スペイン語の勉強法をゼロから徹底解説！独学の失敗談も公開【完全版】

スペイン語の勉強をしようと思っても、何から始めればいいかわからないですよね。

筆者も最初はよくわからず、

スペイン語の勉強＝参考書で勉強！

と安易に考えて寝る前に独学で勉強していましたが、見事失敗。

スペイン留学をしたら語学学校初日に先生と会話ができず、学力テストさえ受けさせてもらえませんでした。

即初心者コース入り。

日本の英語教育によくある『教科書で学んだものの、実践では全く英語を話せない』という状況とまったく同じ。

その後は半年間試行錯誤し、スペインのサッカーチームで仕事を獲得するまでに成長できました。

本記事ではスペイン語学習歴7年以上の筆者が、初心者向けのスペイン語独学勉強法をゼロから徹底解説します。

スペイン語初心者のあなたが、筆者と同じ失敗をせず効率的に学習できるよう祈っています。

 本記事の内容

 本記事の信頼性

はじめに：スペイン語を勉強する前に用意するもの

参考書選びはあなたに合った1冊を

あくまで『スペイン語の勉強 ≠ 参考書で勉強』なので、用意するのは1冊で十分。

参考にわたしが使っていた本を紹介。

という方は、Kindle Unlimitedの30日間無料体験を使ってスペイン語の参考書を流し読みし、わかりやすい本や楽しめる本を選ぶのもアリ。

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辞書は『現代スペイン語辞典』がおすすめ

白水社の『現代スペイン語辞典』はとにかくわかりやすいのでイチオシ。

ほかの辞書とも比べてみましたが、紙辞書にするならこれ一択。

熟語や特殊な用語も豊富に紹介されてあるので、スペイン語レベルが上がった後もずっと使い続けられます。

という方は、別記事にてタイプ別辞書それぞれの特徴やメリットデメリット、おすすめの辞書をまとめているのでぜひ参考に。

それでは参考書と辞書の準備ができたら、本格的に勉強に取り組んでいきましょう！

スペイン語の勉強法：リスニング対策5選

スペイン語の勉強を始める初心者は、まず耳を使ってスペイン語を学びましょう。

机の上で参考書を広げてひたすら勉強しても、スペイン語話者と会話できるようにはなりません。

スペイン語で会話できるようになるには、相手の言っていることを理解する（＝リスニング力）が先決です。

①スペイン語の参考書を耳で聴く

スペイン語の参考書や単語帳を耳で聴くことで、リスニング力だけでなく文法と語彙力を鍛えられます。

スペイン語の参考書を耳で聴くなら、付属のCDを使うよりもアプリで聴く方が効率的です。

アプリを使えばスキマ時間にも勉強できるので、忙しい人はもちろんのこと前日の復習も気軽にできます。

Amazonが運営するオーディブルは、12万冊以上の作品を聴き放題の月額サービス。

オーディブルはキクタンなど有名なスペイン語の参考書にも対応しています。

本の解説のように日本語とスペイン語を交互に読み流してくれるので、初心者でもリスニング練習をはじめられますよ。

実際にスペイン語の勉強でオーディブルを利用している人もたくさんいます。

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オーディブルはいつでも退会（解約）可能。有料会員に切り替わる前に退会すればお金がかかりません。

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②スペイン語の歌を聴く

スペイン語の歌を聞くのは、実際に現地スペインの語学学校でも取り入れられている学習法です。

印象に残るフレーズがあれば記憶にも定着しやすいし、リズムがあることで楽しくスペイン語を学べます。

アマゾンのAmazon Music Unlimitedならスペイン語の曲を1ヶ月無料でたくさん聴けますよ。

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③スペイン語のYouTubeを聴く

だれでも気軽にスペイン語を聞くことができるのがYouTube。

独学だとわかりにくい文法の解説動画や、ビジネス向けのスペイン語動画などさまざま。

ゼロからスペイン語を学びたい人におすすめなのはProfeDeELE.esというスペイン語解説チャンネル。

基礎の基礎であるA1レベルから動画が収録されているので、スペイン語初心者でも始めやすい。

ちょっとした日常会話や自己紹介のスピーチ、文法の解説などの動画を完全スペイン語で聞くことができます。

多くの動画にチャレンジする必要はありません。

最初は聞き取れなかったものを聞き取れるようになるまで、何度もくり返し聞きましょう。

④スペイン語の子ども向けアニメを観る

スペイン語のリスニングに慣れてきたら、子ども向けのアニメを観てみましょう。

子どもでも理解できる単語を使っているので、難しいフレーズはあまりありません。

スペイン語はまだまだ自信がない人でもチャレンジできます。

Disney+は子ども向けのアニメやファミリー向けの作品が多いので、スペイン語映画を見るファーストステップとしておすすめです。

ほかの動画配信サービスと比べてもスペイン語に対応した作品が多いので、スペイン語学習に使える作品を探す手間も省けます。

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⑤スペイン語の映画・ドラマを観る

スペイン語を聞いてスムーズに理解できるようになったら、スペイン語の映画やドラマを観てみましょう。

選ぶジャンルによって難易度や習得できる単語も変わります。

日本に住んでいると、どうしてもスペイン語で視聴できるコンテンツが限られてしまいます。

より多くの作品をスペイン語で楽しみたいなら、VPNを利用して居住地をスペインに設定するのがおすすめ。

スペイン語の勉強法：スピーキング対策4選

スペイン語を読んだり聞いたりはできるけど、いざ自分が話すとなったら言葉が出てこない人も多いはず。

残念ながら「スペイン語を理解できる＝スペイン語を話せる」わけではありません。

スペイン語の勉強とは別に、スペイン語を話すスピーキングの練習は必須です。

①スペイン語のオンラインレッスンを受ける

きれいなスペイン語を話したいなら、初心者のうちからオンラインレッスンを受けるのがおすすめ。

スペイン語話者と友だち感覚で話すだけでは、あなたのスペイン語が間違っていてもスルーされてしまいます。

という方はオンラインレッスンを受講して、文法の間違いや単語選びのミスを指摘してもらいましょう。

DMM英会話には色んな国籍の先生が集まっているので、スペイン語圏の先生を選択すればスペイン語でのレッスンも可能。

あまり自信がない人でもあなたのスペイン語力に合わせてレッスンをしてくれますし、英語でサポートしながら会話してもらえることも。

裏ワザ！AI講師とスペイン語でチャット練習ができる

DMM英会話はChatGPT搭載のAI英会話ができます。

AI講師とチャット形式で会話練習ができるのですが、スペイン語で話しかけるとスペイン語で会話してくれます。

入力した文章をフィードバックしてくれるので、自分のスペイン語を訂正したい人にも便利です。

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さらに詳しく知りたい方はこちらの記事DMM英会話のスペイン語レッスン体験談！他社との料金比較や特徴は？【コスパ最強】でもどうぞ。

②AIによるスペイン語学習プログラムを使う

スペイン語の会話練習がまだ早いと感じる人は、AIによるスペイン語学習プログラムを受けてみましょう。

gymglishのスペイン語レッスン では、AIがあなたのスペイン語レベルに合わせたレッスン内容を提供してくれます。

語学学習プログラムgymglishシリーズのスペイン語版Hotel Borbollónで、楽しくスペイン語学習を続けてみては。

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• スマホでかんたん受講

③国際交流イベントに参加する

スペイン語を話す機会を増やしたいなら、国際交流イベントに参加しましょう。

日本でも主要都市であれば、日本在住の外国人が参加する言語交換イベントが開催されていますよ。

さらにイベント内で友だちができれば、イベントの日だけでなく継続して会話ができるようになります。

国際交流イベントは下記サイトで見つけることができます。

日本最大級の街コン情報サイト、街コンジャパン。

出会い系のイベント？と思ってしまいがちですが、友だちを作る目的の友活イベントもたくさんあります。

イベント掲載数はNo.1で、外国人と出会いたい人のための国際交流イベントも毎週開催中。

イベントの例：国際交流パーティー

日本人と外国人の国際交流にぴったりな恋活パーティー。

1人だと不安な人でも大丈夫！男性の約7割、女性の約4割がお一人様での参加なので、浮いてしまうこともありません。

イベントの例：クラフトビールを飲みながら外国人の友達作り

日曜日のお昼にクラフトビールを飲みながら外国人の友達を作ろう！というイベント。

イベント中はゲームも開催されるので、外国人と仲良くなるきっかけを作りやすいのも◎。

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こちらの別ブログの記事外国人と出会える！国際交流イベントの探し方をまとめてみたでも詳しく紹介しています。

④リゾートバイトで外国人と会話する

スペイン語の勉強をしているなら、いずれスペインへ留学してみたい人も多いはず。

リゾートバイトをすると外国語会話の練習ができる上、高時給でお金を稼げるダブルのメリットがあります。

特に大学生で時間に余裕がある人は、有名観光地でリゾートバイトをするのがぴったりです。

スペイン語の勉強法：リーディング対策3選

スペイン語検定やDELEなどのテストを受けるなら、リーディング対策は基本です。

他にもスペイン語を読むことができたら、検索エンジンで調べるときやSNSを使うときにも便利。

スペイン語を使って仕事をしたい人も必須の「読む力」を強化しましょう。

①スマホの言語設定をスペイン語にする

だれでもすぐにできるリーディング対策がスマホの言語設定をスペイン語に変えること。

毎日見るスマホをスペイン語にすることで、強制的にスペイン語と向き合うことができます。

スマホの表示は単語や短い文章ばかりなので、スペイン語初心者も始めやすい勉強法です。

②スペイン語で情報収集する

スペイン語の文章を読むのに抵抗がなくなったら、スペイン語で情報収集を始めましょう。

わからない単語の意味をスペイン語で調べたり、スペインにまつわる内容をネットサーフィンしたりするのもよし。

スペイン語の単語の意味をスペイン語で調べる西西辞典を使うなら、Real Academia Española(RAE)のDLeがおすすめ。

スペイン王立アカデミーが提供しているもので、実際にスペインの語学学校の授業でも使われています。

スペイン語の単語説明文の中でもわからない単語が出てきたら、その単語をクリックすると単語の意味をまたさらに説明してくれます。

操作性がよく、わからない単語を都度検索しなくていいのが◎。

西西辞書は理解するのが大変なイメージもありますが、スペイン語まみれの脳にできるので語学力アップに効果的です。

③スペイン語の本を読む

スペイン語をスラスラ読めるようになったら、スペイン語の本を読んでみましょう。

ある程度スペイン語に自信がある人でも、意味がわからない単語が出てくるはず。

スペイン語の本でリーディング練習をするときは、「精読」と「多読」の2種類をバランスよく取り入れると◎。

知らない単語が出てくるたびに調べると読むのに時間がかかりますし、読み飛ばして先に進んでも語彙力は身につきません。

精読と多読はそれぞれ良いメリットがあるので、どちらか一方に偏らず「火曜日は精読の日、木曜日は多読の日」という風に使い分けましょう。

実はKindle Unlimitedは洋書の取り扱いが幅広く、スペイン語の本もたくさんあります。

30日間の無料体験を使えば全て無料で読み放題なので、いろいろなスペイン語の本を読み漁ってみましょう。

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スペイン語の本を読めるか不安な人は、『星の王子さま』のスペイン語版が読みやすくておすすめです。（※Kindle Unlimited対象商品ではありません）

スペイン語の勉強法：ライティング対策3選

スペイン語のライティングはDELEなどのテストだけでなく、スペイン語話者とのやりとりでも非常に大切です。

ただスペイン語の参考書や本を読んでいても身につかないので、意識してライティング対策に取り組みましょう。

①スペイン語話者とメッセージ交換

スペイン語がまだわからない初心者だからこそ、ネイティブの人とメッセージ交換をしましょう。

日本語を話せない人と会話するのは少し不安かもしれませんが、最初からローカルの人たちが使う表現に慣れるのは大切ですよ。

教科書のスペイン語ではなく、ネイティブの言い回しがあなたにとってのスペイン語になります。

あなたがスペイン語を勉強する目的は、『スペイン語話者と話せるようになりたい』のはず。

日本人なまりのスペイン語に慣れたところで、日本人とスペイン語で話すのが目的ではありません。

教科書のスペイン語も同様。

日本にいながらでも言語交換アプリを使えば、日本語を勉強したいスペイン語話者を見つけることができます。

HelloTalk(ハロートーク)は世界150カ国以上、4000万人の会員で構成される最大の言語交換コミュニティです。

②スペイン語の写経をする

スペイン語の文章が書けなくて悩んでいるなら、写経を始めてみましょう。

写経とは本来仏教において経典を書き写すことを指しますが、語学学習で写経を使うとライティング力がアップします。

スペイン語の写経のやり方は、モデルとなるスペイン語の文章をノートに書き写すだけ。

ビジネスのスペイン語を学びたいならビジネス系の本、サッカーのスペイン語を学びたいならサッカーに関するニュースなど、好きなジャンルを選ぶと◎。

③スペイン語で日記を書く

スペイン語で毎日日記を書くと、自分にまつわる話題や内容をスペイン語にすることができます。

その日あったことを毎日くり返し書いていると、書くことが習慣化されて楽になっていくはず。

と思ったら、じっくり調べて学んで使う（アウトプットする）ことができます。

留学中だと毎日ネタは尽きませんが、生活がルーティン化している人はいつもと同じような日記になってしまいますよね。

毎日単調なことばかりの人は、テーマを決めて感想や意見を書きましょう。

たとえば毎日何かテーマ性のあるYouTube動画やニュース記事を1本見て、感想を書いてみるのもあり。

ちなみに新井リオさんが書かれた書籍「英語日記BOY」は、語学学習での日記を書くことの大切さがわかる一冊です。

独学のスペイン語学習におすすめの教材・参考書

①文法から学べるスペイン語

アマゾンのスペイン語売れ筋ランキング1位の本、文法から学べるスペイン語。

初心者にもわかりやすい説明で、さらにカラーページなので覚えやすく途中で飽きることもありません。

②ゼロからスタートスペイン語

ゼロからスタートシリーズのスペイン語版です。名前の通りゼロからスタートする初心者向け。

こちらは会話編で、文法だけでなく実際に会話するときに使えるフレーズがたくさん載っています。

文法編もあるので、2冊セットで買って使うのもあり。

他のスペイン語の参考書に比べても、比較的安いのが嬉しい点です。

③Nuevo Prisma

スペイン語中級者・上級者におすすめ

Nuevo Prismaは実際にスペインの語学学校で授業用の教材として使われている参考書。

スペイン語を学びたい外国人向けに作られた本で、教材の言語はすべてスペイン語で書かれています。

↓筆者自身も愛用しています↓

スペイン留学をしたいけど時間やお金の問題で行くことができないなら、独学で本場さながらの教材を使うのもありですよ。

独学のスペイン語学習におすすめのアプリ

HelloTalk：スペイン語ネイティブと言語交換できる

HelloTalk(ハロートーク)は世界150カ国以上、4000万人の会員で構成される最大の言語交換コミュニティです。

翻訳や自動字幕などの学習ツールも充実しているので、スペイン語初心者でもかんたんに会話ができます。

完全無料で世界中の現地人とつながることができるので、語学を学びたい人はぴったりです。

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• 世界150か国4000万人が利用
• 語学学習ツールが充実
• 完全無料

audiobook.jp：初心者向けのスペイン語リスニング

audiobook.jp(オーディオブック)は会員数が250万人を突破した日本のオーディオブックサービス。

スペイン語学習の参考書を耳で聴くことができるので、初心者向けのリスニング練習にぴったりです。

スペイン語以外にもビジネス書や実用書が充実しているので、仕事に活かしたいビジネスマンは損をすることもありません。

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Lingodeer：クイズやゲーム感覚でスペイン語を学べる

Lingodeerは12か国語の言語を中級レベルまで楽しく学べる語学学習アプリ。

世界1,000万人以上のユーザーに利用され、GooglePlayアワードも受賞しています。

すべての機能を利用するには有料会員になる必要がありますが、楽しく語学学習したい人にはぴったりです。

NHK WORLD JAPAN：多言語ニュースでスペイン語を読む・聞く練習

NHK WORLD JAPANはNHKの国際放送を聞くことができるアプリ。

つまりNHKで取り扱う日本のニュースを英語やスペイン語などの外国語で聞くことができます。

まったく知らない海外のニュースをスペイン語で聞くよりも、背景知識がある日本のニュースをスペイン語で聞けるので理解しやすいのが◎。

ニュースの表現に慣れると高いレベルの単語力も身につきますよ。

スペイン語の勉強にかかる時間・難易度

英語がわかればスペイン語の難易度は低い

以下の表は米国政府が公式サイトで発表している、英語話者が外国語でコミュニケーションをするためにかかる時間と難易度です。

76年間にわたる米国外交官への語学教育の経験をもとに作られています。

カテゴリー	必要時間	言語
カテゴリーI	24〜30週 (600-750時間)	デンマーク語、オランダ語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語、スウェーデン語、フランス語(30週)
カテゴリーII	約36週 (900時間)	ドイツ語、ハイチ語、インドネシア語、マレー語、スワヒリ語
カテゴリーIII	約44週 (1,100時間)	アルバニア語、アムハラ語、アルメニア語、アゼルバイジャン語、ベンガル語、ブルガリア語、ビルマ語、チェコ語、ダリ語、エストニア語、ペルシア語、フィンランド語、グルジア語、ギリシャ語、ヘブライ語、ヒンディー語、ハンガリー語、アイスランド語、カザフ語、クメール語、クルド語、キルギス語、ラオス語、ラトビア語、リトアニア語、マケドニア語、モンゴル語、ネパール語、ポーランド語、ロシア語、セルボ・クロアチア語、シンハラ語、スロバキア語、スロベニア語、ソマリア語、タガログ語、タジキスタン語、タミール語、テルグ語、タイ語、チベット語、トルコ語、トルクメン語、ウクライナ語、ウルドゥー語、ウズベク語、ベトナム語
カテゴリーIV	約88週 (2,200時間)	アラビア語、中国語（広東語）、中国語（北京語）、日本語、韓国語

参考：https://www.state.gov/foreign-language-training/

英語話者が平日に1日5時間ほど勉強して約半年、毎日1時間勉強して1年半〜2年程度かかります。

スペイン語は英語話者からすると最も学びやすく簡単なカテゴリーの言語。

そのため日本人でも英語がある程度わかれば、他の言語に比べて簡単といえます。

英語が苦手な人は最低でも1年必要

日本に住んでいると英語を話す必要がないので、英語を話せない人も多いはず。

筆者自身も英語を話せないままスペイン留学へ行ったので、日本語オンリーの状態からスペイン語を話すのはかなり手こずりました。

個人的な経験からいうと、英語が苦手な人はスペイン語で会話ができるようになるまで最低でも1年は必要です。

スペイン語習得に必要な単語数

スペイン語の全単語数は？

Real Academia Española(RAE)によると、スペイン語の単語数は全部で93,000語あります。

西和辞典で定番の白水社の現代スペイン語辞典には、46,500語が収録されています。

ちなみに日本語の単語数は50万語です。

参考：List of dictionaries by number of words

スペイン語レベル別単語数の目安

単語数	スペイン語レベル
250	スペイン語のコアとなる単語数、文章を作るのに必須
750	スペイン語話者が毎日使う単語数
2,500	回りくどい言い回しをしながらも、言いたいことを全て表現できる単語数
5,000	高等教育を受けていないネイティブスピーカーが使いこなす単語数
10,000	高等教育を受けたネイティブスピーカーが使いこなす単語数
20,000	小説などの文学作品を読んで理解し、楽しめる単語数

参考：How Many Words Are There in the Spanish Language?

スペイン語の日常会話ができる目安は750語、ネイティブスピーカーレベルのスペイン語を話すなら5,000〜10,000語必要です。

スペイン語を独学で勉強するときのコツや注意点

座学の勉強ばかりしない

日本人は特に机上での語学学習に慣れてしまっているので、ついつい文法の勉強に力を入れがちです。

しかし外国語を習得するには机から離れて、話す・聞くのコミュニケーションが最も大切です。

会話する力を身につけることが最優先だということを忘れず、文法の勉強は補助として考えましょう。

単語だけで理解せず、文章の構成に目を向ける

スペイン語の勉強をしていたら、必ず理解できない文章が出てくるはず。

まずは単語の意味を調べると思いますが、単語の意味がわかるとなんとなく文章の意味が理解できるかもしれません。

しかしそこで終わらせず、文法の本を使いながら「なぜこの文章構成になっているか」まで目を向けましょう。

ネイティブの表現を自分のものにする気持ちが大切です。

インプットよりアウトプットを意識する

スペイン語の勉強では知らない単語の意味を覚えたり、文章を完璧に訳してみたりするかもしれませんが、

本質的に大切なのはインプットよりアウトプットです。

https://twitter.com/Jope_Mayu/status/1025156771592187904

勉強した内容やネイティブから学んだ表現は、「理解できる」ではなく「使いこなせる」ようになって初めて習得したといえます。

スペイン語話者と話すときも自分がよく使う単語で会話するのではなく、新しい表現を取り入れてスペイン語のバリエーションを増やしましょう。

できるだけ毎日スペイン語に触れる

スペイン語にかぎらず語学学習で一番大事なのは、反復して記憶を定着させること。

かんたんな日常会話だけでもいいので、毎日のメッセージ交換を繰り返すと会話力がついていきます。

何も見ずに友人とラフに話ができるくらいまで繰り返し会話してみましょう。

具体的な目標を決める

スペイン語を独学で勉強するなら、具体的な目標を決めないとなかなか上達しません。

独学での勉強はモチベーション維持と継続が大切です。

具体的な夢や目標を決めて、毎日スペイン語に触れられるようにしましょう。

まとめ：スペイン語を独学でゼロから勉強するなら毎日コツコツ学習しよう

初心者でもゼロから始められるスペイン語の勉強法を目的別に解説しました。

スペイン語は参考書や教材を使って机の上で勉強していても、話せるようにはなりません。

スペイン語話者と話せるようになるには、いかに聞いて話すかが大切です。

独学のスペイン語学習だと話す練習をするのは難しいですが、やり方によっては日本でも十分可能です。

毎日アウトプットを意識しながら、コツコツスペイン語学習を続けていきましょう。

Muchas gracias por leer♡