【スペインのお酒事情】現地在住者おすすめのお酒13種類を解説!

こんにちは!スペインのお酒をバルで嗜むのが趣味のほぺまゆ(@Jope_Mayu)です。




バケーションで海外旅行に来たら、いつもより少し羽目を外してお酒を!なんて思いますよね。
お酒好きならスペインのお酒がどんなものなのか気になるはず。
そこで本記事ではスペイン・バルセロナ在住のわたしがスペイン旅行でぜひ味わってほしいお酒13種類を紹介します。
スペインのお酒①種類豊富なビール
最初の一杯目といえばやはりビール!
ビール=Cerveza(セルベサ)
1.Estrella Damm(エストレージャダム)
エストレージャダムはスペインのカタルーニャ地方で圧倒的なシェア率を誇るラガービール。
バルセロナを旅するなら、意識して探さなくてもすぐに出会えるくらいポピュラーなビールです。



FCバルセロナの公式ビールにもなっているので、バルサファンは必見!
日本でも取り扱いがあるので、スペインで飲んでみて気に入った!という人は日本で飲むこともできますよ。
2.MORITZ(モリッツ)
モリッツはパッケージからもすぐわかるように、バルセロナ発祥の地ビール。
カタルーニャ地方ではエストレージャダムにシェア率は劣るものの、近年よく伸びているビールです。
それほど苦味は強くないですが、ホップの風味をよく感じることのできるビール。



黄色いパッケージのノーマルタイプの他に、エピドールという別種類のモリッツも売られています。
バルセロナにはモリッツが手がけたバル・レストランもあり、モリッツの色々な種類を飲み比べできるほか、ビール製造の様子をみることもできます。
こちらの記事バルセロナの地ビール”MORITZ”を楽しむならココ!お酒好きにおすすめのバルで詳しく紹介しているのでぜひ訪れてみては。


3.クララ(レモンビール)
これまでビールの各メーカーを紹介しましたが、お次はちょっとアレンジしたビール。
クララというのはビールにレモンジュースを混ぜたレモンビールのことです。
ビールが少し苦手な人や、軽めに飲みたい人などにぴったり。
上の写真のモリッツラドラーはモリッツのクララバージョン。
ビールのホップの風味とレモンの味が強く出ていて、濃厚な味わいを感じます。



例として3つのビールを紹介しましたが、ほかにもたくさんのビールがスペインにはあります。
もっと詳しく知りたいという方は、【スペインのビール】有名な11銘柄の特徴と味・値段を一覧で解説!をご覧ください。


スペインのお酒②飲み方が多様なワイン
スペインはワインの産地としても有名。
ただワインと言っても色々な種類があるので、スペインならではのワインも楽しんでみましょう!
ワイン=Vino(ヴィノ)
1.赤ワイン
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まずは定番の赤ワイン。
スペイン語で赤ワインはVino tinto(ヴィノ・ティント)と呼ばれます。
特にRioja(リオハ)という地域の赤ワインは評価が高いので、ワイン選びに困ったらRiojaのワインをチョイスしてみましょう。
2.白ワイン
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こちらも定番の白ワイン。
スペイン語で白ワインはVino blanco(ヴィノ・ブランコ)と呼ばれます。
スペインの夏はテラスで白のグラスワインを飲むという光景もよく見られます。
3.カヴァ(スパークリングワイン)
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カヴァはカタルーニャ地方で作られるスパークリングワイン。
Freixenet(フレシネ)というカヴァは世界No.1とも言われているブランドで、スペインでもかなり有名です。
日本で取り扱いのあるカヴァもありますが、スペインで買うと半額以下の値段で購入できるのでお土産にもぜひ!
4.サングリア
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サングリアはワインが苦手な人でも飲みやすいジュースのようなワインで、スペイン発祥といわれています。
観光地のランブラス通りに行くとサングリアを飲んでいる人がたくさんいるはず。



現地の人たちは普段からあまり飲みませんが、スペイン旅行の記念に頼んでみては。
5.ティント・デ・ベラーノ
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ティント・デ・ベラーノは訳すと『夏のワイン』
その名の通り夏に赤ワインを飲むために、冷えた炭酸水と氷(たまにレモン)を入れたもの。
サングリアと違って砂糖やリキュールなどが入っておらず、スッキリとしたワインです。



6.チャコリ
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チャコリはスペインのバスク地方で飲まれている微発泡性のあるワイン。
写真のように高い位置から注がれるのが定番なので、バルに行って頼んでみると目の前でやってくれるかも。



7.ベルムー
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ベルムーは白ワインを主体として、香草やスパイスを配合して作られたフレーバーワイン。
オレンジ一切れとオリーブを添えて飲むのが定番で、スペインでよく飲まれているお酒。
ビールやワインを飲み飽きたら、一味変えてベルムーを試してみては。
スペインのお酒③リキュール・カクテルなどその他
1.シードラ
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シードラは日本語でシードルとも呼ばれる、りんご酒(もしくはりんごを発酵させて作るアルコール)。
あまりアルコールの風味を強く感じない、かつりんごのお酒なので、お酒が苦手な人でも飲みやすいはず。



2.オルホ
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オルホとはぶどうの粕を使った蒸留酒。
スペイン北部で生まれたもので、ガリシア地方でよく飲まれています。
ハーブやコーヒー豆と一緒にオルホをベースにして作られたリキュールも数種類あるので、ガリシア地方に行ったらぜひ試してみては。
3.43(クアレンタ・イ・トレス)
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よんじゅうさん?!?!
名前が数字という斬新なリキュールの43。
読み方はスペイン語で43という意味の『クアレンタ・イ・トレス』



ハチミツやバニラ、キャラメルなどから作られたスペインのリキュールで、想像通り甘みがあるのが特徴。
コーラを混ぜてカクテルとして飲むのが定番です。
アルコール度数は31°とかなり高めなので、飲みすぎには注意!
スペインのおもしろいお酒事情
スペインでは朝もお昼もお酒を飲む!
お酒といえば仕事終わりに晩酌で飲むようなイメージですが、ここはラテンの国スペイン。
明るい昼間っからでもお酒を飲みます。
昨日昼食前のおやつalmuerzoの時間に、仕事中のスペイン人から「natural」という言葉とともにビールの写真が送られてきた。今日もalmuerzoの時間に「ビール飲んだの?」と聞くと、「うん、でも今日は冷たいビールだった。。」という返信がきた。いや違う、わたしがツッコミたかったのはそこじゃない。
— ほぺまゆ@バルセロナ⚽️ (@Jope_Mayu) January 31, 2018



そしてさらに上をいくものが、、、
スーパーで働いてたメキシコ女子が朝10時の休憩(おやつ)時間に、バルでテキーラのショットをくいっと流しこみ、そのあと普通にボカディージョを食べながらビールを飲んで仕事に戻ってたっていう話を聞いて、お仕事とお酒の概念を覆されたきぶん
— ほぺまゆ@バルセロナ⚽️ (@Jope_Mayu) July 11, 2018
いやなんならビールを飲むのはマシな方だった、、、
スペイン人はお酒を飲んでも運転しちゃう!
日本では飲酒運転ゼッタイダメ!!!!!というもはや強迫観念にさえかられるほど、お酒を飲んだら車運転しちゃダメと考えられていますが、
スペインではあまりそういう考えは強く根づいていないよう。
以前中心地から少し離れた(公共交通機関からも少し離れた)バルで友人らと終電がなくなるまで飲んでて(なんならウォッカとか飲んでて)、
Mayu帰るぞーー!!!と言われ、









という会話でみんなに笑われるという経験をしました。
その後わたしひとりビクビクしながら帰りました。



まとめ:スペイン旅行に来たら昼間からお酒を楽しもう!
日本とは違うスペインのお酒事情に触れてみると、国民性や文化の違いを感じておもしろいですよね。
飲酒運転はもちろんダメですが、スペイン旅行なら車を運転するような機会もほとんどないはず。
せっかくの旅行なので、スペイン人に混じって昼間からお酒をパーっと楽しんでみましょう!!
Muchas gracias por leer♡