
そんな風に新たなスタートを切ろうとしている方向けの記事です。
英語でもない外国語をゼロから独学で学ぶのは大変ですよね。どんな方法で勉強すればいいかもわからず、本当に話せるようになるんだろうか……と不安になるはず。
わたしはいまスペイン在住でスペイン語の会話は特に問題なく生活できていますが、初心者としてスペイン語の勉強をはじめた頃はかなり苦労しました。
社会人として働きながら独学で勉強しはじめたものの、まちがった勉強法をしていたため全く語学力が身につかず。。

そこで本記事ではその反省も踏まえて、スペイン語初心者が効率よく語学力アップできる学習法と気をつけるべきこと、役立つ参考書や辞書を紹介します。
最初に結論をあげるとこちら。
- 簡単なあいさつや日常会話をマスターする
- 文法の基本ルールを覚える
- 参考書や文法の本を耳で聴く
<気をつけるべきこと>
- 1日10分でもいいので毎日スペイン語に触れよう
- 文法を勉強してスペイン語を学んだ気にならないようにしよう
Amazonが運営するオーディブルでは、スペイン語の参考書を耳で聴いてリスニング練習ができます。(詳しくは記事半ばで!)
聞き取れないことにはスペイン語会話はできないので、初心者のうちから耳で慣れておくことはとても大事。
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目次
スペイン語初心者学習法①簡単なあいさつや日常会話をマスターする

スペイン語の超初級レベルとして、まずは初心者でもできる簡単なあいさつや日常会話を覚えましょう。
簡単なあいさつ
- やぁ!(英語でいうHi!みたいな感じ)……¡Hola!(オラ!)
- おはよう……Buenos días(ブエノス・ディアス)
- こんにちは……Buenas tardes(ブエナス・タルデス)
- こんばんは……Buenas noches(ブエナス・ノーチェス)
日常会話
- (あなたは)元気ですか?……¿Cómo estas?(コモ・エスタス?)
- 元気です……Estoy bien(エストイ・ビエン)
- 悪いです……Estoy mal(エストイ・マル)
スペイン語は感嘆符(!)や疑問符(?)をつけるとき、文章の前後につけます
例:¡Hola!、¿Cómo estas?
上記フレーズは日常会話で必ずといっていいほど使われる定番のものなので、まずはこれらを自然と使えるくらいまで練習してみましょう。


スペイン語でちょっとした短い会話ができるだけで、『スペイン語を話している自分』を実感してモチベーションアップにもつながります。
実際にあいさつの仕方を覚えても使ってみなければ意味がないので、こちらの記事【必見】スペイン語を話せるようになるには?日本でもできる方法とコツを紹介!を参考に話す機会を作ってみましょう。

スペイン語初心者学習法②文法の基本ルールを覚える

これからスペイン語学習をしていく中で重要となる、スペイン語文法の基本ルールについて頭に入れておきましょう。
- スペイン語で使われる文字は英語のアルファベット+Ñ
- 母音(a, e, i, o, u)は場合によってá, é, í, ó, úとアクセント記号がつく
- 動詞は主語によって形が変わる
- 文章に主語は必須ではない(主語をつけなくてもOK!)
- 主語や動詞、目的語などの順番は入れ替えできる
- 疑問文は肯定文とおなじ構成、アクセントの違いで疑問文にする
- 名詞は男性名詞と女性名詞に分かれている
- 英語と同じく名詞の前に冠詞がつく
- 冠詞は名詞ごと(男女別・単数複数別)によって変わる
9つのルールについてはこちらの記事【スペイン語の文法基礎】9つの基本ルールと簡単に文章が作れる動詞活用法でも詳しく解説しています。
本記事では例として、上記の基本ルールの中でも重要な2つを紹介します。
スペイン語文法ⅰ)動詞は主語によって形が変わる
日本語の場合、主語が「わたし」だろうと「彼」だろうと、動詞のかたちは変わりませんよね。
例:動詞「食べる」の場合
- わたしは〇〇を食べます。→ わたし+食べます
- あなたは〇〇を食べます。→ あなた+食べます
しかしスペイン語の場合、主語によって動詞の形が変化するのです。
例:動詞「食べる=Comer」の場合
- わたしは〇〇を食べます。→ Yo como 〇〇 → Yo+como
- あなたは〇〇を食べます。→ Tú comes 〇〇 → Tú+comes
主語は『わたし』『あなた』『彼(彼女)』『わたしたち』『あなたたち』『彼ら(彼女ら)』の6種類に分かれますが、それぞれの主語ごとに動詞の形は変化します。
例:動詞「食べる=Comer」の場合
- わたし(Yo)→ como
- あなた(Tú)→ comes
- 彼、彼女(El, Ella)→ come
- わたしたち(Nosotros)→ comemos
- あなたたち(Vosotros)→ comeis
- 彼ら、彼女ら(Ellos, Ellas)→ comen

動詞が主語によって変化するので、主語をつけなくても文章は通じます。

スペイン語文法ⅱ)名詞は男性名詞と女性名詞に分かれている
日本語はおろか英語にさえない概念の『男性名詞』と『女性名詞』。
車、りんご、家、クリスマスなどの名詞は基本的にすべて男性もしくは女性に区分されるのです。


一応分け方にも規則があるので、いまは以下の分け方だけでも覚えておきましょう。
- 男性名詞……単語の最後の文字がoで終わる(例:un mono(猿))
- 女性名詞……単語の最後の文字がaで終わる(例:una casa(家))

スペイン語初心者のうちは『こんなの覚えきれるかな……』と不安になるかもしれませんが、とりあえずいまは『こういうルールがあるんだ!』くらいで大丈夫です。
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スペイン語初心者学習法③参考書や文法の本を耳で聴く

スペイン語の勉強をはじめようと思ったら、まずは参考書を買ってイチからはじめるという人も多いはず。(おすすめの参考書は次の見出しで紹介します)
しかし参考書を買ってひたすら独学で勉強していても、スペイン語のテストでは満点を取れるかもしれませんが、実際に話す聞くとなると別。

そこでまずはコミュニケーション力をつけるために、『聞く力=リスニング力』をつけましょう。
ポイント:まずは聞けるようになるところから
スペイン語で会話をするためには『話す力』と『聞く力』どちらもできなければ会話は成立しません。
スペイン語での会話力を身につけたいあなたがまず最初に注力すべきなのは、聞き取れるようになること。
話す力は会話を繰り返していくたびにだんだんと身についていきますが、そもそも話すためには相手が何を言っているのか理解できなければ話そうにも話せません。
そこで最初に強化したいのは聞く力(リスニング力)。

聞く力を養うために、まずは文法や単語帳の本を耳で聴いてみましょう。
単語やフレーズをゆっくり区切って聴くことができるうえ、日本語の説明も入るので理解しやすい。
さらに文法の勉強をしたあとであれば、復習にもなります。

とはいえ、

スペイン語の参考書にはよくCD付きのものが売られていますが、CDを使う方法はおすすめしません。
というのも、いまどきCDを使って勉強する?
そもそもCDプレーヤーを持っている人が少ないし、CDを使うのが面倒なので長続きしません。これじゃ意味がない。
そこでおすすめなのが、本を耳で聴けるアプリ。

- Audible(オーディブル)……Amazonの本が聴けるオーディオブック
- audiobook.jp(オーディオブック)……本を耳で楽しむ読書アプリ
ここで読書アプリを上手く使う方法について紹介します。
リスニング初級編①Amazonオーディブルでスペイン語の参考書を聴く!
Amazonが運営するオーディブルは、12万冊以上の作品を聴き放題の月額サービス。
オーディブルはキクタンなど有名なスペイン語の参考書にも対応しており、

本の解説のように日本語とスペイン語を交互に読み流してくれるので、初心者でも無理なくリスニング練習をはじめられます。
オフライン再生可能なので、移動中でも気にせず利用できます。
最初の30日間は無料体験できるので、お金をかけずにリスニング基礎を練習できますよ。

オーディブルはいつでも退会(解約)可能。有料会員に切り替わる前に退会すればお金がかかりません。
さらにボイスブックを通常購入した場合は、退会後も聴き続けることができます。
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リスニング初級編②audiobook.jpの聴き放題プランで色んな本を聴こう!
audiobook.jpの聴き放題プランでスペイン語の色んな本を楽しんでみましょう。

オーディブルにはない本もたくさんあるので、要チェックです。
最初の2週間無料なので、無料期間を使って色んな種類のスペイン語に触れることができます。
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スペイン語のリスニングについてはこちらの記事【重要】スペイン語リスニングのコツ3つと初心者にもおすすめの練習方法でも詳しく紹介しています。
スペイン語入門に役立つ参考書・辞書
スペイン語入門の参考書①文法から学べるスペイン語
アマゾンのスペイン語売れ筋ランキング1位の本、文法から学べるスペイン語。
初心者にもわかりやすい説明で、さらにカラーページなので覚えやすく途中で飽きることもありません。
スペイン語入門の参考書②ゼロからスタートスペイン語
ゼロからスタートシリーズのスペイン語版です。名前の通りゼロからスタートする初心者向け。
こちらは会話編で、文法だけでなく実際に会話するときに使えるフレーズがたくさん載っています。
文法編もあるので、2冊セットで買って使うのもあり。
他のスペイン語参考書に比べて、比較的安価なのも助かる点です。


スペイン語学習に必須の辞書:現代スペイン語辞典(白水社)
スペイン語の辞書を買うなら、現代スペイン語辞典一択。
スペイン語辞典ではトップクラスの収録単語数46,500語で、実用性のある例文もついていてわかりやすい。
熟語や特殊な用語も豊富に紹介されてあるので、スペイン語レベルがあがったあともずっと使い続けられます。
スペインと中南米のスペイン語用法の違いもあわせて記載されているので、地域ごとの使いわけも学べます。

もうちょっとほかのスペイン語辞書も見てみたい……という方はこちらの記事【2020年版】スペイン語おすすめ辞書とアプリはこれ!ネイティブの先生も推薦もぜひ参考に。
スペイン語初心者が気をつけるべきこと

ポイント:1日10分でもいいので毎日スペイン語に触れよう
スペイン語だけでなく語学で一番大事なのは、反復して記憶を定着させること。
毎日継続してスペイン語学習を進めていくのがいちばんですが、
忙しいときは前の日のおさらいだけでもよし、簡単な日常会話を使ってみるだけでもよし。
初心者のうちは特に、毎日繰り返していくと定着率は格段にあがっていきます。
通勤通学のときや、料理するときなどのスキマ時間に参考書を耳で聴くのも◎

ポイント:文法を勉強してスペイン語を学んだ気にならないようにしよう
先ほどもちらっとお話ししましたが、日本人は特に机上での語学勉強に慣れてしまっているので、ついつい文法の勉強にチカラを入れがち。
実際にスペインでスペイン語を学んでいる日本人も、文法は完璧なのに会話力がまだまだ……というパターンの人がめっちゃ多い。

あくまで会話する力を身につけることが最優先だということを忘れず、文法の勉強は補助として考えましょう。
まとめ:毎日コツコツ積み重ねて脱スペイン語初心者をめざそう!
スペイン語初心者のあなたにはじめてほしいのはこれらたった3つだけ!
- 簡単なあいさつや日常会話をマスターする
- 文法の基本ルールを覚える
- 参考書や文法の本を耳で聴く
語学は残念ながら3日間でできるようにはならないので、毎日コツコツ積み重ねていくことが大切です。
一度スペイン語がわかってくると勉強するのも楽しくなるので、まずは脱初心者をめざしてがんばりましょう!
Muchas gracias por leer♡
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聞き取れないことにはスペイン語会話はできないので、初心者のうちから耳で慣れておくことはとても大事。
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