【実体験】海外移住やめとけは本当？失敗して後悔する人の特徴5選【在住者が激白】

日本で安定して暮らしていた生活を捨てて、海外移住するのはそう簡単ではありませんよね。

海外に住み続けられるビザを得られるのか、海外で就労許可が降りるのか、海外でも仕事をして生計を立てられるのか……

など考えはじめるとキリがありません。

日本を離れてみてやっと日本の良さがわかる人も多いので、『海外移住やめとけばよかった……』と後悔してしまうことも。

そこで本記事では海外移住8年目の筆者が、海外移住に失敗する人の特徴や移住前にやるべきことを経験談とともに解説します。

 本記事の内容

 本記事の信頼性

海外移住はやめとけと言われる理由

海外生活のいいイメージしか知らない

「海外生活＝華やかでおしゃれな生活」と思っている人は要注意。

テレビや映画で見る海外での暮らしは良い部分を切り取ったものばかりで、裏に隠れた苦労は見過ごされがち。

日本では当たり前にできていたことが海外だとできなくなるので、ささいな事でもストレスになってしまいます。

日本が嫌になって海外に逃げた人でも、母国が恋しくなる瞬間は必ず訪れますよ。

海外に住むだけで英語を話せると思っている

海外生活をしていれば、自然と英語ができるようになると思い込んでいると苦労します。

英語環境に身を置いたからといって、自分が英語でコミュニケーションできるようになるかは別の話。

意外とカタコトの英語だけで生活できてしまうので、何も努力しなければ語学力は伸びません。

結婚や子育てなど人生の節目が遅れる

独身のときに海外移住をすると、結婚や子育て、家の購入などのタイミングが遅れてしまいます。

日本ではほとんどの人が20代後半になると結婚し始め、子どもができて家を購入する人生を歩みますが、海外には色んな人がいます。

30代でも学生をしている人がいれば、国を移動しながら転々と生活している人もいます。

親から「海外移住はやめとけ」と言われるのも、

という思いから来ているかも。

子どもや家族にストレスがかかる

子連れで海外移住をするなら、まったく異なる環境で過ごすことで子どもにストレスがかかることも。

特に小学生以上の子どもの場合は、学校の友達と離れてしまうのは辛いもの。

移住先で子どもが学校に馴染めなかったり友達ができなかったりすると、繊細な学生時代に影響を与えてしまいます。

という人でも、日本で暮らす両親や家族に心配やストレスをかけてしまうことも。

すぐに日本に帰れない距離なら、なおさら「海外移住はやめとけ」と言われてしまいます。

日本に戻ってから再就職・キャリア形成が難しい

海外移住に失敗して日本に帰国することになった場合、再就職するのが難しいのも懸念点の一つです。

一度キャリアを捨てて海外に行くと、戻ってきたときには以前のように働けないことも。

海外転職をしてキャリアをステップアップさせたなら、日本に帰ってきても貴重な人材として働き口が見つかるかもしれませんが、

ということもあります。

海外で仕事の実績を上げられないと、日本帰国後のキャリア形成はあまり簡単ではありません。

後悔する前に知りたい海外移住のメリット・デメリット

メリット	デメリット
自分の世界が広がる 海外旅行や外国語への抵抗がなくなる 周りの目を気にせず自由に生きられる 刺激のある毎日を送れる	慣れない生活でストレスになる ビザに自分の人生を左右される 思うように会話ができない 日本の家族や友だちにすぐ会えない

海外移住のメリット

海外移住をすると日本では出会えない経験をたくさんできるので、自分の世界が広がって成長につながります。

島国の日本に住んでいると「海外に行く＝一大決心で行く」という感覚がありますが、一度海外に出るとフットワークが軽くなるのも事実。

隣の県に移動する感覚で、近隣の国にも行けるようになります。

また海外生活では周りの目を気にすることなく、自分のしたいことを自由にできるのも魅力の一つです。

海外移住のデメリット

海外生活では住む場所や仕事のこと、お金のことなど心配事はつきません。

自由を得るかわりに苦労を伴うのも現実です。

悔しい思いばかりする毎日でも、気心の知れた日本の家族や友だちにもすぐ会えないのでストレス発散もできません。

海外移住をしたい目的がはっきりとあるならモチベーションも維持できますが、そうでない場合はなかなか頑張り続けるのも大変ですよ。

海外移住のメリット・デメリットに関する口コミ

海外移住はやめとけ！失敗する人の特徴5選

①経済力や稼ぐスキルがない

海外移住の失敗例No.1が、経済力や稼ぐスキルがないことによる失敗。

留学やワーホリをきっかけに海外移住する人に多い特徴です。

学生としての海外移住はビザを取りやすくハードルが低いのですが、留学生は就労許可が限定的で思うように仕事ができません。

のいずれかになってしまうので長続きしにくいのも現状です。

経済的に厳しくても、海外生活は引っ越しやビザ関連の費用（経済力証明や弁護士費用など）、学費などで大きなお金が必要になります。

お金は海外生活の困りごとやストレスの大部分を解決してくれるので、経済力や稼ぐスキルの有無が海外移住の成功を左右するともいえますよ。

SNSではこんな意見もありました

身寄りのない海外生活でお金が助けてくれる部分は大きいと思う。
コロナ渦の時、パニックの中で帰国するよりWAに残った方が安全って判断が出来たのは一応貯金があったからだもんな。。
あと英語に自信なくてもお金があれば、トラブルの際はプロに頼めばいい。 https://t.co/QpVHV2HBO9

— Pachapa @Perth🇦🇺ヘアメイクお休み中 (@perthhairmake) July 5, 2022

②英語ができない

海外移住先が英語圏か非英語圏かにかかわらず大切なのが、英語力の有無。

海外で英語を頼りにできるかで、海外生活の難易度や生計を立てられるかが決まってきます。

英語圏であれば言わずもがな英語がなければ生きていけませんが、非英語圏でも

という3点で英語力はとくに重要です。

仕事の獲得における英語の重要性

海外移住して現地の企業で働くことを視野に入れる人も多いですが、海外求人をみると英語力を要求されるケースが大多数を占めます。

筆者は非英語圏のスペインに住んでいますが、求人でビジネス英語を求められるのはよくあること。

もはや外国人は英語ができて当たり前と思われるので、英語が話せなければ用なしといえるほどです。

英語で情報収集すると世界が広がる

日本に住んでいれば必要な情報はほとんど日本語で見つかりますが、海外生活ではそうもいきません。

海外に住むということは、外国人が発信している情報をもとに情報収集しなければならないので、「外国語で調べる力」は必須です。

さらにインターネット上にあるサイトのうち、50％以上が英語で書かれているという統計があり、英語で情報収集を得られると一気に世界が広がります。

英語を併用してコミュニティを広げる

海外に住む人全員が現地の言葉を話せるわけでもなく、英語だけで仕事をしたり大学に通ったりする人もたくさんいます。

とくに外国人同士で集まると、会話の共通語は英語に統一されることも珍しくないので、英語が話せないと友人づくりでかなりネックに。

現地の言葉を一生懸命学ぶことも大事ですが、英語をおろそかにするとかなり不便ですよ。

③人に聞いてばかりで自分で調べない

海外生活でなにか困ったことや未知のことに出会ったときに、自分で調べて解決する自己解決力が低い人も海外移住に失敗しやすいです。

経験者に聞くのも一つの手ですが、それはあくまで自分で調べつくして行き詰まったときの選択肢。

なにか問題があるたびに毎回優しく答えてくれる人もそうそういませんし、すぐ人に頼る思考を持ってしまうと成長につながりません。

まずはかんたんなところからGoogleで検索してみたり、サイトの情報を事細かくみたり。

外国語で検索してみたり、直接電話やメールでカスタマーサポートに問い合わせるのもありです。

今は無料の情報がネット上にたくさん出ているので、自分で調べれば解決することもたくさんありますよ。

④完璧主義や偏重な考え方

「これはこうじゃなきゃダメ」と考える完璧主義の人や、物事を多様な視点で見られない偏重な考え方を持つ人は海外移住に挫折しがち。

日本人は外国人の少ない島国で育った国民性もあり、地域によっても生活にそれほど差はないので、おおむね同じ考え方を持っている人たちと共生しています。

しかし海外ではほんとーうにいろんな人が、多種多様な考え方を持って暮らしています。

その中でうまく生きていくためには、ある程度の柔軟性や適応力が必要です。

「日本人として育った感覚を忘れろ」というわけではありませんが、自分とちがう価値観を持つ人を受け入れる気持ちがなくては、ストレスばかりの移住生活になってしまいます。

⑤海外滞在の経験がない

海外移住したいからといって、旅行で得た経験や知識をベースに海外移住するのは危険です。

なんてことはよくある話。

旅行で訪れた国に惚れこんで海外移住を決意するのもいいですが、移住前に最低でも数週間の短期滞在を経験しておきましょう。

短期滞在をするならホテル住まいではなく、期間限定でアパートを借りると◎。

とはいえ正直な話、永住できる場所かどうかは数週間の短期滞在ではわかりません。

なんなら最初の3年〜5年は楽しく暮らせていたのに、突然「ここは自分の住みたい国ではないな……」と気が変わることも。

実際に何年か住んでみないとわからない部分もありますが、最低でも数週間の滞在を経験しておくことで致命的な失敗を避けることができます。

周りの人の評判や憧れの気持ちで海外移住の衝動に駆られないよう、まずは自分の目と心でしっかりと確認しておきましょう。

【実体験】海外移住に失敗した人の末路

貯金が底をついて泣く泣く帰国

バルセロナで出会った日本人が実際に経験した海外移住の末路です。

海外ではビザや語学力の問題でなかなか思うように働けず、貯金を切り崩しながら生活するのも珍しくありません。

安定した収入を得るには、日本で働くのが一番かんたんです。

SNSでも同様の体験談がありました

海外での中途半端な生活に危機感を感じて帰国

学生やワーホリで海外移住してきた人の多くは、その場しのぎの中途半端な生活になってしまいます。

学生時代の友人が安定した生活を送っている様子を目の当たりにすると、将来に不安や焦りを感じてしまうことも。

SNSでも同様の体験談がありました

その他：海外移住で苦労した人の体験談

お金とビザの問題を抱える人や、周りに友人や家族がいなくて寂しい思いをしている人もいました。

海外移住を成功させられるかは、総じて移住前にどれだけ準備できているかが大切です。

海外移住で失敗しないためにやるべきこと

海外移住で失敗したくないなら、準備を徹底しておきましょう。何事も後悔先に立たずです。

なんなら海外移住で後悔してしまったら、日本に戻って人生やりなおしも大変、海外移住をそのまま続けるのも大変になり詰んでしまいます。

できることはすべてやっておくぐらいの気持ちで、「あのときあれをやっておけば……」と後悔しないようにしましょう。

海外就職の求人をチェックする

まず最初にあなたが今の状態で海外でも仕事に就けるか、チェックしてみましょう。

いちばん手っ取り早いのは、海外転職エージェントに聞いてみること。

1人であれこれ考えるよりも、海外就職専門の人に相談してみる方が圧倒的に効率がいいですし、

もし海外就職できるようなスキルや経験を持っていない場合は、自分に必要なものも第三者目線でわかります。

ビズリーチは管理職やグローバル人材向けのハイクラス会員制転職サイト。

登録すると優良企業や一流ヘッドハンターから、即戦力のあなたにスカウトが届きます。

公に出ることの少ない海外勤務求人特集もあり、海外の地域別に求人を探すことも可能です。

ほかの転職エージェントと異なり面談をして求人を紹介してもらう必要なく、自分のペースで希望する求人を探すことができます。

会員登録しておけば驚きのスカウトが届く可能性もあるので、海外勤務のチャンスを広げるために登録しておくのがおすすめです。

海外からリモートワークできる仕事がある人や、在宅フリーランスで稼げる人でも、海外移住中に仕事を失って現地で職探しをする可能性があります。

そんなときでも移住先で仕事が見つかるかどうか、海外でどんな求人が多いかをあらかじめ頭に入れておくことは未来の自分を助けますよ。

＼年収600万円以上の方に支持される転職サービスNo.1／

• 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
• プロのヘッドハンターに相談できる
• 海外勤務特集あり

在宅で稼ぐスキルを身につける

海外就職できるようなスキルを持っていない、もしくは海外からリモートワークできる仕事をしてみたいという人は、場所を問わず稼げるスキルを身につけましょう。

総じて手に職をつけておくと、海外でも食いっぱぐれることはありません。

SNSではこんな意見もありました

コメントありがとうございます。
ワーホリ後のことを考えて生活していたんですが海外に残って生活している人は結局スキルがある人でスキルのない人はファームやカフェなどで働いて時間だけが流れていくんだろうなと思いました。
日本に戻ったほうがいいと思ってもダラダラしてる人本当多い気がします。

— k (@Australia2023_k) October 5, 2023

英会話の練習を毎日コツコツする

海外移住に役立つスキルを持っていて余裕があるなら、語学力を身につけましょう。

座学での勉強よりも、オンライン英会話などを利用して「聞く」「話す」部分の練習をするのがおすすめです。

海外生活ではTOEICの点数よりも、英語でどれだけ日常会話をストレスなくできるかが大切！

読んだり書いたりすることはできるのに、いざネイティブの外国人と会話するとなると全く聞き取れない……なんてことも珍しくありません。

単語帳を使ってコツコツ語彙力を鍛えるのもいいですが、会話力を伸ばすほうが圧倒的に未来の自分を助けてくれますよ。

DMM英会話は130か国以上の講師とレッスンができる、業界No.1のオンライン英会話サービス。

講師の出身国によっては、『英語＋スペイン語』といった色んな言語を学べるのも嬉しい点。

日本人講師もいるので『最初から外国人の先生だと不安……』という人でも安心です。

＼体験から3日以内の入会で初月50％OFF！／

• 131か国の講師と話せる
• 25分×2回の無料レッスン付き

旅行ではなく短期滞在してみる

海外移住先はあなたの人生の多くの時間を過ごし、生活習慣だけでなく性格や人間性までも変えてしまうかもしれない場所。

旅行で行って気に入ったから移住したいとか、街並みや現地の生活にあこがれて移住したいとか、アイデアベースで考えるのは要注意です。

海外移住したいなら旅行ではなく、最低でも数週間の短期滞在をして「住むことを意識した滞在・リサーチ」をしておきましょう。

「実際に住んでみたら、思っていたのと違った」というミスマッチを防ぐこともできます。

まとめ：海外移住をやめるべきかは準備次第！失敗しないようスキルを磨こう

海外移住のメリットやデメリット、失敗しないためにやるべきことを4つ解説しました。

海外移住は人生の大きな分岐点になります。

良くも悪くもあなたの人生を大きく変えるきっかけになるため、事前の準備はとっても大切です。

あなたの海外移住が成功となり、より良い人生となることを祈っています。

Muchas gracias por leer♡