あなた自身にも言われるかもしれません。

Te quiero Andrés = 自分の利益しか考えない人(直訳:愛してるよ、アンドレス)

私利私欲にはしる自己中心的な人のことを表現するときに使う言い回し。

こういう言葉遊びも突然繰り出してきます

Estar como un queso = 魅力的(セクシー)である(直訳:チーズみたい)

「あなたはチーズのようだね」という表現は、見た目の性的な魅力を感じたときに使われます。

「チーズ=セクシー」という感覚まではまだ掴めません

Tener marrón = 問題がある(直訳:茶色(うんち)を持っている)

『Tener marrón = 問題がある』は実際にサッカーの試合のあとに使われていました。

ツイートしている例文「Este arbitro tiene marrón.」は「この審判は問題がある」という意味。

サッカーの世界は基本みなさん口悪いです

ほかにも単語のPatata(じゃがいも)は、たまにサッカーで相手を侮辱する言葉(くそのような意味)にもなります。

スペインへサッカー留学予定のあなた、参考書で「Estoy comiendo la tortilla de patatas.」なんて勉強している場合じゃありません。

現地で飛び交う言葉は全然違うので、積極的に口語表現を学びましょう。

スペイン語の面白いフレーズ:直接的な表現

他人との会話やコミュニケーションする方法は、日本人と外国人だと異なるイメージがありませんか?

コミュニケーションをとる際の日本人と外国人の違い

  • 日本人……オブラートに包んで伝える
  • 外国人……直接的に伝える

スペイン人も外国人のイメージにある通り、直接的な表現で会話をすることが多いです。

Dime = 何?、もしもし(直訳:言え!)

電話をかけて相手が出たと思ったら、速攻で「言え!」と言われると激しさMAXですよね。

割り切って言うように心がけてます

他にも「ねえねえ」と声をかけると、Dimeと返されることが多いです。

日本語の言いにくいこともストレートに表現

スペイン語にはない日本語の表現も多くあって、その一つが「困る」という言葉。

もう少し前もって連絡してくれないと困るよ

とスペイン語で伝えたいとき、日本語も話せるスペイン人の友だちにスペイン語でどう表現するのか聞いてみると、

この場合は「Avisame más antes.(前もって連絡してくれ)」だね

との解答がやってきました。

いやそう言いたいんじゃないんだよな……

スペイン語の面白いフレーズ:1つの表現に色んな意味がある

Voy tirando = 良くも悪くもない、大変だった

スペイン人とメールのやり取りをしていたときのこと。

Mayu、元気にしてるか?

Bueno, voy tirando.(そうだね、いつもと変わんないよ〜)

何があったんだ?!

え、「Voy tirando」って変わらない日常だよっていう意味じゃないの?スペイン語の先生からそう教わったんだけど。

そうだな、その意味もある。ただ何かあったときにも使うんだ。

ファ?!?!?!

こんなことがありました。

どっちやねん……

スペイン語の面白いフレーズ:語順や言い回しが適当

主語や動詞などの語順が変わってもOK

スペイン語の表現はわりと適当なところがあります。

たとえば主語・動詞・目的語の位置が変わってもOK。

  1. Yo tengo una chaqueta roja.
  2. Una chaqueta roja tengo yo.

→どちらも「わたしは赤いジャケットを持っています」という表現

順番が真逆ですが、特に問題ありません。

使い分けたい場合は、どの言葉を強調したいのかによります。

ただしスペイン語初心者であれば、語順が少し入れ替わっても気にしなくてOKです。

英語のようにきちっと決まってないのがポイント

文法的に成り立たないフレーズもOK

たまにスペイン人でさえもちゃんとしたスペイン語を使っていないこともあります。

日本語を完璧に使えているか、と言われたらそうじゃないもんなあ

以前、会話の流れで

Mayu, te me has crecido.

と言われたとき理解できず、スペイン語の先生に意味を聞いてみました。すると、

そのフレーズはなんかおかしいね、間違っているわ

先生も意味がわからず。

会話の流れを説明して、「ああ、それはたぶんこういう意味合いじゃないかな〜」と教えてもらうくらい。

バルセロナでは基本的にカタルーニャ語で喋る人は、【カタルーニャ語→スペイン語】へ直接変換してしまい誤ったスペイン語になることがあるとのこと。

もうそんなこと言われたら外国人のわたしは解読不可

実際にこのわからなかった文章は「いつの間にそんな成長したのか〜」という意味らしいです。

「Mayu, te has crecido」が正しい表現でした。

スペイン語の先生いわく「俺のMayuちゃん」みたいな身内に対してのニュアンスを表現することで、meが入ったんじゃないかとの見解でした。

スペイン人の国民性が文法に影響を及ぼしている

間違った使い方をしている人もたくさんいるので、スペイン語を勉強する私たちも多少間違えたって気にせず、どんどん使っていきましょう!

スペイン語の面白いフレーズ:響きの可愛い言葉

たまーにスペイン語の授業で笑いになる、響きの可愛い言葉やフレーズ。

Quepo(読み:けぽ)= 動詞Caberの現在形

動詞「Caber=(容器・場所などに)入る、入りうる」は不規則な活用をします。

主語動詞
Yoquepo
cabes
Él/Ella/Ustedcabe
Nosotroscabemos
Vosotroscabéis
Ellos/Ellas/Ustedescaben
動詞Caberの現在形

Quepo(けぽ)だけ全然違ってて、音の響きが可愛い!

Capucha(読み:かぷーちゃ)= 服についてるフード

スペイン語では服のフードのことを「かぷーちゃ」と言います。

少しの雨なら傘は使わないスペイン人にとって、フードは大活躍です

スペイン語の面白いフレーズ:サッカーで使われる言葉

Vamooooos! = よっしゃー!(直訳:行くぞー!)

サッカーの試合中に点が入ったとき、スペイン人のみなさんはこういう反応をします。

Vamooooos!!!

いやもう、みんな言う。すごい反射だなと尊敬するほど、ゴールを入れた瞬間この言葉が出てきます。

でも直訳すると「行くぞーー!!!」なんです。

初めて聞いたときは普通に「どこに?どこに行くの?」と思いました。

この話すると大体のスペイン人笑ってくれます

ちなみに「いま何対何?」と試合のスコアを聞くときは「¿Cúanto vamos?」(直訳:何回行く?)と言います

〜azo = 賞賛の言葉

サッカーの実況解説やニュースの見出しなどで、プレーを賞賛するときの「〜azo」がよく使われます。

>>参考:海外サッカー好き必見!現場で学んだサッカー用語のスペイン語を解説!

Jugar en otra liga = レベル、分野が違う(直訳:別のリーグでプレーしてる)

スペインでは日常にサッカー文化が浸透しすぎて、サッカーならではの表現があちらこちらに。

例えば……

Pedroくんって、頭いいよね!

¡El juega en otra liga!(彼は他のリーグでプレーしてるんだ!=レベルが違う)

日本語でいう「別格だ」のような意味合いで使われます。

Jugarではなく”Estar en otra liga”という表現もOKです。

さすがすぎるサッカー大国スペイン

まとめ:スペイン語は面白いフレーズの宝庫!言葉遊びで会話を楽しもう

スペイン語の面白いフレーズや面白い言葉をいくつか紹介しました。

  • Hablar por los codos = よくしゃべる(直訳:両ひじで話す)
  • Estar como un fideo = すごく痩せている(直訳:スパゲティみたい)
  • Te quiero Andrés = 自分の利益しか考えない人(直訳:愛してるよ、アンドレス)
  • Estar como un queso = 魅力的(セクシー)である(直訳:チーズみたい)
  • Tener marrón = 問題がある(直訳:茶色(うんち)を持っている)

面白いフレーズは口語表現が多く、スペイン語の参考書ではなかなか学べません。

自然な会話やフランクな言い回しをするには、机での勉強ではなくネイティブとたくさん話すことが大切です。

スペイン語が難しくて悩んでいる人も、面白いフレーズを使ってスペイン語を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Muchas gracias por leer♡

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