【スペインの部屋探し】アパート(ピソ)の家賃相場は?不動産の探し方を在住者が解説
スペインでアパートを借りたいけど部屋探しの方法がわからない……
スペインの家賃相場がどのくらいか知りたい
スペインで購入できる不動産の探し方を知りたい
スペイン移住や留学で部屋探しが必要なとき、日本にいながらどうやって探せばいいのかわからないですよね。
毎月の生活費を考えるためにも、家賃相場が知りたいという人も多いはず。
そこで本記事ではスペインで5回も引っ越し経験のある筆者が、スペインの部屋探しの方法や家賃相場、住宅事情について紹介します。
ほかにも、
- スペインで部屋探しをするときに重要なポイント・選び方
- スペインの部屋探しで使えるWebサイト
- スペインで部屋探しをするときのコツ
- スペインで部屋探しをするときの注意点
- スペインで実際に部屋探しをした人の体験談や口コミ
について紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね!
【住宅事情】スペインに住む方法は?住居タイプは5種類!
スペインでの住居探しには、以下5種類のタイプがあります。
スペインの住居タイプ
- アパートやマンションを借りる賃貸
- シェアハウス
- 学生寮
- ホームステイ
- 不動産を購入する
①アパート・マンションを借りる(賃貸)
スペインに住む際、アパート・マンションを借りる(賃貸)が一般的な選択肢の一つです。
アパート・マンションを借りるときの契約方法
- 大家さんとの個人間契約
- 不動産会社の仲介
日本にはあまりない大家さんとの直接契約も主流です
ただし移住してきた外国人や留学生だとアパートを借りるのは難しいことも。
定職についてない、毎月の収入証明ができない場合は、契約をしてくれないことがあるので注意しましょう。
スペインでは通常、賃貸契約をする場合に以下3点が必要になります。
スペインの一般的な賃貸契約の内訳
- 敷金(保証金)
- 家賃の初月分
- (不動産会社を仲介する場合)仲介手数料
契約書は通常スペイン語で作成されますので、必要に応じて通訳を用意することをおすすめします。[
アパート・マンションを借りる場合、家具や家電が付いている物件とそうでない物件があります。
家具や家電が付いている場合は、初期費用を抑えることができますが、
自分で家具を用意する場合は、初期費用が増えることになるので、よく考えて選びましょう。
②シェアハウスで部屋を借りる
シェアハウスは、単身者がスペインで部屋探しをする際におすすめの選択肢の一つ。
シェアハウスのメリット
- 異文化交流や新たな友人づくりの機会が増える
- ルームメイトとの会話でスペイン語を学べる
- ルームメイトと一緒に観光やお出かけができる
- 一人暮らしより賃料や光熱費などが安くなる
日本と違いスペインは家賃が高めなので、単身者は賃貸よりもシェアハウスの方が一般的です。
スペインで働いている人でも、若い人はほとんどみんなシェアハウスか実家暮らしです
ただし、シェアハウスで部屋を借りる場合には、ルームメイトとの相性やルールに注意が必要。
ストレスやトラブルの原因にもなるため、入居前にはルールや条件についてしっかりと確認し、自分に合ったシェアハウスを選ぶようにしましょう。
③学生寮の部屋を借りる
学生寮はスペインで住む学生にとって、手軽でコスパの良い住居の選択肢。
とくに日本から初めてスペインに来る場合は、自分でアパートを探すよりも学生寮に入った方が安心です。
学生寮のメリット
- 学生専用の共用スペースや食堂、洗濯室、勉強スペースなどが完備されている
- 学校が管理・運営しているので、セキュリティが確保されている
- 同じ学校の人と仲良くなれる
- 学校から近い
- Wi-Fi環境が整っている
学生寮は学生同士の交流もできるため、留学生にも人気があります。
留学生にとっては、スペインに来たばかりの生活を始める上で、学生寮は安心できる場所となるでしょう。
④ホームステイで部屋を借りる
スペインで部屋探しをする方法の一つとして、ホームステイがあります。
現地の家族と生活を共にするので、スペイン語を学びたい、現地の生活や文化に触れたいという人におすすめです。
ホームステイのメリット
- 現地の生活や文化を体験できる
- 自然なスペイン語を学べる
- 食事付きだと自炊する手間が省ける
- ホームステイの家族と観光やお出かけができる
ただし、ホームステイには個人差があるので、事前にルールやルームメイトの有無などを確認しておくと◎。
また、スペイン語力が必要な場合もあるため、ある程度話せるように勉強しておくことが大切です。
⑤不動産を購入する
スペイン移住で長期間住む予定の人や、お金に余裕がある人は不動産を購入するのもあり。
不動産購入のメリット
- 家のリフォームや増築ができる
- 大家さんとのトラブルに悩まされない
- 不動産の金額によってはビザを取得できる
- 好立地であれば良い投資になる
スペインの不動産市場はバブル期に比べると落ち着いており、比較的手頃な価格で購入できる物件も。
例えば、マドリード市内で1ベッドルームのアパートメントを購入する場合、40万ユーロ前後で購入できます。
スペインの家賃相場は高止まりしているので、物件購入もあり
ただしスペイン語が不得意な場合は、通訳や翻訳サービスを利用することが必要です。
また物件の決定後には、弁護士にも相談してアドバイスをもらっておきましょう。
物件探しの際には複数の不動産会社を比較し、自分の希望や予算に合った物件を探すことが大切です。
スペインで部屋探しをするときに重要なポイント・選び方
立地・周辺の環境
立地・周辺の環境は、スペインで部屋探しをするときに非常に重要なポイントです。
立地の良さを見分けるポイント
- 治安が良好か
- 交通アクセスが便利か
- スーパーや飲食店が近くにあるか
- ホームレスや移民が多くないか
- 街は綺麗に整備されているか
- 家族連れが住んでいるか
たとえば地下鉄やバスなどの交通機関が近くにあると、市内の移動がスムーズになります。
一方で治安が悪い場所に住むと、外出時に不安を感じたり、空き巣に入られたりすることがあります。
住む場所の周辺の治安には十分に注意しましょう。
とくに女性は夜一人で出歩くと危険な場合もあるので注意を。
立地・周辺の環境は個人の好みによって異なるため、自分に合った環境を選ぶことが大切です。
家具や家電の有無
スペインで部屋探しをする際に、家具や家電があるかどうかも確認しましょう。
賃貸物件によっては、家具や家電が完備されている場合がありますが、一方で空き部屋として貸し出される場合もあります。
家具付き物件はこんな人におすすめ
- スペイン暮らしが1年や半年など期間が決まっている人
- まずはお試しで生活を始めたい人
- 単身者で家具や家電の持ち運び・組み立てが大変な人
- 初期費用を抑えたい人
家具なし物件はこんな人におすすめ
- スペインに長期移住予定の人
- インテリアを自分の好みに揃えたい人
- 中古の家具や家電を使いたくない人
- 知人からいらない家具や家電を譲ってもらえる人
家具や家電がある場合は、それぞれの状態を確認してから契約するようにしましょう。
家具が古くて使いづらかったり、家電が故障している場合は、修理や交換を大家さんに要望することができます。
契約前に確認しておかないと、退去時に現状回復費として保証金から引かれる場合もあるので注意を。
外向き・内向きの部屋
外向き・内向きの部屋選びは、快適な居住環境を作るうえで大切なポイントのひとつです。
一般的に外向きの部屋のほうが人気で、家賃も上がりますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
外向きの部屋 | 内向きの部屋 | |
---|---|---|
メリット | 日当たりがよく昼間は明かりがいらない 景色がよく開放的 バルコニーやテラスを楽しめる | 外の騒音が少なく静か ほこりや塵・砂が少ない |
デメリット | 外の騒音がある | 日当たりが悪い 通気性が悪い |
外向きの部屋は、バルコニーやテラスでスペインの気候を楽しんだり、お茶を飲んだりしたい人におすすめ。
内向きの部屋は、静かで落ち着いた環境を求める人におすすめ。
階数・エレベーターの有無
アパートの階数やエレベーターの有無は、治安と利便性において重要なポイントです。
低階数のアパート・マンションは家賃が安い傾向がありますが、地区によっては空き巣に入られる場合も。
またエレベーターがないアパートでは引っ越しで苦労しますし、旅行や一時帰国などでスーツケースを使うときも大変です。
そもそも上の階に住む場合、毎日階段を上がらなければならないため、体力的な負担になります。
できれば高層階、エレベーター付きのアパートを借りるようにしましょう。
住民票登録の可否
借りている部屋やアパートで住民票の登録ができるかは、移住者にとって非常に大切です。
なぜなら、スペインにおける外国人のNIEカードを取得するには、住民票の登録が必須なため。
NIEカードとは?
スペインの外国人向けマイナンバーカード。
ビザを取得するとNIE番号が与えられ、現地に到着してからNIEカードの取得が必要になります。
ほとんどのアパートでは住民票登録が可能ですが、シェアハウスや学生寮などは登録できないこともあります。
契約をする前に、必ず住民票の登録ができるか確認しておきましょう。
大家さんとの相性
大家さんとの相性は、スペインで快適な生活をするのに重要なポイントの1つです。
日本だと不動産会社を通じてアパートを賃貸契約すると、大家さんはだれなのか一切わからないままということもありますよね。
一方でスペインでは住み始めて何かあったら、その都度大家さんとのコミュニケーションが必要になります。
大家さんとやりとりするケースの例
- 光熱費などの費用を請求される
- 家の設備やインフラ関係に修理やメンテナンスが必要になった
- 家具や家電が壊れたり、使えなくなった
- 家賃の交渉をするorされるとき
フレンドリーで話しやすい大家さんであれば、何かトラブルがあったときもスムーズに対応してもらえます。
大家さんとの相性を確認するためには、内見時にどんな人かよく見ておきましょう。
親切に案内してくれたか、話しやすい印象があるか、などをチェックしておくと◎。
(シェアハウスの場合)ルームメイトとの相性
シェアハウスでの生活はルームメイトとの相性が重要です。
同じ空間で過ごすことになるため、生活習慣や性格の合わない人と暮らすとストレスがたまってしまいます。
ルームメイトとのトラブルの例
- 綺麗好きか、汚くても気にならないか
- 朝型タイプか、夜型タイプか
- 友だちを呼んでパーティーをするか、静かに過ごしたいか
- リビングで過ごしたいか、部屋で過ごしたいか
相性のよくない人と同居すると、お互いに迷惑をかけてしまいます。
そのためルームメイトとの共有スペースでのルールを明確にし、お互い快適に生活できるよう気遣うことが大切です。
スペインでアパートの賃貸や不動産購入ができる部屋探しの方法は?
家探し(賃貸)のサイトで探す
こんな人におすすめ
- シェアハウスの部屋を借りたい
- アパートの賃貸契約をしたい
- 不動産を購入したい
- 家賃相場や不動産市場の相場を知りたい
スペインでアパートや部屋を借りる方法として、最もポピュラーなのは賃貸物件が載っているWebサイトで探す方法です。
スペインで有名なサイトは、idealista、fotocasa、pisos.comなどがあります。(詳しくは次の見出しで!)
賃貸物件のサイトでは、立地条件、家賃、部屋数、家具・家電の有無などの条件から検索が可能で、写真や詳細な情報も掲載されています。
また、サイト内の問い合わせフォームから直接大家さんに連絡することもできます。
サイト上に載っている物件が詐欺やスパムの可能性があるため、あまりに安すぎる物件などは注意しましょう。
現地の不動産会社で探す
こんな人におすすめ
- アパートの賃貸契約をしたい
- 不動産を購入したい
- 現地の不動産事情を知りたい
スペインで部屋探しをする際、現地の不動産会社を利用する方法もあります。
不動産会社には専門知識があり、周辺環境や物件の情報を詳しく教えてくれるので、安心して部屋探しができて◎。
現地の不動産会社を利用するときは、担当者とのコミュニケーションが重要です。
自分の要望や予算をしっかり伝え、理想の部屋を見つけましょう。
日本人が経営している不動産会社もあるので、スペイン語が不安な方は問い合わせてみましょう。
掲示板・SNSで探す
こんな人におすすめ
- シェアハウスの部屋を借りたい
- 日本人とシェアハウスをしたい
- 日本人オーナーの部屋を借りたい
- スペイン語や英語が苦手
スペインでアパートやシェアハウスを探すときは、掲示板やSNSも有効な手段です。
掲示板・SNSでの探し方の例
- スペインの日本人向け掲示板で探すor募集する
- Facebookのグループで空き部屋情報を得る
- スペイン在住者のTwitterをチェックする
掲示板やSNSで物件を探す場合は、発信元が信頼できる人かどうかもチェックしておきましょう。
わたしもルームメイトを掲示板で募集して見つけたことがありますよ
スペインの部屋探しで使えるWebサイト5選
スペインのアパート・部屋探しに役立つ賃貸物件サイト5選は以下の通り。
いずれも英語表記可なので、スペイン語に自信がない人もチェックしてみてください。
①idealista
対応地域 | スペイン/イタリア/ポルトガル |
---|---|
公式サイト | https://www.idealista.com/ |
2023年4月にバルセロナ市で検索したときの物件掲載数
- シェアハウス……2,436件
- 賃貸物件……4,963件
idealistaはスペインの賃貸物件探しで有名なWebサイト。
探したい物件の立地を地図上で手書きで指定できるので、住みたい場所に合わせて検索しやすいのが特徴です。
アプリが使いやすいので、部屋探しをするならアプリで使うのがおすすめ。
②fotocasa
対応地域 | スペイン/アンドラ |
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公式サイト | https://www.fotocasa.es/es/ |
2023年4月にバルセロナ市で検索したときの物件掲載数
- シェアハウス……4,663件
- 賃貸物件……4,278件
fotocasaはスペインに特化した賃貸情報サイト。
運営会社は転職サイトのinfojobsやMilanunciosなど他業種の有名なサイトも運営している大企業です。
サイト内で見つけた気になる物件は、お気に入りリストで管理することができます。
③habitaclia
対応地域 | スペイン |
---|---|
公式サイト | https://www.habitaclia.com/ |
2023年4月にバルセロナ市で検索したときの物件掲載数
- 賃貸物件……4,253件
habitacliaはバルセロナをはじめとしたカタルーニャ地方を中心に、物件情報が探せるサイト。
シェアハウスは対象外で、賃貸物件か購入物件、新築物件のみを載せています。
バルセロナやマヨルカ島などのバレアレス諸島に家族で移住予定の人は要チェックです。
④badi
対応地域 | スペイン |
---|---|
公式サイト | https://badi.com/es/ |
2023年4月にバルセロナ市で検索したときの物件掲載数
- シェアハウス……件数は非公開
- 賃貸物件……件数は非公開
なおバルセロナ県の物件は8,000件以上
badiはスペインの物件情報に特化したプラットフォーム。
いつから入居したいか日付を設定できるので、日本にいる間「〇月〜から入居できる物件を探したい」といった場合に便利です。
⑤pisos.com
対応地域 | スペイン/一部フランス |
---|---|
公式サイト | https://www.pisos.com/ |
2023年4月にバルセロナ市で検索したときの物件掲載数
- 賃貸物件……1,903件
Pisos.comはスペインと一部フランスの物件情報を検索できるプラットフォーム。
シェアハウスは対象外で、賃貸物件か購入物件、新築物件のみを載せています。
スペインの都市別アパート(ピソ)の家賃相場は?
マドリードの家賃相場
- シェアハウスの部屋(シングルルーム)……300〜600€
- 一人暮らし用の賃貸物件……800〜1,200€
- 家族向け賃貸物件……1,000€〜
マドリードは首都なだけあって他の都市より割高です。
中心地に近かったり高層階やテラス付きなどの好条件が揃うと、少し高くなる傾向があります。
バルセロナの家賃相場
- シェアハウスの部屋(シングルルーム)……300〜600€
- 一人暮らし用の賃貸物件……800〜1,200€
- 家族向け賃貸物件……1,000€〜
バルセロナはマドリードと同じような家賃相場で他都市よりお高め。
ラバル地区やバルセロネータ地区など、中心地から近いのに相場が安い場所もありますが、治安はあまり良くないのでご注意を。
バレンシアの家賃相場
- シェアハウスの部屋(シングルルーム)……200〜500€
- 一人暮らし用の賃貸物件……700〜1,000€
- 家族向け賃貸物件……900€〜
バレンシアはマドリードやバルセロナと比べると安く借りることができます。
とはいえある程度都会なので、物価の安いところに住みたいならチェックしておきましょう。
セビージャの家賃相場
- シェアハウスの部屋(シングルルーム)……200〜500€
- 一人暮らし用の賃貸物件……500〜800€
- 家族向け賃貸物件……600€〜
セビージャもバレンシアと同じような家賃相場ですが、一人暮らし用や家族用の賃貸物件は少しお安め。
生活費も他の大都市に比べるとかなり抑えられるので、マドリードやバルセロナのシェアハウス生活よりも快適に暮らせます。
スペインで部屋探しをするときのコツ
即断即決が鍵
スペインで部屋探しをするときは、即断即決が非常に重要です。
というのもスペインの市場は需要過多で、良い部屋はすぐに他の人に取られてしまうことがよくあります。
気に入ったアパートがあれば、すぐに問い合わせを入れて内見予約をすることが必要です。
問い合わせをしても返事がないことがあります、切り替えて次の物件を探しましょう。
内見をして気に入ったら、ほかの内見予約状況や検討している人の有無を確認しましょう。
逃したくない物件ならそのまま契約を結び、手付金を支払って確保するのも一つの手です。
しかし、適当な部屋を選んでしまうと後悔することにもなりかねないので、自分が本当に求めている条件をしっかりと把握し、納得のいく決断をしましょう。
できるだけすぐに・長期利用で借りる
スペインで部屋探しをするなら、長期間借りる前提で、できるだけすぐに入居できるようにしておきましょう。
実際にあった内見希望者の2人
- Aさん……今年の7月まで部屋を借りたい
- Bさん……今すぐにでも入居して、できるだけ長く借りたい
大家さんとしては毎回借主を探すのも大変なので、できるだけ長く住んでくれる人を探しています。
そもそも短期間の借り入れでは、入居可能な物件も限られてしまい不利に。
また空き部屋の期間が長くなると家賃収入がなくなるので、すぐに住み始めてくれる人のほうが◎。
日本にいながら長期利用前提で部屋探しをするのが怖いなら、一旦Airbnbなどで1〜2ヶ月ほど仮の住まいを押さえて、
実際にスペインへ渡航してから現地で部屋探しをするのも一つの手です。
借主の質をアピールする
アパートを借りる側が物件を選ぶのと同じように、大家さんも借主を審査して選んでいます。
そのため問い合わせや内見をするときに、
- 返信が早い
- 礼儀がある
- 誠実で責任感がある
など借主として相応しいことをアピールするようにしましょう。
わりと「日本人だから誠実でちゃんとしています」と言うと信じてもらえます
スペインで部屋探しをするときの注意点
詐欺やスパムの物件に注意しよう
スペインで部屋探しをするときは、詐欺やスパムに注意しましょう。
とくに誰でも物件を掲載できる賃貸サイトは要注意です。
こんな物件は危険!
- あまりにも低すぎる家賃で魅力的な物件
- 個人契約なのに写真がホテルのように綺麗
- 契約前に内見させてもらえない
- オンライン上で手付金の振込を要求してくる
- オーナー本人がスペインにいなくて会えない
- 現地に行かなくても申し込める
あまりに安い物件だと気づけるように、最初は賃貸サイトをよく見て相場感を知ることが大切です。
また不動産会社を装った詐欺もあるので、物件内見をしっかりと行い、契約前には必ず契約書を読んで内容を確認しておきましょう。
内見予約するのも大変と考える
スペインでは部屋探しをする人の需要が多いため、競争はかなり激しいです。
スペインでアパートを見つけるまでの壁
- 問い合わせをしたけど返事がない
- 問い合わせをしたけどすでに募集が終わっていた
- 内見予約をしたけど途中で借主が決まってキャンセルになった
- 内見をして検討している間に他の人に借りられた
気になった物件があればすぐ問い合わせをする、100%気に入ってなくても内見してみるなど、積極的な部屋探しが大切です。
綺麗な状態で借りられるのは稀
スペインで部屋を借りるときに注意すべき点の1つは、綺麗な状態で借りられる部屋は稀であるということ。
とくに家賃相場が安い物件は、設備が古かったり、汚れていてもそのままにしていたりすることが多く、
入居してまず最初にすることは大掃除、ということも珍しくありません。
そもそも衛生観念や綺麗の概念が日本とは違いすぎるので、日本ではありえない状態で引き渡しされることも。
わたし自身以前借りた部屋の毛布に髪の毛が大量についていて、ゾッとした思い出があります……
綺麗な部屋に住みたいなら、家賃相場以上の金額を支払う必要があることも。
部屋探しをするときは、内見時にどのくらい綺麗かを念入りに確認し、必要に応じて予算を調整するのも念頭に入れましょう。
スペインで部屋探しをした人の体験談や口コミ
まとめ:スペインのアパート・部屋探しは賃貸サイトで!詐欺に注意
スペインのアパート・部屋探しに役立つ賃貸物件のWebサイト5選を紹介しました。
スペインでの部屋探しは、初めての方には戸惑いがあるかもしれませんが、インターネット上で気軽に賃貸サイトで探すことができます。
しかし詐欺やスパム物件には注意し、できるだけ内見してから契約するようにしましょう。
本記事をきっかけに、スペイン生活が充実するアパートや部屋が見つけられることを祈っています!
Muchas gracias por leer♡