

こんな方に向けた記事です。
こんにちは!ヨーロッパ移住4年目のほぺまゆ(@Jope_Mayu)です。
ヨーロッパに住んでいると、シェンゲン協定加盟国内であれば入国手続きをすることなくヨーロッパ各国を自由に旅することができます。ヨーロッパ好きには魅力的ですよね。
街並みがきれいなところが多く、『あんな場所に住んでみたいな〜』という人も多いはず。
そこで本記事では実際にヨーロッパに住んで4年目、ヨーロッパを20都市以上訪れたわたしが、ヨーロッパ移住を検討しているあなた向けに、海外移住におすすめのヨーロッパの国4選(おまけつき)と海外移住しやすい仕事について紹介します。
記事後半にはヨーロッパ移住のために今すぐやるべきことを3つあげていますので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
この記事が憧れのヨーロッパライフをつかむきっかけになりますように。
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目次
海外移住におすすめのヨーロッパの国①ドイツ

ポイント:フリーランスビザを取得しやすい
ドイツはヨーロッパの中でも移民を多く受け入れている国だと言われています。

フリーランスビザを取得しやすいこともあり、イラストレーターやWebデザイナー、ブロガーなどドイツでフリーランスとして働いている日本人もたくさんいます。
日本でフリーランスとして働きはじめ、リモートワークが可能になったら拠点を移してドイツへ移住という選択肢もありですね。
実際にドイツ移住を果たしたイラストレーターの高田ゲンキさんの著書は必読です。
ポイント:学費が無料
ドイツは移民でも教育費が無料というのが嬉しい点。
国公立大学もなんと無償で行けちゃうのです。すごい。大学進学に何百万も払わなければならない日本人の感覚からすると、もう意味がわからないですよね。(ちなみに日本でも一定の条件を満たせば大学の授業料は免除されます)
子育て世代もしくは今後子育てをする予定の方なら、ドイツは移住におすすめです。
ポイント:日本人が暮らしやすい
フリーランスビザが取得しやすい、移民を多く受け入れているという背景もあって、ドイツに住んでいる日本人はかなり多くいます。
日本人が多く住んでいるということは日本語で得られる情報も多く、日本食スーパーもあり、日本人にとって暮らしやすい場所といえるでしょう。
さらにドイツ人の国民性は「真面目」「時間厳守」といったように日本人と似ている部分があるので、他の国と比べてカルチャーショックを受けにくいかもしれません。
デメリット:冬は非常に寒い
ドイツの冬は寒い。ほんとうに寒い。
わたし自身クリスマス前の時期にドイツを旅しましたが、持っている防寒具をすべて持っていっても寒かったので、
寒さが苦手という人は避けたほうがいいかも。
海外移住におすすめのヨーロッパの国②オランダ

ポイント:子育て環境が整っている
オランダは夫婦や家族におすすめの移住先の1つ。
オランダに住む人であれば外国人でも児童医療サービスや児童手当を受けることができ、働き手の方には保育園での支援サービスも整っています。保育園に預けても手当金が出ます。
日本のように『保育園に預けたいけど受け入れ先がない』という状況にはならない安心感があります。
ポイント:英語を話せる人が多い
オランダではテレビが英語で流れていることもあり、子どもの頃から英語が身近な言葉になっています。
わたしの友人のオランダ人もあたりまえかのように英語を話しており、英語を話せるオランダ人は珍しくありません。
移住のスタートとして英語が通じる環境というのはとてもありがたい点です。
ポイント:ビザを取得しやすい
オランダは日本と日蘭通商航海条約という条約を結んでいるおかげで、オランダで起業する場合は他国の人よりもビザを取りやすいと言われています。
約80万円程度あれば開業申請、起業ビザ取得できるようで、5年間税金を払って住み続ければ永住権をもらうことも可能。
フリーランスであればドイツ、起業家であればオランダというのが良いかもしれません。
デメリット:料理があまり美味しくない
イタリア料理とかスペイン料理とかはよく耳にしますが、オランダ料理ってあんまり聞いたことがないですよね、、。
食文化があまり豊かではないオランダは、料理があまり美味しくないとも言われます。食事がおいしい日本からするとなおさらギャップが辛いかも。
さらに外食費は高くなるので、食の部分ではあまり充実しているとは言えません。
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海外移住におすすめのヨーロッパの国③北欧諸国

北欧といっても5ヶ国(フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド)ありますが、
正直どの国も似ているところが多く、1つの国だけを取り上げるのもはばかられるので『北欧諸国』とさせてもらいました。
ポイント:学費が無料(もしくは安い)
北欧4ヶ国は日本と違い『大きな政府(税負担を大きくして政府が国民の生活の面倒を見る)』というシステムを取っており、そのおかげで国民の教育にかかる費用はほとんど無償になっています。
ただ最近ではEU圏外の外国人であれば学費を払わなければならない国・都市も出てきており、学生として留学するならある程度のお金が必要になることも。
それでもアイスランドの大学では学部によって年間30万円程度と日本の学費に比べれば安いですし、北欧の教育レベルは高いので、ヨーロッパで子育てを考えている方はおすすめです。
ポイント:社会福祉が充実
先ほどもちらっと伝えましたが、大きな政府のおかげで北欧諸国の社会福祉は充実しています。
スウェーデンでは出産の費用や20歳までにかかる医療費は無料。さらに児童手当や両親手当も支給されるという手厚さ。子育て支援が充実しています。
生活する上でかかせない医療費や学費の負担が少ないのはありがたいですね。
デメリット:物価や税金が高い
『やっぱりか……』と言いたくなるデメリットですが、やはり北欧は物価や税金が高い。
たとえばスウェーデンやノルウェーの消費税は25%(引用:付加価値税率(標準税率及び食料品に対する適用税率)の国際比較)
国民の税負担率はスウェーデンで76,5%とかなり高い水準です。(ちなみに日本は37,2%)
払った分しっかりとした社会福祉を得られるという構図ですが、福祉サービスをあまり利用しない健康体で子どものいない働き手世代であればちょっと損に感じてしまうかも。
デメリット:日照時間が短い
北欧のデメリットとして忘れてはならないのが日照時間の短さ。
太陽が出ている時間が少なく、暗い時間が多いというの北欧の生活の特徴です。
地域によっては冬の1月、日の出が朝の11時で日の入りが14時、つまり日中の時間が3時間だけなんてことも。

移住を考えているなら生活リズムに問題がないかの確認も込めて、冬に短期滞在してみるといいかも。
海外移住におすすめのヨーロッパの国④スペイン

出ました、わたしが住んでいるスペイン。やはり入れずに終わるわけにはいきません。
ポイント:気候がいい
太陽の国とも呼ばれるスペイン。
地域にもよりますが、晴れの日がほとんどで空気も乾燥しているので過ごしやすい気候なのです。
実際にスペインに移住してきたヨーロッパの人たちに、スペイン移住の理由を聞くと

と言ってました。
特に雨の多いイギリスやアイルランド、暗い日が多い北欧の人からすると、いつも晴れていて太陽がさんさんと降り注ぐスペインは魅力的なようです。
ポイント:料理が美味しい
パエリアや生ハムが代表的なスペイン料理は日本人の口に合うおいしいものばかりで、観光客にも人気です。
美食の街とも呼ばれるサン・セバスチャンは世界各国の料理人が訪れる場所で、食のレベルが高い。
食べることが好きな人にとっては大事な部分ですよね。
ちなみにスペイン料理はこちらの記事【スペインの食べ物図鑑】日本人に人気なスペイン伝統料理を一覧で紹介!で紹介しているのでぜひ。
ポイント:公立の医療費が無料
あまり知られていないかもしれませんが、社会保険に加入していれば(社会保険料を払っていれば)スペインの公立の病院では医療費が無料です。
公立の病院であれば出産にかかる費用も無料。お金がかからないのに医療の質も私立より公立の方が良いそう。
ただ公立の病院は待ち時間が長く、緊急を要しない場合は数週間待たされることもあり、私立の病院に通うという人も。
デメリット:失業率が高く職探しが難しい
スペインは失業率が高い状態が続いており、コロナショック前の2020年1月でも失業率13,7%(引用:https://datosmacro.expansion.com/paro/espana?sc=LAB-)
リーマンショックの金融危機からずっと辛い状態が続いており、25歳以下の若者は2人に1人しか仕事に就けないと言われています。

わたしの周りで仕事に就けている若い人たちは、みな家族や友人知人のコネで入ったというパターンが多いので、移民で入ってくる外国人が同じ舞台で就活をするのは難しそうです。。
こちらの記事海外で働くには何が必要?具体的な方法とやるべきことを0から解説!では海外就職の方法やコツを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
おまけ:海外移住におすすめの国⑤ジョージア

ここでちょっとロシアの隣国であるジョージアを紹介します。ヨーロッパの国ではありませんが、海外移住しやすい国なので検討してみては。
ポイント:ビザなしで1年間滞在可能
ジョージアの驚くべき特徴No.1が『ノービザで365日滞在できる』という点。
ほかの国と比べると、ヨーロッパのシェンゲン協定加盟国内ではノービザで最大90日間、イギリスやカナダでも6ヶ月で、ジョージアの365日に匹敵する国はありません。
もはや1年に1回は日本へ帰るとすると、ビザの問題に苦しむことなくゆっくりと滞在できるのです。珍しすぎ。
ポイント:物価が安い
東欧はヨーロッパの中でも物価が安いのですが、ヨーロッパの東側に位置するジョージアも同じく物価が安い。
ジョージア料理の良いレストランでコース料理(サラダ・スープ・メイン・デザート)を食べても800〜1,000円程度。
ローカルな場所でランチをとっても100〜300円程度で済みます。財布に優しすぎ。
タクシーを使って移動すると、約1kmあたりたった1〜1.5リラ(約38〜58円)程度。ちょっと何言ってるのかわかりません。
ポイント:寛容でおもてなしの心がある
だから、ジョージアに住むメリットとして物質的なものが挙げられがちですが、実はその裏には、このような国民のメンタリティーが少なからず影響していることでしょう。
🇬🇪は客人を好む気持ちを持ち続け、親日国として、これからもたくさんの日本人の訪問を歓迎いたします🇬🇪🍷🇯🇵— ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア臨時代理大使 (@TeimurazLezhava) November 4, 2019
日本にいる駐日ジョージア臨時代理大使がおっしゃっているように、ジョージアは地理的にさまざまな宗教や人種、価値観の異なる人が訪れる場所になっていたこともあり、
外国人にも寛容でおもてなしの心が宿っています。しかも親日国。
慣れない海外の生活で周りから差別されることなく温かく受け入れてくれる土壌があるのは、とても嬉しい点です。
デメリット:ヨーロッパの永住権はとれない
ジョージアは残念ながらヨーロッパの国とはいえないので、永住権を得たからといってヨーロッパで適用されるわけではありません。
ただヨーロッパへのアクセスが良く、航空券も安く手に入るので、ジョージアで生活しながらたまにヨーロッパへ旅行なんていう生活も良いかも。
ちなみにスペインのバルセロナからポルトガルのリスボンまで、たった3ユーロ(約400円)で移動したことも!
ヨーロッパへの海外移住でおすすめの仕事は?
調理師・すし職人

ヨーロッパではお寿司をはじめとした日本食の人気がかなり高まっています。
わたしの住むスペインでも流行のようになっていて、街中には日本食レストランがたくさん。
日本人がつくる日本食というのは、それだけで本物感・特別感が出るので需要も高いといえるでしょう。
プログラマーやエンジニアなどの技術職

プログラマーやエンジニアのお仕事はいまの時代どこの企業もほしがる人材。
アプリを開発したり、Webサイトを製作したりと需要が多い仕事の1つです。
イラストレーター

イラストレーターはあなたのもつ絵の才能を強みにするお仕事。
フリーランスとして日本の企業からお仕事をもらいながら、ヨーロッパでリモートワークすることが可能です。
本記事では海外移住におすすめの仕事を3つあげましたが、こちらの記事海外移住におすすめの仕事15選!役立つ資格や内定を勝ちとるコツも合わせて紹介にもさらに多くの仕事を紹介しています。
ヨーロッパへの海外移住のために今すぐやるべきこと
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まとめ:ヨーロッパ移住は難しくない、行動に移すだけ
日本から10,000km離れたヨーロッパへ移住と考えると、なんだか難しくて大変そうなイメージがあるかもしれませんが、
実際にヨーロッパ移住を叶えている日本人はたくさんいます。
できるかできないかは、あなたが行動に移すかどうかだけなのです。
まずはかんたんなところから、海外転職エージェントに登録してみてヨーロッパ勤務の求人がないか空いた時間で探してみてはいかがでしょうか。
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