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楽天がFCバルセロナのスポンサーになったメリットは?【現地在住者の視点から】

こんにちは、バルセロナ在住3年目のMayu(@Jope_Mayu)です。

バルセロナに住んでいて存在感の大きさを感じるのは、やはりサッカートップクラブのFCバルセロナ。

わたしは普段バルセロナのサッカーチームでホペイロとして働いているのですが、やはりFCバルセロナは強さといい待遇といい、格が違うなと感じさせられます。

 

そして先日、FCバルセロナのホームスタジアムであるカンプ・ノウへクラシコを観に行ってきました。

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今シーズン(正確にはプレシーズン)が始まって、初めて訪れたカンプ・ノウ。

その際に強く印象に残ったこと、それは今シーズンから楽天(Rakuten)がFCバルセロナのメインスポンサーになったことでした。

 

目次

楽天(Rakuten)とFCバルセロナの契約内容を簡単に紹介

楽天(Rakuten)×FCバルセロナ

契約期間

2017年7月1日〜2021年6月30日(4年間)

1年の延長オプション付き。

 

契約金

年間5500万ユーロ(約65億円)

4年間の総額2億2000万ユーロ(約260億円)

 

ちなみに前スポンサーであったカタール航空のスポンサー料は、昨年度4000万ユーロ(約46億円)程度と伝えられています。(スペイン紙「アス」より)

それをはるかに上回る大型契約となった楽天(Rakuten)とFCバルセロナのスポンサー契約。

この契約のメリットについて、カンプ・ノウを訪れた際に考えてみました。

 

楽天がFCバルセロナのスポンサーになって変わったこと

スタジアム周辺の至るところに「Rakuten」

カンプ・ノウのメインゲートにあたる部分は、このようにでかでかと楽天(Rakuten)の紹介がされていました。

 

 

そのほかにも楽天(Rakuten)の横断幕のようなものや、各ゲートにRakutenの文字が。

もう本当にRakutenまみれ!

Mayu
これでもかとばかりに

スタジアム内部、グラウンドにも「Rakuten」

もちろんスタジアム周辺だけではありません。

中に入れば、グラウンドのすぐ横にある広告部分にもRakutenの文字が羅列されています。

観客席の部分にもでかでかとRの文字が。

 

そしてもちろんですが、選手の着ているユニフォームにもRakutenの文字。

 

これはサッカー観戦に来ている人だけでなく、テレビ等で配信されているメディアにも乗っかります。つまり世界中の観戦者の目に入るということです。

全世界のテレビの前にいる視聴者にも広告宣伝ができます。

 

ユニフォームのレプリカにも「Rakuten」

バルセロナでは観光客をはじめ、多くの人がFCバルセロナのユニフォームを着て街を歩いているのを見かけます。その胸にはもちろんスポンサーの名前が。

レプリカを買った人はいつの間に「歩く広告塔」になっているのです。

 

それにユニフォームを買うのって、そんなに安い買い物ではないですよね。

毎シーズンデザインが変わるから買う、スポンサーが変わるから新しいのを買う、という人は少ないのではないでしょうか。

例えば「3年前に買ったユニフォーム、まだ着れるから応援に行くときは着て行こう」と考えるケースも多いと思います。

つまり1度ファンに買ってもらえば、長い期間1人1人が広告塔になってもらえるということです。

 

楽天の大型スポンサー契約におけるメリット3つ

これらの点から考えて、

一言でいえば、メリットは大いにある!と感じました。

メリット①パッと見ただけで、どんな企業なのかわからないからこそ良い

これだけ多くの人々の目に入るであろう「Rakuten」の文字。

日本人からすると馴染みのある名前ですが、海外の人からすると名前を見ただけでどんな企業なのかあまり想像つきませんよね。

 

ここまで大々的に掲げられていると、サッカー観戦に来た人たちは自然と

何の会社なんだ?
Rakutenって何?

という疑問が起きます。

 

前スポンサーであったカタール航空は、胸に「QATAR AIRWAYS」の文字が入っていました。

英語が多少わかる人であればなんとなく、航空関係の会社かな~という想像がつくのではないかと思います。

 

ただ「Rakuten」だけであれば、

さっぱり予想もつかない→どんな企業か調べてみよう

という流れになってもおかしくはないですよね。

ましてビッグクラブであるFCバルセロナのスポンサーとなると、注目が集まることも大いに予想できます。

 

楽天(Rakuten)の三木谷社長も大手サッカーメディア「Number」のインタビューで、

「年間65億円という金額は、広告宣伝費という考えに立つと、経済効果的にはもう十二分に採算はあっているんです。世界でのブランドの露出効果を考えた場合、実際に広告換算したらいくらになるのかということを考えると、少なくともその数倍の価値はある。ーNumberWebより引用

と答えています。

楽天(Rakuten)の世界でのブランド露出効果はかなり期待できるでしょう

 

メリット②FCバルセロナとのコラボ商品が可能に

楽天といえばCMでおなじみの楽天カードのイメージが強い人も多いのではないでしょうか。

なんとこの楽天カードにFCバルセロナデザインが仲間入りしたのです!

Mayu
バルサファンからすると夢のようなカード

これはスポンサーだからこそできること。

FCバルセロナのエンブレムが入ったカードは特別感があって魅力的ですよね。

 

このFCバルセロナデザインが登場したことを記念して、3つの特典も用意されています。

  1. 新規入会特典:2000ポイントGET!
  2. カード利用特典:さらに3000ポイントGET!
  3. 抽選で選手サイン入りボール&FCバルセロナグッズが当たる!※現在は終了

スポンサー契約を結んでいる今の期間しかできません。

年会費も永年無料なので、作ったあとの維持費等もかかりません。

このFCバルセロナデザインを記念に作ってみてはいかがでしょうか。

 

メリット③日本サッカーとの交流の機会も増える

スポンサーになることでFCバルセロナの選手たちが来日し、親善試合やイベント等を開催する機会も増えることと思います。現にそれらも契約に含まれているとのことです。

日本の企業がスポンサーにつくことで、スペインサッカーを直接目にする機会が増えることも予想できますし、日本サッカーとスペインサッカーの距離が近くなるとも言えるかもしれません。(単にサッカーのレベルが近づくと言っているわけではありませんが。)

 

そのほかにも楽天ブランドであるメッセージアプリ「Viber(バイバー)」。メッセージのやりとりだけでなく、世界中で通話もできます。

今回の契約ではこのブランドを今後強化していく狙いもあるようです。

 

楽天とFCバルセロナのスポンサー契約のメリットまとめ

FCバルセロナのスポンサー契約によって楽天(Rakuten)にもたらすメリットは多岐に渡りそうですね。

少なくとも2017年から2021年まで、4年間にわたって続くスポンサー契約。

この4年間でどのくらい費用対効果が起きるのか、楽しみに見守っていこうと思います。

また楽天×FCバルセロナ以外に、これから日本企業が大型スポンサー契約を結ぶ流れが出てくるのも楽しみです。

Muchas gracias por leer♡

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