こんにちは、4年に1度の祭典W杯を楽しみつくしているMayu(@Jope_Mayu)です。
さて今回のロシアW杯、わたし個人としては初めて海外・スペインで経験するW杯になりました。
やはり日本で過ごすW杯と違って、新鮮!おもしろい!
ということで今回は海外・スペインで過ごしたW杯を記事にまとめてみました。
Sponserd search
目次
スペインでのW杯観戦環境はどんなものなのか?

全試合を地上波テレビで観戦可能
日本も同じだとは思いますが、スペインでは全試合をリアルタイムでテレビ観戦が可能です。
3つのチャンネルで割り振って放映されています。
もちろん解説はスペイン語。スペイン語のリスニングを鍛えたい人にはおすすめです。
この解説ではスペイン人の国民性が垣間見えて楽しい。
スウェーデン対韓国の試合で実況解説してたスペイン人が
「今日でW杯出場国を全て観ることになります!……あ、いやいや明日グループHがありますね!コロンビアのハメスに、ポーランドのレバンドフスキがいます!しかし明日からGS2巡目スタートです」
って言ってて笑った。日本インパクト残そう🇯🇵
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月18日
おっちょこちょい感たっぷり。

こんなことも話してました。
ポーランド🇵🇱対コロンビア🇨🇴の試合中スペイン人の解説の方が、
👱🏻♂️🇪🇸ポーランドが負けてグループリーグ敗退が決まったら、最後の日本戦はバケーション気分で臨むことになっちゃいますね〜
ってゆってたけど、🇯🇵油断せずに最後まで戦い抜こう!🙌
(そんなとこまで解説してくれるったい)— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月24日
夏=バケーション
というヨーロッパ文化を身にしみて感じる。
外出先でもインターネットがあればいつでも観戦可能
W杯はスペイン語でCopa Mundial(コパ・ムンディアル)。(会話ではだいたい略してムンディアルのみ)
日程や結果を調べたいときはGoogleの情報がいちばん簡単で見やすいです。
そのうえGoogleの情報から直接試合中継している動画配信サイトへアクセスができます。
スマホ版

PC版

いずれもオレンジ色の枠部分Ver en directoをクリックするとリアルタイムで視聴可能です。
バルでも当たり前のように試合を放映

シーズン中はいつでもバルでラ・リーガの試合が見られるように、W杯期間中もほとんどのバルで試合が見られます。
ただもちろん周りの人が同じように日本を応援しているワケではありません。日本人1人、孤独な応援隊のような状態です。(現地の日本人と一緒に応援すれば別ですが)
先日わたしが日本vsコロンビア戦をバルで応援していたら、すごく嬉しいことがありました。
【バルで日本戦を観戦したらin🇪🇸】
日本人はただ1人
↓
気にせずキャーキャー叫ぶ
↓
日本に点が入った瞬間ガッツポーズ
↓
近くにいた人も一緒にガッツポーズしてくれる
↓
試合終了後、彼がコロンビア人だったことを知る
↓
彼は常連さんだったらしく、会計10%オフしてもらうこんなことある?
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月19日
なんたる懐の深さ。
バルで観戦しているとこういったコミュニケーションが生まれるのも楽しいです。
別の日にはバルで観戦中のわたしのグラスが空になっているのを見かねて、店員さんが「おかわりいる?」と尋ねてきたときに、

なんて冗談を言ってくれました。みんなフランクで、すごく和まされます。

国際都市ならでは、周りに色んな国の人がいて楽しい
国際都市バルセロナでは、いろいろな国の人が混在しています。
スペイン人ではない人を見かけるのなんて日常茶飯事です。
それは我が家でもそう。うちはアパートをシェアして住んでいるのですが、メンバーがインターナショナル。
【本日のお祭り】
日本🇯🇵対コロンビア🇨🇴
inロシア🇷🇺そしてわたしの住んでるシェアハウスメンバー3人も奇跡的に、コロンビア女子・ロシア女子・日本女子という布陣
この組み合わせは恐らく世界中でうちの家だけや。負けられない戦いがここにもある✊
(彼女らは悔しいほどに⚽に興味がない)— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月19日
この組み合わせ、たまたまにしてはすごくないか?

グローバルな環境はここだけではありません。
スペイン語の語学学校はもちろん、色んな国の人たちが集まります。
語学学校でW杯の話になって、先生がイタリア人🇮🇹の子に「イタリアどこに行ったんだ?!」って聞いたら
「今年はW杯なんて存在しないよ!何言ってんだ!いまみんな親善試合してるんだろ?」
って言ってて、その横でオランダ人🇳🇱の子も
「ないない、W杯なんてない」
って同調してて笑った。
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月18日
え、みんな騒いでるけどどうした?
みたいな反応が潔くて気持ちいい。
たぶんこの会話にサッカー好きフランス人とかスペイン人が入ってたら、さらにおもしろかっただろうと思います。
ちなみにイタリア代表がW杯出場を逃したとき、フランス人がイタリア人にそのことをイジリ、イタリア人も負けじと「うるせー、お前らユーロ決勝でポルトガルに負けたくせに」と言い返してました。

これは日本がベスト16入りを果たしたとき。コロンビア各所への挨拶。
ルームメイトのコロンビア女子とか、コロンビア人の彼女と一緒に応援してた友だちとかに挨拶回りな状態。
ただセネガルに点を決めてくれたジェリー・ミナ選手を友だちにもつ知り合いには、日本国民を代表してぐらいの勢いで感謝を伝えなきゃならない気がしている。— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月28日
ジェリー・ミナ選手はFCバルセロナ所属。彼に万が一出逢うことがあれば、ジャンピング土下座くらいの勢いで感謝しなければならないと思っています
Sponserd search
時差の影響が少ないため、夜ふかしをする必要がない
寝不足問題は皆無。なんといっても、これはでかい。
スペインとロシア(モスクワ)の時差はたった1時間。
スペイン時間でお昼(朝)の14時〜夜22時まで毎日W杯で何かしらの試合が観れるって、控えめに言って最高すぎるな…
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月17日
いつも世界の先を行く日本(カッコよく言ってみた)に比べると、かなり助かる部分でした。

自分の国を応援することが当たり前ではないと気づかされる
これはいちばん驚かされたことでした。
日本人って愛国心が強い人が多くて、日本大好きで日本を誇りに思っている人が多いと思います。
だから自分の国を応援するって、普通のことだと思ってました。でもそれは違ってた。
バルサファンの友だち(カタルーニャ独立派)と前にW杯の話になったとき
🧔🏻スペイン代表は興味ないよ〜。俺はアルゼンチン🇦🇷(メッシ)を応援!日本🇯🇵も応援するよ!あとベルギー🇧🇪の監督はカタルーニャ人だから応援する
って言ってたから、今回の解任のことを聞くのは愚問だと既にわかっている
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月13日
これはおそらくバルセロナ(カタルーニャ地方)で特にみられる傾向だと思います。あとはバスク地方もスペインから独立したいっていう考えが強いから、比較的近いかもしれません。
昨日のスペイン戦、カタルーニャ独立派の友だちはモロッコ🇲🇦を応援してた。
なんでスペインを応援しないのか聞いてみたら、俺はカタルーニャ人だから違う国なんだと。
カタルーニャに生まれて、カタルーニャ語が母国語で。カタルーニャ人とスペイン人は性格も違うと。なんか不思議な感覚だった
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年6月26日
自分の国、もしくはゆかりのある国だけど興味はない。応援する気になれない。
これが全く珍しくないのです。
「パスポートとかスペインのものだけど、どう感じるの?」と聞いてみると

少し悲しそうな顔をしてました。
でも考え方は人それぞれです。
自分はカタルーニャ人だって主張している別の友人らは、W杯でのスペインの試合を観戦して楽しんでいました。彼らは、

なんて言ってました。サッカーを楽しもうっていう気持ちはみんな同じなのです。
まとめ:日本で過ごすW杯と海外で過ごすW杯は大きく違った
今回のロシアW杯をスペインで過ごしてみて、いろいろな楽しみ方や考え方に触れました。
グローバルな世界に身を置いてみると、見える景色はグッと異なります。
日本の代表としてわたしもスペインで応援している気分になれるし、日本が勝ったときにおめでとうって言ってもらえたりメッセージをもらったりするのはすごく嬉しい。
日本が途中で敗れたとしても、トーナメントに残っているヨーロッパ諸国を身近に感じながら楽しむことができます。
次は開催国の現地で楽しむW杯を楽しんでみたいものです!

Muchas gracias por leer♡