【最大38%割引!】スペインの医療保険はこちら>>

スペインのATM手数料の安い銀行は?現金を引き出すときの注意点を在住者が解説

当サイトの記事内には広告が含まれています。

スペインの銀行ATMで手数料が安いのはどこ?

スペイン滞在中に現金が必要になったとき、どのATMを使えばお得なのかわからないですよね。

私自身も先日ATMで日本で発行した国際キャッシュカードを使って現金を引き出したら、驚愕の手数料がかかってしまいました。

あまりの悔しさに色んな銀行の手数料を調べまくりました

そこで本記事ではスペイン在住の筆者が、スペインの銀行ATMを利用するときの手数料と注意点を解説します。

当記事のデータは2019年時点のものです。現在は変更している可能性があります。

目次

スペインで使ってはいけないATM手数料が高い銀行

①Santander(サンタンデール)

ATM手数料(引き出し)5ユーロ
SantanderのATM手数料

サンタンデール銀行(Banco Santander)はスペイン最大の国際的な銀行で、欧州を中心に広く展開しています。

スペイン国内で時価総額トップの金融機関で、グループは銀行業務、投資銀行、資産運用、保険などを提供。

世界中で数十カ国に拠点を持ち、特にスペイン、イギリス、ラテンアメリカ地域で強力な存在です。

スペイン国内では大きな都市だけでなく、郊外や小さな街でも比較的よく見かけます。

Caixaと同様にすぐ見つけることができるので便利ですが、ATMでお金を引き出すと1回の取引で5ユーロもかかってしまうので注意。

またpopularという銀行もSantanderグループの傘下に入ったため、手数料はSantanderと同様の5ユーロがかかります。

以前までpopularの銀行ATMは手数料無料でしたが、有料に変わりました

②BBVA(べべウベア)

ATM手数料(引き出し)6ユーロ
BBVAのATM手数料

BBVA(Banco Bilbao Vizcaya Argentaria)はスペイン・ビルバオ発祥の国際的な銀行。

時価総額はサンタンデール銀行に次いで2番目の金融機関です。

主要市場はスペイン、メキシコ、トルコで、アメリカやラテンアメリカ、ヨーロッパでも展開しています。

BBVAも上記2つの銀行に次いでよく見かける銀行ですが、ATM手数料は最も高く6ユーロも取られてしまいます。

お金を引き出すのに約900円かかると思うと恐ろしいですね

③CaixaBank(カイシャバンク)

ATM手数料(引き出し)5ユーロ
CaixaBankのATM手数料

CaixaBankはスペインで業界3位の金融機関で、本社はバレンシア。

銀行業務、投資銀行、資産管理、保険など、幅広い金融サービスを提供しており、スペインだけでなくヨーロッパでも支社があります。

バルセロナを旅行するとCaixaBankが至るところにあるので、銀行ATMはすぐに見つかるはず。

たぶん日本のコンビニくらいあります。

しかしお金を引き出す際の手数料が5ユーロも取られてしまうので、安易に使わないようにしましょう。

ATMでの手続きの際に、

この取引には5ユーロかかりますが、続けて良いですか?

という確認画面が入るので、取引の最中にキャンセルすることも可能です。

④Banco Sabadell(バンコサバデル)

ATM手数料(引き出し)4.5ユーロ
Banco SabadellのATM手数料

サバデル銀行(Banco Sabadell)はスペインの金融機関で、本社はバルセロナに所在しています。

これまで紹介したサンタンデール銀行などはメガバンクですが、サバデル銀行は中小企業や個人顧客に焦点を当てた地方銀行のような位置付けです。

サバデル銀行も手数料の安い銀行として知られていましたが、2019年3月末時点で1回の取引に4.5ユーロかかりました。

手数料がかかるという確認画面が取引の途中で入るので、途中キャンセルは可能です。

スペインでATM手数料が安い銀行

①bankinter(バンキンテール)

ATM手数料(引き出し)無料
(上限500ユーロまで)
bankinterのATM手数料

bankinter銀行はマドリードに本社を置く、スペインの金融機関。

bankinterの銀行ATMは上限500ユーロまでの引き出しであれば、手数料は無料です。

引き落とし元の銀行口座の手数料(どのATMも一律)はかかりますよ

bankinterのATMは街中にあまりないので、見つけたときにはお金を下ろしておくと良いかもしれません。

②Bankia(バンキア)

ATM手数料(引き出し)1.75ユーロ
BankiaのATM手数料

Bankiaは2021年にCaixaBankに吸収合併されたため、現在は銀行やATMがありません。

BankiaのATMもお金を引き出すのに手数料がそれほどかからない銀行です。

1回の引き出しに1.75ユーロが付属されて、お金を引き落とされます。

例えば300ユーロを下ろしたい場合は、取引明細の引き落とし額が301.75ユーロと記載されます。

スペインで銀行ATMを使うときの注意点

現金を引き出すときに両替はしない(現地通貨建て)

日本発行のキャッシュカードを海外で使うと、ATMによっては引き出すお金を両替するかしないか聞かれることがあります。

この場合、両替をするための銀行の為替レートは非常に悪いパターンが多いので、両替は選択せずに現地通貨建てで引き出しましょう。

現地通貨建てで現金を引き出すには?

ATM操作中に引き出したい金額などを入力後、両替の有無を聞かれたら、

Without conversion“もしくは”EUR“を選択してください。

conversión = 両替

クレジットカードでキャッシングをする場合も同様です。

英語が苦手な人や海外のATMの使い方に慣れていない人は慌てるかもしれないので、1つずつ翻訳しながら確実に進めましょう。

わたしは久しぶりにやるときに結構焦ります

ユーロを引き出すときは50€以下のお札にする

スペインの現地通貨ユーロ札は5€〜500€までありますが、200€札や500€札などの高額紙幣はあまり街中で使われていません。

そのため高額紙幣で支払おうとしても、お店によっては受け付けてもらえないこともあります。

スペインのATMは引き出す際に紙幣の組み合わせを選べることがあるので、20€札や50€札の組み合わせでお金を下ろすようにしましょう。

お金を崩すのが大変なので、日本で事前に両替するときも注意です

周りに怪しい人がいないか確認する

マドリードやバルセロナなど観光客の多い大都市は、スリやひったくりが多く見られます。

特に日本人観光客はお金を持っていると思われがちなので、狙われてしまうことも少なくありません。

銀行ATMでお金を下ろして財布に入れようとした瞬間を狙って、ひったくりをするケースもあります。

周りに怪しい人がいないか注意しておきましょう。

まとめ:スペインの銀行ATMは手数料が高い!引き出すときは注意しよう

スペインの各銀行ATMの手数料についてまとめました。

お金を下ろすだけで1度に500円以上も取られてしまう銀行がたくさんあるので、小さなお金でも侮れませんよね。

知らないところでお金を無駄にしないよう、お金を引き出すときに少し工夫してみましょう。

ただ個人的にはスリに遭うリスクなどを考えると、あまり現金を持ち歩くことはおすすめしません。

わたしは普段20ユーロ以上は財布に入れてません。

海外ではクレジットカード払いを基本にして、必要なときだけ現金を使うのがおすすめです。

スペインを旅行するときは必ず複数のクレジットカードを用意して、万が一に備えておきましょう。

Muchas gracias por leer♡

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次