スペイン語学習に単語帳は必要なし!アレを使うと効果大な3つの理由


スペイン語を独学で学習しようと思うと、
『まずは単語の意味がわからないと何も始まらないな……』
と思い、単語帳を買ってスペイン語の語彙力をあげようと思いますよね。
でもひたすら単語帳で勉強していても、なんだかおもしろみにかけるし終わりが見えない。
単語帳を使って勉強するのはあまり効率がいい方法とはいえません。
わたしは現在スペインに住んでいるので必然的にスペイン語に向き合っていますが、正直スペインに住んでいるからといって自動的にスペイン語が話せるようになるわけではありません。
もちろんスペイン語を使う機会は圧倒的に日本より多いですし、外を歩けばスペイン語が飛び込んでくるばかり。
しかしスペイン語を使いこなせるようになるためには、どうしても独学の勉強が必要になります。
そこで独学で勉強をする際に、アレを使って積極的に単語力をあげてきました。



本記事ではスペイン語学習をする際に単語帳を使うよりも効率的に単語力をあげられる方法とその3つの理由について紹介します。
ちなみにこれはスペイン語学習に限ったことではありません。
わたしが大学受験のために必死に取り組んだ英語の勉強も、単語帳を使いませんでした。



スペイン語の単語力向上におすすめのアレとは?
スペイン語習得のために単語力を鍛えるにはどうすればいいのか?
それはズバリ、文章を使って単語を学んでいくこと。
方法は単純で、スペイン語で書かれた長めの文章を読み、その文章に出てくるわからない単語を習得していくだけ。
単語帳を使って単語を覚えていくのではなく、文章から学んでいきます。
スペイン語の語彙力向上に単語帳を使わず文章を使う3つの理由
①それぞれの単語への印象が強く残りやすい
ここでちょっと想像してもらいたいのですが、
- 単語帳の30ページ目に出てきた単語「remontar」
- サッカーの新聞を読んでいて理解できなかった「remontar」
どちらの単語が印象に残るでしょうか?
1では単語帳に出てくる数ある単語の中の一つ、「remontar」
2ではサッカーの情報を知りたくて新聞を読んだものの、理解できなくて悔しい思いをした、「remontar」
おそらく多くの人は2の「remontar」の方が印象に残るのではないでしょうか。
remontarはサッカー用語で「逆転する」という意味があります。
スペイン語なり外国語の文章を読んでいて、分からない単語が一つ出てきたことで文章全体が理解できなくなった、、、こんな悔しいことはありませんよね。
そこで分からなかった単語の意味を調べることによって、文章が何を表しているのか理解できる。
この順序を生かすことで、あなたが知らなかった単語は『〜の場面で出てきた単語』として脳に焼きつくのです。
単語の意味を覚える上で重要なことは、その単語に何かしらの印象なり想い出があるかどうか。



そうすると別の機会で同じ単語が出てきたとき



といった風に意味を思い出すことができるのです。
単語の意味を知るうえで何より大切なのは、『長い間覚えておくことができるか』ということ。
単語帳を使って覚えた気になっているだけでは意味がありません。
②単語の使い方を実践で生かしやすい
たとえば単語帳で “desplazarse=移動する” という内容が出てきたとします。
この単語の意味を丸暗記したところで、実際に使う場面をどれほど想像できるでしょうか。
ほとんどの単語帳には例文が一緒に載っているかとは思いますが、自分で勉強する際に例文までしっかりと見て覚えるという人は少ないのではないでしょうか。
まして単語帳に出てくる例文は、わりとシンプルで簡単なもの。かんたんな日常会話程度であれば問題ないかもしれませんが、実際に自分が話す(話したい)ときの表現は複雑なものだったりしますよね。
- 単語帳:desplazarse al trabajo(仕事場へ移動する)
- 文章中に出てきた場合:〜los comerciantes que se desplazaron hacia……(……の方へ移動した事業家らは〜)
スペイン語の文章中でこの単語がどのように使われるか、組み込まれるのかがよりわかりやすくなります。



③熟語に触れる機会が増える
たとえば “dar” という単語。
「与える」という、英語のgiveのような意味があります。
しかし熟語になると意味が変わってきます。
たとえば “Este jersey parece dar de sí.” という文章があったとして、



という風に混乱しそうです。
この文章中では “dar=与える” という意味がハマらなさそうですね。
そこでよく調べてみると、“dar de sí=伸びる、広がる” という意味を持っていることがわかります。
ただ単語帳を使っているだけでは、”dar=与える” という内容で完結してしまうかもしれませんが、文章を使って覚えていくことで、このような熟語を覚えるきっかけを作ることもできます。
どうやってスペイン語の文章を見つければいいの?
日本に住んでいるとなかなかスペイン語の文章には出会えませんよね。
そんなときはインターネット上に無数にころがっているスペイン語のWebサイトを有効活用しましょう!
GoogleやYahoo!の検索ワードに、あなたが知っているスペイン語単語を入れて検索してみます。2つ3つ入れてみるとなおよいかもしれません。
すると検索結果にはスペイン語のWebサイトが出てくるはず。
そこに出てくるWebサイトのページを印刷して、わからない単語にマーカーをして意味を調べて読みすすめていくだけでかなり単語力があがります。



単語力の定着を狙いたい方へおすすめの単語の覚え方
もし時間があるならば、単語学習で使った文章を何日か後にもう一度読んでみることをオススメします。



そこにはすべて自分が知っている単語が並んでいるはず。
意味がわからない単語があるとすれば、それは記憶が定着していない証。
その単語を反復してもう一度覚えることによって、記憶の定着をうながすことができるでしょう。
スキマ時間を使ってスペイン語の勉強をしたい方へ



単語帳片手に通勤・通学のスキマ時間で勉強したいという方もいるはず。
その場合は文章を使ってあなたが知らなかった単語を抜き出し、あなた向けの単語帳を作ってみるとよいでしょう。
たとえばわたしはメモ帳アプリに知らなかった単語をメモして、移動中などのスキマ時間でさっと復習しています。



スペイン語で会話ができるようになるには
文章を使って単語力を鍛えても、実際に会話ができるようにならなければ意味がありませんよね。
インプットすることはとても大事ですが、それ以上にアウトプットができるようにならなければなりません。
外国語で喋ろうと思ったときにフレーズが出てこない。
でもそのフレーズを目にすると普通に読めるし、耳にすると聞いて理解できる。
使いこなすに至るまではインプットだけじゃだめ。圧倒的なアウトプットがあってこそ、やっと自分のものになる。
インプットして使える気になったらだめ。口に出そう
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽️🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年8月2日
実践的に単語を使いこなせるようになるためには、やはり会話をする機会を増やすことが大事。
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英会話レッスンとはいえスペイン語圏の先生もたくさんいるので、スペイン語の練習をしたいと伝えればOK。



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こちらの記事【体験談】DMM英会話でスペイン語のレッスンをやってみた!他社との比較や効果は?でも詳しく書いてます。


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文法の本を耳で聞いてみましょう。
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さらに文法の勉強したあとであれば、復習にもなります。



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まとめ:単語帳ではなく実践的なスペイン語から単語力をあげよう
語学学習をするにあたって、単語帳を使って単語力を鍛え、そのあと文章に当てはめていくという方法をついつい取りがちです。
しかしわたしが伝えたいのは単語→文章ではなく、文章→単語という学習順序。
たくさんのスペイン語(英語など)の文章に触れて、そこからわからなかった単語を抜き出して覚えていく。
この方法であればそれぞれの単語に色々な印象をつけながら効率的に覚えていくことができますよ。
ちなみにわたしが文章を読みながらわからなかった単語が出てきた場合に、意味を調べるツールとして白水社の現代スペイン語辞典を使っています。
白水社のスペイン語辞典はとっても見やすく、また掲載語数46500という量を誇るので専門的な単語も載っています。熟語も豊富で、例文も載っていてわかりやすい。
単語帳を使って単語を覚えるのではなく、実際の文章を使って覚えることで実践に近いスペイン語を学ぶことができる。
つまり生きたスペイン語により近い学習ができます。
一度試してみてはいかがでしょうか。
Muchas gracias por leer♡