ホペイロって何?私がこの職業を目指したきっかけ

 

突然ですが「ホペイロ」って聞いたことがありますか?

 

私が目指している職業なのですが、多くの人はあまり聞き慣れない言葉かと思います。

ホペイロはポルトガル語で「サッカー選手の用具整備係(roupeiro)」を意味します。

 

日本のJリーグでもホペイロという名前でチームに属している人は少なく、「エキップメント」や「キット」という名前で同じような仕事をしている人もいます。

 

仕事内容は多岐にわたりますが、選手のユニフォームやスパイクの管理、ボールやコーン等の管理や試合時の荷物輸送等を担当します。

 

 

私がこの職業を目指したきっかけは中学校時代まで遡ります。

物心ついた頃から兄2人がサッカーをしていたこともあって、サッカーがある生活が当たり前となっていました。テレビで試合が放映される際はもちろん観戦、休みの日は兄の試合観戦に連れて行かれていました。

まだまだその時は女子サッカーが今のように普及していなかったため、女の子である私は「サッカーへ関わるにはマネージャーだ!」という発想しかありませんでした。

中学校に進んでからサッカー部の顧問の先生にマネージャーになりたいと伝えたものの、マネージャーという役職は高校生〜といった状況で願いは叶いませんでした。

 

私は元々現実的に物事を考えるタイプではなく、夢を持ち精神論を掲げるタイプでした。その時の私は並行して5歳の頃から続けていた水泳に真剣に打ち込んでいたのですが、水泳に対しても精神論はむき出し。努力すれば必ず叶う!と思っていた私は中学校時代1日も欠かさず寝る前に筋力トレーニングを1人でしていました。もはや授業中も身体を柔らかくするため隠れて足首のストレッチをしていたこともありました。笑

そんな私の情熱はある日大好きなサッカーにも向けるようになりました。当時は日韓W杯で盛り上がっていたとき。私は「なんで日本サッカーは世界に追いつけてないのかな?」と思い、単純な私は「日本サッカーに関わる人たちがもっともっと本気で取り組めば何か変わるはず!」という壮大かつ中身のない考えに至りました。(そのうえ本気で取り組んでいないというとんでもない上から目線。笑)おそらく中学校時代にキャプテン翼にハマっていた影響もあります。笑

そこから私の夢は「サッカー関係に携わって、日本サッカーを強くすること!」になりました。

色々な職種を調べて、色々な考えを経て「ホペイロ」にたどり着きました。

 

高校に入ってからは念願のサッカー部のマネージャーへ。

ホペイロへの小さな一歩を踏み出しました。

 

 

数ある職種の中でなぜ「ホペイロ」なのか?

まず第一に日本のサッカーを強くするために私は現場に近いところで携わりたいと考えました。チームに属するという点では、営業や広報といった仕事もあります。もちろん女性にとってはそのような仕事が向いているというのも理解できます。しかし私はもっとプレーに近い部分で、監督や選手に直接的に力になりたいと思いました。団結意識の強い日本(特にサッカー日本代表)にとって、そのチームの和の中で私にできることを全力でしたいと考えました。

しかし私は選手経験もあまりないため(大学時代のみ)、監督やコーチという職業をするには説得力がないと思っています。(もちろん選手としての実績なしに監督として活躍している方もいらっしゃいますが) その他トレーナー等の仕事も考えましたが、専門知識を一から勉強するには少し大変。。

そこでマネージャーの経験を生かして、ホペイロを志すことにしました。

今現在ホペイロとして活躍されているのは男性ばかりです。もちろん体力仕事なのでチカラや体力もある男性の方が良い、かつ男性チームの中に女性が入るべきではないという考えがあるのもわかります。だがしかし、女性がホペイロをすることによる利点も少なからずあると思っています。あくまで私の考えなのですが、ホペイロは選手が快適にサッカーをすることができる環境づくりも担っていると考えています。それはチームの選手を一括りに考えるのではなく、1人1人に合わせたサポートが必要です。そのサポートは女性だからこそ出来る細やかな気配りや視点が功を奏すこともあります。だからこそ私は女性ホペイロが男性チームにいてもいいのではないかと考えています。

 

その想いを胸に、私は今経験を積むためバルセロナでUtilera(スペイン語で用具係)として修行をしています。なぜスペインに行くことになったのかはこちらの記事をご覧ください。

 

Jリーグで女性ホペイロとして活躍し、日本サッカーを強くすること。

この夢がいつか叶うことを願って、修行を積み重ねようと思っています。

 

Muchas gracias por leer♡

 

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2 件のコメント

  • こんにちは。
    日本に住む大学生19歳です。
    自分はサッカーをしていたのですが、怪我の影響で続けることができなくなりました。しかし、サッカーに対する愛情は募る一方で、もともとバルセロナの大ファンであるのも加えて、いつしかスペインでサッカーに携わる仕事に就く。というのが幼い頃からの夢でした。
    そして、高校の時に手術リハビリ中の半年間、チームのホペイロ的な役割をしていて、そこでチームの為に裏で頑張る楽しさを知り、ホペイロを目指したいと思いました。
    本当にスペインへ行ってホペイロになりたいのですが、Mayuさんはどのようにしてスペインへ行き、ホペイロになられたのですか?お話を聞けたら嬉しいです。

    • こんにちは。コメントありがとうございます。
      私は学生としてスペインへ渡り、語学を学びつつ色んなチームにアクションをかけました。
      飛び込み営業のような形です。
      私の場合まずは自分の手で道を切り開きたいという思いがあったのでこのような方法でしたが、選手やコーチを目指されている方は現地の知り合いの紹介という方法が多いようです。
      野中さんのお気持ちとてもわかるので、コメントしていただいて嬉しいです♪ もし何か他に相談等あればお問い合わせからでもご連絡ください。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    2016年に大手通信企業を退職し、夢を抱いて単身スペインへ。“とにかくやってみる“を基本に、自分なりにできることをチャレンジ。サッカーをこよなく愛する。スペインにとどまらずヨーロッパへの一人旅も。見た目は子ども、頭脳は体育会系のなでしこジャーニー。