【スペイン在住者向け】スペイン語への宣誓翻訳が必要な方へおすすめのサイト

こんにちは、ビザ更新手続き中のMayu(@Jope_Mayu)です。
スペイン政府へビザ関係の申請をする際に各種証明書が必要になりますが、日本語の証明書の場合にしなければならないのがスペイン語への翻訳。
たとえば国際結婚をする場合。日本での戸籍謄本や独身証明書などが必要になるでしょう。
また長期ビザの更新をする場合。日本での保険証書や残高証明書、学位証明書などが必要になるかもしれません。
でもスペインに住んでいる場合、




なんて思いませんか?
そこで本記事では、日本語の各種証明書を法的に有効とされるスペイン語の証明書に変える手続き(宣誓翻訳)をご紹介します。
そもそも宣誓翻訳とは?
宣誓翻訳はスペイン語でTraducción jurada(トラドゥクシオン・フラダ)
宣誓翻訳とは政府機関に対して原本の法的有効性を保持しながら、内容が忠実に翻訳されていることを保証するものを指します。
こういった法的に有効な翻訳は、外務・協力省によって宣誓翻訳者として認定された者のみ行うことができます。宣誓翻訳者は全てのページに押印し、最終ページに原文に忠実であるという旨を書いた証明文と署名、日付、押印が必要です。これらの内容により、翻訳者は公証人の機能を果たし、行政機関での文書の手続きが有効になります。
つまり行政機関へ提出する場合の書類は全て、この宣誓翻訳が必要になります。(例外あり)
10社へ見積依頼をしてわかった、おすすめの宣誓翻訳Webサイト
実際に宣誓翻訳をするにあたって、わたしが住むバルセロナに拠点がある宣誓翻訳を承っている会社10社に見積依頼を出してみました。
その中でわたしがおすすめするのはIuratumというWebサイトです。
宣誓翻訳にIuratumをおすすめする理由
①見積から申し込みまでが簡単、その場ですぐにできる
申し込む前に一旦見積をとって、どのくらいの金額がかかるか知りたいところ。
ほとんどの会社がWebサイトから見積申込フォームに記入をし、該当書類を添付して依頼をするという流れです。そこから数時間もしくは1日ほどで、担当者から見積金額をメールで頂くというもの。
しかしIuratumはWebサイトのトップに設けられた見積計算フォーム(写真右部分)に
- 該当書類の元言語
- 翻訳したい先の言語
- 必要枚数
- 該当書類の添付
の4点を入力するだけで、サイトが勝手に見積金額を計算してくれます。かかる時間はたった10秒。
そのうえ、受取日の目安まで算出してくれます。PDFでダウンロードする場合、通常便での送付、お急ぎ便での送付の3種類の受取日がその場でわかるんです。
見積内容に問題なければ、そのままネットショッピングをする感覚でカートに入れます。
申し込みを進めるにはアカウント登録が必要になるので、メールアドレスと任意のパスワードを入力しマイアカウントを作成します。
そのまま必須項目を入力していき、カードもしくはPaypal、銀行振込などで決済を完了させれば申し込み完了です。
日本のクレジットカードは使えませんでした。
わたしはスペインで開設した銀行口座のデビットカードで支払いを済ませました。
②宣誓翻訳の進捗状況が確認できる、かつ対応が早い
申し込みを済ませると、マイアカウントから翻訳の進捗状況を確認できます。
申し込んですぐだとステータスは変わりませんが、少し時間が経つと進捗状況を示すEstado traducciónの欄(赤枠)がRealizando(進行中)と表示されます。
翻訳された証明書のPDFダウンロードまでにかかる時間は大体中一日くらいが目安のようですが、実際にはわたしが申し込んだ際、申し込んだ次の日の朝には完成し納品してもらいました。(書類の内容や文字量の多さによります)
めっちゃ早い
その後現物送付をお願いしている場合は、上記の表示先からお荷物番号で荷物の追跡をすることも可能です。
めっちゃ安心
③圧倒的に価格が良心的



と思うかもしれません。
が、しかし!
このサイトに至るまでに10社もの見積依頼を出したわたし。
各社の見積と比べてみました。
なんと、圧倒的にお安い…!
お見積依頼をして返信が返ってきた会社は以下の通り。
IBIDEM, Enai, CBLINGUA, tradel, Tradumots, QuickSilverTranslate, Mondo Agit, traductorjurado, Accurate Translations
各社の値幅はおよそ105〜140€(税込)でした。
しかしIuratumのお見積は63.48€(税込)。
もはや半額程度。



書類の内容や文字数により価格は異なりますので、上記の価格は参考程度にしておいてください
他に見積依頼をかけた宣誓翻訳会社はどうだったのか?
見積依頼をとってみた各社を、対応スピードや価格などの点から比べてみます。
おすすめではありませんが、参考にしてみてください。
- 見積依頼を送信後に自動返信メールで受領の連絡が届くので安心
- 約4時間経って、不足内容についてのヒアリングメールが届く
- 翌日に見積がメールで送られてくる
- 価格は税込約115€
- 納期は約1週間で原本到着
- 10社の中で最も早くお見積を頂けた会社
- 見積依頼後、約1時間で見積がメールで送られてくる
- 価格は税込121€
- 納期は2営業日
- 見積依頼を送信後に自動返信メールで受領の連絡が届くので安心
- 見積依頼後、約3時間で見積がメールで送られてくる
- 価格は税込約130€
- 納期は2営業日
- 見積依頼を送信後に自動返信メールで受領の連絡が届くので安心
- 見積依頼後、ちょうど1日経ってからメール文面で見積金額を提示される
- 価格は税込140€
- 納期は5営業日
- 見積依頼を送信後に自動返信メールで受領の連絡が届くので安心
- 見積依頼後、約5時間で見積がメールで送られてくる
- 価格は税込約110€
- 翌日見積担当者から電話が来て、見積がどうだったかなどの後追いを受ける(スペイン語での電話が苦手な人は注意)
- 納期は2営業日
- 見積依頼後、約1時間ほどでメールにて見積が送られてくる
- 見積は税抜き表示で価格は50€、だが宣誓翻訳ではなくリーガル翻訳(Traducción jurídica)
- 宣誓翻訳にする場合は価格が倍になり、税抜きで100€(税込121€)
- 納期は2営業日
- 見積依頼後、約7時間でメール文面にて見積を提示される
- 価格は税込121€
- 納期は3営業日
- 見積依頼後、約7時間後に返信をもらう
- 来週まで日本語翻訳者が不在のため、もし待つことができるなら見積を提示するとのこと
- 見積依頼後、翌日の遅い時間にメールで見積が送られてくる
- 価格は税込約106€
- 納期は2営業日
いずれも「急ぎ」で見積依頼をしたため、返信時間や納期に違いがある場合もあります
また価格は証明書の内容によって異なりますので、参考程度にしてください
スペインにいても安心!日本語・スペイン語の宣誓翻訳まとめ
実際にわたしがビザ申請で必要になった日本語→スペイン語の宣誓翻訳のおすすめの方法を紹介しました。
Iuratumは、家にいながらPC1つあればネットショッピング感覚で申し込むことができ、宣誓翻訳された資料を手元まで届けてくれる大変便利なサービスです。
原本は必要なく、PDFのダウンロードのみで大丈夫!という方であれば日本にいても利用できます。(決済方法に注意)
スペインにお住まいの海外在住者の方は、必要な場合にぜひ一度検討してみてください。
Muchas gracias por leer♡