スペインの誕生日ってどうお祝いするの?祝い方を事前に知っておこう!

こんにちは、スペインで3度目の誕生日を迎えるMayu(@Jope_Mayu)です。

スペインで誕生日パーティーにお呼ばれしたとき、友人の誕生日が近いとき、どんな風にどんなプレゼントを渡すべきなのか気になりますよね。
恥をかかないよう誕生日の祝い方を事前に知っておきたい、、そんなときのために本記事ではスペイン在住3年目のわたしがスペインでの誕生日の祝い方をご紹介します。
誕生日にまつわるスペイン語を覚えよう!
誕生日に関係するスペイン語フレーズ一覧
祝い方を知る前に、まずは誕生日に関するスペイン語を勉強しておきましょう。
- 誕生日=Fecha de nacimiento(フェチャ・デ・ナシミエント)
- おめでとう!=¡Felicidades!(フェリシダデス)
- 誕生日おめでとう!=¡Feliz cumpleaños!(フェリス・クンプレアニョス)
スペイン語でお祝いをするときはFelicidadesとEnhorabuenaの2種類があります。
- Felicidades→記念日や誕生日などのお祝い
- Enhorabuena→試験合格や大会で優勝したときなど何かを達成したときのお祝い
- 良い1日を!=¡Qué tengas buen día!(ケ・テンガス・ブエン・ディア)
- 誕生日はいつ?=¿Cual es tu cumpleaños?(クアル・エス・トゥ・クンプレアニョス)もしくは¿Cuándo es tu cumpleaños?(クアンド・エス・トゥ・クンプレアニョス)
- 何歳になったの?=¿Cuantos años has cumplido?(クアントス・アニョス・アス・クンプリード)
- あなたは何歳?=¿Qué edad tienes?(ケ・エダッド・ティエネス)もしくは¿Cuantos años tienes?(クアントス・アニョス・ティエネス)



スペインの日付表示は日本と違い、日/月/年の順で表示します。
例:2019年1月23日の場合→23/01/2019
スペイン語のバースデーソングを聞いてみよう
日本でケーキのろうそくを消す前に歌われる曲は「ハッピバースデートゥーユー♪……」というものですが、スペインでは「クンプレアーニョースフェーリース♪……」というもの。
実際に聞いてみた方がわかりやすいと思うので、下記動画を聞いてみてください。
誕生日パーティーでみんなと一緒に歌えるよう事前に覚えておきましょう!
スペインでの誕生日の祝い方
誕生日を迎える本人がパーティーなどを企画する
スペインでは誕生日を迎える人がみずからパーティーなどを企画して、親しい人を招待することが多いです。
誰かが誕生日を迎えるたびに「今回は何をしようか?」と周りの人が毎回考えるより、誕生日を迎える本人が1年に1度したいことを考える方が楽なのかもしれません。
招待された場合はプレゼントなどを持参すると好印象ですね。
どんなプレゼントが喜ばれるの?
スペインでは一般的にホームパーティーに参加する場合、何か料理を作って持っていったりワインやシャンパンを持参したりすることが多いです。
持ち寄りのパーティーでない場合は、相手に合わせたプレゼント選びもしくはマフラーや手袋などのちょっとした小物を選ぶと良いでしょう。
ちなみにわたしがスペインでもらったことのあるプレゼントはマフラー、パジャマ、靴下、目覚まし時計、ショッピングモールでお買い物ができるカード、エステ券(カタログ付き)など、、、
日本人のわたしたちであれば、スペインで人気の日本食を作っていったり、日本酒や日本のお菓子・つまみを持参すると喜ばれるでしょう。もしくは相手の名前を日本語(カタカナもしくは漢字)で書いてあげたプレゼントカードなども喜ばれます。



自分が誕生日を迎える場合
自分が誕生日を迎える場合は、特にしなければならないことなどありません。
パーティーを開きたいなら友人などと一緒に計画してもいいですし、開くのが面倒であればちょっとしたレストランでいつもよりも豪華な夕食にするのもよし。家でのんびり映画を見ながら、宅配サービスで食事を持ってきてもらうのもよし。
1人1人の個性を尊重する国なので、ルールや周りの目など気にせず好きなように過ごしましょう。
実際に体験したスペインの誕生日の話
食べ物や飲み物を持ち寄った夜のビーチパーティー
ホームパーティーのビーチ版!
サンドウィッチなどのちょっとした軽食やお菓子、お酒などを海に持っていき、ダンボールをテーブルにしてシート(布)にみんなで座ってわいわい盛り上がるビーチパーティー。日本のお花見のビーチバージョンです。
夏であれば水着、その他の季節であればハワイアンスタイルなどドレスコードを指定すれば、オリジナルのパーティー感が出て盛り上がります。



サッカーチームで誕生日の子がお菓子を配る
チームの練習後、着替え終わった子が私に駆け寄ってきて



と言ってお菓子をくれました。「え!そうだったの!」と驚いたのもつかの間、ささ〜っと帰ってしまいました。



そしてその1週間後、今度は別の子が同じように



といってまたもお菓子をくれました。そして他の人にも配っていました。
またもや



もらったお菓子の写真。
ラッピングされてある方のお菓子はスペインで初めて見たものです。笑
きしめんのような形をして柔らかいグミのような食感。少し酸っぱくて、シゲキックスみたいな味。
??が止まらないわたしはコーチに理由を聞いてみました。
スペインでは誕生日になると、同じチームなど近い存在の仲間に対して、自らお菓子をあげて招待するんだそうです!
日本では誕生日になると、周りの人からプレゼントをもらうのが一般的ですよね。スペインでは逆のようなんです。何に対する招待かはちょっとわかりませんが、周りの人に対する感謝の表しなのかもしれません。素晴らしい。
まとめ:誕生日は祝ってもらうのではなく、周りの人を招待する
スペインでの誕生日の祝い方を中心に紹介しました。
誕生日は祝ってもらうというよりも、周りの人を招待して本人が何かをするという傾向が強いようです。日本とは少し違う考え方ですね。
ちょっとしたプレゼントなどの心遣いは人間関係を円満に保つためにも非常に大切です。特に日本人ならではのものであれば相手も喜んでくれるので、ぜひ日本オリジナルのプレゼントを選んでみましょう。
Muchas gracias por leer♡