【スペインのタバコ事情】買い方や値段は？どこで吸える？バルセロナ在住者が解説！

日本では喫煙スペースが限られてきたり、タバコを吸う喫煙者が減少傾向にあるなどの変化がありますよね。

はたして日本から約1万km離れたヨーロッパ・スペインのタバコ事情はどうなのか？

本記事ではスペイン在住7年目の筆者が、スペインを旅行する喫煙者向けのタバコ事情について紹介します。

 本記事の内容

 本記事の信頼性

スペインのタバコに関する法律、ルール

スペインでは18歳以上で喫煙または飲酒が認められています。

2006年に反タバコ法（受動喫煙防止法）が施行され、2011年にさらに厳格化された規制が適応されました。

駅や空港、スーパーやレストラン・バルの店内など公共の場での屋内喫煙が禁止で、

違反した場合は軽犯罪とみなされ、最低30ユーロ〜600ユーロ（約3,600円〜約72,000円）の罰金。

3回以上違反した場合は重大な犯罪とみなされ、601ユーロ〜10,000ユーロ（約72,120円〜約120万円）の罰金が科せられます。

スペインと日本の喫煙率比較

	喫煙者の割合（2014年）
	男性	女性
スペイン	27.6％	18.2％
日本	30.3%	9.8%

引用：厚生労働省の最新たばこ情報ー成人喫煙率、Hábitos de vida – Ministerio de Sanidad

スペインは全体的にみると日本より喫煙者が多く、なかでも女性の喫煙率が高いのが特徴。

スペインでは男女ともにタバコを吸っていても珍しくありません。

また日本は成人喫煙率が年々減少傾向にある一方で、スペインは成人喫煙率が上昇傾向にあります。

スペインでタバコを買える場所

スペインでタバコを買える場所は、以下2ヶ所が代表的です。

①エスタンコ（タバコ屋さん）

スペインの街中にはあちこちで上記写真のタバコ屋さんがあります。

写真はバルセロナ市内のものなので『TABACS』とカタルーニャ語表記になっていますが、

カタルーニャ州以外の地域では『TABACOS』と表記された看板を見つけることができますよ。

②バル内の自販機

バルの店内にはタバコの自販機が設置されており、タバコの購入が可能です。

未成年によるタバコの購入を防止するため、通常自販機はオフになっており使えませんが、バルの店員さんに自販機利用の旨を伝えればカギを開けてくれて稼働します。

なお自販機利用ではカード購入ができず、現金のみで購入可能です。

スペインのタバコの値段は？

紙巻きタバコの価格

スペインの紙巻きたばこは1箱約3〜5ユーロ程度で購入できます。

電子タバコの価格

スペインの電子タバコは20ユーロ程度〜で購入できます。

スペインでは手巻きタバコが人気！

スペインでは日本だとあまり見かけない手巻きタバコが人気です。

手巻きタバコとはタバコの葉・巻紙・フィルターの3点を購入して、自分でタバコを巻いて作ります。

手巻きタバコの作り方

ここで手巻きタバコに挑戦したい！という方向けに、作り方を紹介します。

手巻きタバコのメリット・デメリット

手巻きタバコのメリット①箱で買うよりもお得

手巻きタバコは箱で買うタバコよりも安く済むので経済的です。

800円程度で60〜70本作れるので、通常の紙巻きタバコ3箱分以上作れます。

手巻きタバコのメリット②身体や環境への負荷が少ない

タバコの葉やフィルター、巻紙は種類がたくさんあって、自分の好きなようにアレンジして手巻きタバコを作ることができます。

そのため市販の紙巻きタバコとは違い、吸うタバコを調整できます。

環境に優しいオーガニック素材を使えば、たとえ吸ったあとにポイ捨てしても土に還ることができて◎。

スペインのタバコ事情まとめ

スペインのタバコ事情について、かんたんにまとめます。

実際スペインに住んでみると、タバコ文化の違いに驚きました。

スペインへ旅行に来たら、喫煙者の方には手巻きタバコをお土産に買っていっても面白いかもしれませんね。

Muchas gracias por leer♡