【海外の美容室事情】スペイン・バルセロナの美容院に行ってみた!

こんにちは、スペイン在住3年目のMayu(@Jope_Mayu)です。




海外移住や留学をすると、そんな風に悩むこともありますよね。
現地の美容院に行って、言葉が通じず困ったらどうしよう。
海外で流行っている髪型にされて似合わなかったらどうしよう。
一度失敗してしまったら、なかなか取り返しがつかない髪型。できれば日本人の美容師さんに切ってもらいたいけど、海外に住んでいるとそう簡単にはいきません。
そこでわたしは先日、満を持してスペイン・バルセロナの美容院へ行ってきました!本記事では海外スペインでの美容院の一連の流れや予約方法、注意したいポイントなどを紹介します。
わたしの体験談によって、不安に思うあなたの気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。
スペイン・バルセロナにある美容室、選ぶにあたってのポイント
バルセロナには日本人経営の美容室があった!
実はバルセロナには日本人美容室があります。
- Shibuya……バルセロナの主要駅であるサンツ駅の近くにあり
- Neu*……グラシア地区にあり、日本の雑誌もたくさんあるよ
- Kamiuta……グラシア地区にあり、ヘッドスパもあるよ
バルセロナで出逢った日本人の友人らはよくお世話になっているようです。
わたしもそこに行ってみようかなと思っていたのですが、やはり
- スペインの美容室の相場よりは価格が少し高い
- 現地の美容室がどんな感じなのか体験してみたい!
ということでスペイン人美容室に行くことに決めました。



バルセロナの美容室選びのポイント
バルセロナには美容院がめっちゃくちゃあります!!!
Google Mapで「peluquería(スペイン語で美容院)」と調べてみると、大量に出てきて中々選べません。
そこで選ぶポイントとして、3つ挙げてみました。
- 個人経営のような美容院ではなく、座席数も多い綺麗なヘアサロン
- お手頃な料金設定
- 家からのアクセスのよさ
わたしが実際に行ってみた美容院
そこで今回わたしが行ってきたのはこちらのお店。
*BAJOMISOMBRERO
住所:Avenida Madrid,135 08028-Barcelona
電話番号:(+34) 93 490 18 66
Webページ:http://www.bajomisombrero.com/
2016年にヘアケアブランドKérastase(ケラスターゼ)の賞をとったことのあるお店のようです。
(PREMIO NACIONAL 2016 KERASTASE)
海外の美容室ってどうやって予約するの?
まずは問い合わせと確認のため美容室へ
そもそも美容院へ髪を切りに行きたいと思ったものの、
- 希望するメニューの見積もりがいくらくらいになるのか
- 予約はどうするのか
などなどわからない点が多かったので、一度問い合わせがてら直接行ってみることに。
お店の入り口はこんな感じ。
自動ドアで開くと思いきや、ドアの近くにあるボタンで店員さんを呼んで開けてもらうという方式。
(ブログで紹介する旨を伝え、事前に撮影許可も頂きました。)
事前相談として、どんな仕上がりにしたいのかを話しました。
わたしはカラーとカットをしてもらいたく、そして色はピンクにしたかったのです。
ただお店の方はわたしの髪を見て、



とのことでした。残念。。
とにかく突然の訪問だったので、美容師さんが空く時間に再度訪問してお話することに。
再度訪問、カラーを決めることに
そして2度目の訪問。
わたしの担当の美容師さんはDAVID(ダビッド)。
DAVIDとお話してみると、やっぱりピンク色は今の状態であれば綺麗なピンクが入らない、ということで他の色を勧められました。



あなたには赤、紫、青、緑のどれかがおすすめだよ!



ヘアカラー表で見せてくれたのは日本のときと全く変わらないようなものでした。
ただ仕上がりイメージの写真を見せてくれると、原色感満載の圧倒的インパクト。



その他色々と確認して、事前の話し合いは終了。
その場で予約ができなかったので、後日電話予約をしました。



そしていざ、スペイン人の美容院にチャレンジです。
スペイン人美容院の様子と施術の流れ
店内の様子をちらっと写真で
中はとっても綺麗でおしゃれです。
(若干見にくい写真ですみません。。)
当日は最初に自分のしたい色や髪の長さ等を確認し合いました。
早速カラー開始!
まずはケラスターゼ製品のカメラを使って、髪の状態を拡大カメラで見せてくれました。画期的!
髪の根元は健康で、地肌も白くて大丈夫とのこと。よかった!
そのあと髪の根元に近い部分、中間部分、毛先の部分の3種類に分けてチェックしてくれました。
チェックも終わったところで、カラーへ。
髪を切るイスではなく、普通のイスとテーブルがあるところに座らされてその場でカラーに入りました。
そして服を守るために事前にハッピのような形のビニールの服を着用。
顔と生え際の境の部分には、肌を守るためにクリームをつけてもらいました。



日本の美容院はカラー剤を小さなボウルで配合してから染めるというイメージですが、スペインの美容院は直接チューブから出して髪に塗っていました。すごいな。
カラーで待っている間は紅茶とチョコレートを出してくれました。



ここがカラー剤のある場所。
(きっと美容師さんとかじゃないと詳しくわからないかと思いますが、、)
シャンプーとカット、仕上げのセットへ
カラーが終わると髪を流してカットへ。
シャンプーは設備といい、やり方もほとんど日本と変わらずよかったです。
髪をすきたい場合は念押しで伝えないとやってくれません!
髪をすく技術はあんまり……といったところが本音。



と聞かれたので、どうせならと思いやってもらいました。
アイロンを使って巻くのではなく、ドライヤーとコームを使ってゆるく巻いていました。
いよいよ完成!
…そうこうしていると、ついに完成!
これが仕上がった写真です。
わたしは結局何色にしたかというと…
赤色にしてみました。
情熱の国スペインで、情熱の女になりました。
美容師さんに「あなたはきっと赤が似合う!」とすごくおすすめしてもらったので。
仕上がった当初はあまりの赤さに衝撃でしたが、こうしてみるとお気に入りの色です。



海外の美容院ってどうなの?実際の価格は?
ただ傷んでしまおうがどんな色でも適当に染めるというわけではなく、ここの美容師さんは髪の状態をみてしっかりと判断してくれました。
あまりに傷んでしまう場合は「そのカラーは髪に刺激が強すぎて出来ない」といった風に止めてくれます。
「染めても切り落とさなくちゃいけなくなっちゃうよ」「染めることも出来るけど、この状態では汚い色になってしまう」と言って判断してくれるので頼もしく感じます。
海外の美容院は日本のように細かく気配りをするのではなく、割と適当だったりするのかな……なんて思っていたのですが、そんなこともありませんでした。
今回わたしが美容室でおこなった施術内容
- Ritual Intenso(トリートメント) 15ユーロ
- Corte(カット) 24ユーロ
- Peinado Largo(ブロー、ロングヘアー) 18ユーロ
- Elumen Color Largo(カラー、ロングヘアー、相談料込み) 52ユーロ
- 消費税:15.13ユーロ
初回20%オフの割引
計87.2ユーロ
次回以降は11〜25歳までであれば25%オフになります。(水曜と木曜のみ)
そして最後にケラスターゼ(Kérastase)のシャンプーとトリートメントのサンプルをもらいました。
実際にもらったのはこの種類のもの。
スペインの硬水にも負けず、バツグンなさらさらヘアーにしてくれました。
バルセロナに住んでいる方はもちろんのこと、一度現地の美容院を体験してみたいという方、是非こちらに行ってみてはいかがでしょうか。
Muchas gracias por leer♡