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30代でオーストラリア留学は遅い?社会人や家族連れで留学する方法やメリットを解説

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30代でオーストラリア留学するのは遅い?

30代で家族連れでもオーストラリア留学する方法は?

オーストラリア留学といえば大学進学する若者や、ワーキングホリデーを利用する20代のイメージがあるかもしれません。

30代になってオーストラリア留学すると、学校で浮いてしまうのでは……と不安になる人もいるはず。

単身ならまだしも家族連れとなると、オーストラリアで家族を養っていけるのか、ビザは問題ないのかなど気になりますよね。

そこで本記事では30代でオーストラリア留学する方法やメリット・デメリット、実際に留学した人の体験談などを紹介します。

本記事の内容

  • 30代でオーストラリアに社会人留学する方法
  • 30代でオーストラリアに留学するメリット
  • 30代でオーストラリアに留学するデメリット
  • オーストラリア留学に行く前に必要な準備・やるべきこと
  • 30代でオーストラリア留学した人の体験談
  • 30代のオーストラリア留学でよくある質問

本記事の信頼性

この記事を書いた人

ほぺまゆ

目次

30代でオーストラリアに社会人留学する方法

語学留学(短期、長期)

とにかく英語を話せるようになりたい!

英語力を伸ばしたいなら、語学学校で英語を集中的に学ぶのがおすすめ。

特に英語に自信がない初心者なら、まずは語学留学で英語の基礎を学んで英会話への抵抗をなくすことが大切です。

語学学校には目的に応じたさまざまなコースがあるので、自分に合う英語学習ができますよ。

語学学校のコースの例

  • 一般英語コース
  • ビジネス英語コース
  • 英語試験対策コース(IELTS、ケンブリッジ、TOEICなど)
  • 大学進学準備コース
  • インターンシップコース

30代で英語力をキャリアに活かしたいなら、ビジネス英語や試験対策コースがおすすめです。

語学留学の場合は3ヶ月以下の短期留学か、3ヶ月〜1年の長期留学を選びましょう。

短期留学向け
  • 夏休みや大型連休の期間に留学したい
  • オーストラリアが自分に合うか試したい
  • 転職する前の有休消化期間に留学したい
  • 海外で英語を使ってみたい
長期留学向け
  • 英語をスムーズに話せるようになりたい
  • 大学進学したいが英語力に自信がない
  • 海外で働いてみたい
  • オーストラリア移住を考えている

最初は観光ビザで短期留学した後に、学生ビザで長期留学に切り替えることも可能です

大学(大学院)進学

オーストラリアには大学が43校ありますが、大半は国公立の大学で質が高いのが特徴です。

世界の大学ランキングでは100位以内に毎年5〜8校がランクインするほど。

ちなみに日本の大学数は約790校、大学ランキングで100位以内に入るのは2校のみです

オーストラリアで質の高い専門領域の勉強をしたいなら、大学留学(大学院留学)を検討しましょう。

オーストラリアの大学の特徴

  • 国公立大学が多い
  • 学士課程は3年間(理系の学科は4〜6年)
  • 入試がない大学が多い
  • 卒業後に長期滞在ビザを得られる

オーストラリアの大学は日本と違い、30代・40代・50代の大学生もたくさんいますよ。

オーストラリアの大学へ入学するには、英語力の証明と高校卒業レベルの成績証明書が必要です。

また大学によっては大学が開校しているファウンデーションコースを修了してから、大学への入学が許可される場合もあります。

大学進学に興味がある人は、オーストラリアの大学を調べてみるところから始めましょう。

あなたに合った大学を選ぶには、以下4つについて考える必要があります。

  1. 大学で何を学びたいか
  2. どのくらいの期間学びたいか
  3. どの都市で学びたいか
  4. 予算はどれくらいか

一旦語学学校で英語力を伸ばしてから大学に進学したい人も、オーストラリア留学前にどんな大学に行きたいか考えておくことは大切です。

行きたい大学に合わせて語学留学のプランを考えましょう

専門留学

30代で英語力×専門性を身につけて、グローバルなキャリアを築きたい人におすすめなのが専門留学。

専門知識を学びたいけど、海外の大学に行くほどの時間とお金はない……

オーストラリア州立の職業訓練専門学校(TAFE)や私立の専門学校であれば、数ヶ月〜1年間で職業の専門知識を学ぶことができます。

大学生や社会人でオーストラリアの大学進学が難しい人にぴったりです。

専門留学をする5つのメリット

  1. 実践的な英語でのコミュニケーションスキルが身につく
  2. 専門分野の英語力が身につく
  3. 帰国後の就職活動に活かせる
  4. 現地就労しやすくなる
  5. 同じ専門分野のキャリアを持つ人脈が増える

すでに専門性がある人は、グローバルな環境でキャリアアップをのぞめます。

まだ専門性がない人でも、オーストラリアで専門知識を学ぶことで日本に帰ってからも他者との差別化ができて◎。

専門留学はこんな人におすすめ!

  • 外資系企業やグローバル企業で世界を舞台に仕事をしたい
  • 国際線キャビンアテンダントで世界を飛び回りたい
  • 海外でも活躍できる医療従事者になりたい
  • 世界で自由に働けるシステムエンジニアを目指したい

オーストラリア移住を目指すなら、専門留学をしておくと現地就労しやすいですよ

インターン・ボランティア留学

オーストラリアで仕事の実務経験を積みたい……

オーストラリアでビジネス経験を積みたいなら、インターンシップやボランティアをするのもあり。

有給インターンシップなら働いて稼ぎながら、実践的な英語力や実務経験を得ることができます。

海外の企業では実務経験を持つ人のみを採用するケースが多いため、学校で勉強しただけではなかなか内定をもらえません。

海外転職したい人はインターンシップやボランティアでビジネス経験を積むことも視野に入れておきましょう。

語学学校でインターンシップコースを提供している学校もあるので、語学学校+インターンのプランもおすすめです

ワーキングホリデー【30歳まで】

オーストラリア留学できるもっともお手軽な方法が、ワーキングホリデー。

利用者の年齢は18〜30歳までが対象で、ワーキングホリデービザ申請時に30歳であれば問題ありません。

現地就労ができる上、長期滞在するのに学費等がいらないため、貯金がない人でも格安でオーストラリア生活を経験できます。

他の国では1年という期限が設けられていることが多いですが、オーストラリアのワーキングホリデーは最長3年間利用できるのも魅力です。

ワーキングホリデービザと学生ビザの違い

  1. ワーキングホリデービザ……フルタイムで働ける、就労や就学は自由(期間は上限あり)
  2. 学生ビザ……2週間で48時間まで働ける、学校に通うのが必須

30歳でオーストラリアに長期滞在したいなら、ワーキングホリデービザを使うのがおすすめです。

30代でオーストラリアに留学するメリット

外国人が多く人脈が広がる

2021年の国勢調査によると、オーストラリアの人口の27.6%が海外で生まれた人(移民)でした。

オーストラリアにいる人の4人に1人が海外出身者です

アジアだけでなくヨーロッパや北米地域からオーストラリアへ来る留学生も多く、ルーツの異なる外国人との出会いに恵まれています。

語学学校や大学で色んな国の人と出会えるので、人脈が増えて世界中に友人ができるのが魅力です。

また多民族国家で外国人が身近に多いため、日本人がオーストラリア留学しても馴染みやすいといえます。

学生ビザでも現地で働ける

学生ビザは就労制限がある国が多い中、オーストラリアでは学校に通いながら働くことができるのがメリット。

2週間で48時間まで働ける制限があるものの、収入を得ながら学生ができると心持ちも楽になります。

貯金を切り崩しながらの生活は精神的にやられますよ……

英語を学ぶ留学生は、仕事を通して実践的なコミュニケーションスキルを学べるのも嬉しい点です。

留学に家族を帯同できる

30代でオーストラリア留学したい人で、夫や妻、子どもなどの家族がいる人も多いはず。

オーストラリアの学生ビザは家族帯同ができるので、家族留学や子連れ留学しやすいのもメリットの一つ。

養わなければならない家族がいると、いざというときに学生ビザで働けるのもありがたいですよね。

オーストラリアはアジア人もたくさんいるので、家族が生活に馴染みやすいのも◎

留学ついでに海外で子育てができるので、多民族&英語環境で子どもを育てることができますよ。

自然豊かでリフレッシュできる

オーストラリアは国土面積が広く自然が豊か、ゴールドコーストなど海岸沿いの都市はビーチリゾートも充実しています。

東京での会社員生活に疲れた人は、転職前や連休期間の短期留学をすれば心も体もリフレッシュできて◎。

日本との時差が少ない

オーストラリアの本土はタイムゾーンが3つの地域で分かれており、日本との時差は−1時間〜+2時間とあまり変わりません。

日本との時差が少ないメリット

  • 日本の会社とリモートワークしやすい
  • 日本にいる家族や友人と連絡を取りやすい
  • 日本のオンラインイベントに参加しやすい
  • 時差ボケになりにくい

一方でアメリカやイギリスなど他の英語圏の国は時差が大きく、日本にいる人とコミュニケーションを取るのが不便になります。

30代でオーストラリアに留学するデメリット

留学費用にお金がかかる

オーストラリアは日本に比べると物価が高いため、留学費用や生活費にお金がかかってしまいます。

留学にかかる費用平均的な金額
学費・授業料10〜15万円
生活費15〜30万円
往復航空券代6〜12万円
合計31〜57万円
1ヶ月のオーストラリア留学の費用例

ただオーストラリア留学中に現地で働くことができれば、お金を使うどころか貯金できる可能性も。

留学にかける貯金がない人は、ワーキングホリデーや留学+オンライン副業などの選択肢もありますよ。

格安留学したいならフィリピン留学を検討してみましょう。

キャリアに空白期間ができる

日本で働いている会社を辞めてオーストラリアへ長期留学する場合は、キャリアに空白期間ができてしまいます。

働いていない期間が長いと、帰国後の転職活動で印象が悪くなることも。

特にワーキングホリデーから帰国すると「遊んで帰ってきた」と思われる可能性があります

日本に帰国してからすぐに仕事が見つかるよう、オーストラリア留学中は学校に通ったりインターンシップでビジネス経験を積んでおくと◎。

南半球で季節が逆転する

オーストラリアは南半球に位置するので気候が逆転し、寒い夏休みや暑いクリスマスを過ごすことに。

オーストラリアならではの季節感を楽しめるなら良いですが、慣れない気候で体調を崩すことがあるかもしれません。

オーストラリア留学に行く前に必要な準備・やるべきこと

ビザや学校の手続きをする

日本国籍の人がオーストラリアへ3ヶ月以上の留学をする場合は、学生ビザの申請が必要です。

学生ビザを申請するには政府認定の学校のコースで受講を許可された、入学許可証を取得しなければなりません。

その他にもビザの期間をカバーする海外留学生用保険(OSHC)の加入や、健康診断書の提出など必要書類はたくさん。

ビザ申請についてはルールが変わることも多いため、申請時に必要書類を都度確認することをおすすめします。

オーストラリア現地の学校との入学手続きや、ビザに関する情報は専門の留学エージェントに相談するのが得策です。

あなたに合った学校など、留学に必要な情報を無料でカウンセリングしてもらえますよ。

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※2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく

ビザの手続きは複雑で最新情報を得づらいので、一度プロに相談しておきましょう

ETA(ETAS)申請をする

日本国籍の人がオーストラリアへ3ヶ月未満の短期留学をする場合、ETA(ETAS)申請が必要です。

ETA(ETAS)とは?

オーストラリアのETA(Electronic Travel Authority)は短期滞在者向けの電子渡航許可。

ETAS(Electronic Travel Authority System)と呼ばれることもあります。

オーストラリアへ観光、家族や友人の訪問、出張や業務の目的で3ヶ月未満滞在する人の出入国を管理するシステムで、入国前に申請して渡航許可を受ける必要があります。

観光ビザのようなものと考えておきましょう

オーストラリアへ短期留学する場合は、事前にETA(ETAS)申請をするのを忘れずに。

>>ETA(ETAS)申請に関する詳しい情報はこちら(日本語表記)

留学中のお金の問題を解決する

オーストラリア留学中に経済的なゆとりがあると、大きな頼みの綱になります。

海外生活ではこんなときにお金が必要!

  • 海外で道に迷ってしまい、タクシーで家に帰った
  • 住んでいる街の治安が気になるので、家賃は上がるけど違う街へ引っ越した
  • 辛い海外生活でストレス発散したくて、少しお高い日本料理屋さんで好きなものを食べた
  • せっかく海外に来ているので、近隣国へ旅行した
  • 海外生活中に日本の家族が体調を崩し、バタバタ一時帰国をした

毎月少ない貯金を切り崩しながら節約生活をしていると、どうしても不便です。

オーストラリア留学中にお金の心配をしなくて済むよう、日本にいるうちからお金の問題を解決しておきましょう。

日本でできる留学中のお金の問題解決方法

  • 留学期間を余裕でカバーできる貯金をしておく
  • 海外でもできるオンライン副業で稼ぐ力をつけておく
  • 現地で仕事やアルバイトができるようスキルを身につけておく

筆者の経験からいうと、いくら貯金があっても留学中に毎日目減りしていく口座残高を見るのは辛いので、海外で稼げるスキルを身につけるのがおすすめ。

海外生活中も毎月収入があれば、留学を延長したいときや日本帰国後すぐに仕事が見つからないときにも便利です。

日本にいるうちからオンラインでお金を稼いでおいて、収入を上げてから留学用の貯金をするのがベスト。

会社に雇われて時給で収入を得るのではなく、自分で稼ぐ経験をしていると海外でも心強いです。

オンラインで現地の人と交流する

日本にいながらでもネイティブの人と交流することはできます。

メッセージのやり取りであれば高い英語力は不要ですし、相手の言葉を理解して返信を考える時間もゆっくり取れます。

交流する相手選びでは、日本語を勉強中の英語話者や外国人が◎

HelloTalk(ハロートーク)は外国語を学びたい人が集まるプラットフォーム。

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日本にいながら英語を学びたい人と、英語圏にいながら日本語を学びたい人をマッチングできます

プロフィールにあなたの言語レベルを登録できるので、会話をはじめる前に言語レベルをお互いに把握することができます。ありがたい。

ネイティブの人が文章の間違っている部分を訂正してくれますよ。

わたしもハロートークを登録してたら、スペイン語ネイティブの人から結構な数のメッセージがきました

オーストラリア留学で実践的な英会話をする前に、チャットで英会話に慣れるところから始めましょう。

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30代でオーストラリア留学した人の体験談

30代でオーストラリアへ留学している人はたくさんいます。

30歳以降に留学している人は英語力を伸ばすため以外にも、専門職の勉強や移住を目指した留学などさまざま。

30代でオーストラリア留学すると、周りは若い人たちばかりかも……

と不安な人も大丈夫。海外では30代で留学するのは普通のことですよ。

30代のオーストラリア留学でよくある質問

オーストラリア留学に家族を連れて行くことはできますか?

学生ビザであれば、ビザ申請者本人の配偶者と18歳未満の子どもの同伴は可能です。

本人の学生ビザ申請時に含めることができます。

ただしワーキングホリデービザでは家族帯同できません。

オーストラリアの語学学校の年齢層はどれくらいですか?

語学学校によっては異なりますが、20代の留学生が一般的です。

ただしビジネス英語コースや経営などの専門知識を学ぶビジネススクールでは、30代以上の社会人も多くいます。

オーストラリア留学中に働くことはできますか?

オーストラリアに滞在する際、学生ビザとワーキングホリデービザのどちらも就労可能です。

学生ビザには就労する際の条件や制限がありますが、働いて生活費を稼ぎながら勉強することもできます。

仕事探しを有利に進めたいなら、英語力と専門スキルを身につけておきましょう。

オーストラリア留学から帰国した後の再就職は難しいですか?

オーストラリア留学後に再就職している社会人はたくさんいます。

再就職する場合はTOEICやIELTSなどの英語力を証明できるテストを受けたり、履歴書でアピールできる資格・学位や海外の実務経験を得たりすると有利です。

まとめ:30代のオーストラリア留学は人気!海外で英語を学ぶのに年齢は関係なし

30代でオーストラリアに留学する方法やメリット・デメリットを紹介しました。

30代でオーストラリアに社会人留学する方法

  1. 語学留学(短期、長期)
  2. 大学(大学院)進学
  3. 専門留学
  4. インターン・ボランティア留学
  5. ワーキングホリデー【30歳まで】

オーストラリア留学は学生ビザでも現地で働くことができるので、家族連れの人や貯金がない人でも安心です。

日本との時差が少ないため、オーストラリア留学をしながら日本の会社でリモートワークも可能。

30代でオーストラリア留学するのは遅いなんてことはありません。

自然豊かなオーストラリアでリフレッシュしながら、英語力を伸ばす留学をしてみてはいかがでしょうか。

Muchas gracias por leer♡

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