スペインサッカーの育成年代における素敵なルール

 

こんにちは、シエスタ明けのMayuです。

 

今日は朝からInfantilチームの試合に帯同していたので、お昼過ぎに家に帰ってから眠気に勝てずシエスタを満喫しました。

 

 

試合は11対3で見事大勝利!

選手のみんなはなんだか調子がよかったのか、少し遠くから蹴ったループシュートが入ることが多かった試合。

もちろん相手の守備も崩せていました。

 

 

試合後に第二監督と話していて、色々とInfantilカテゴリー(U-13世代)のことを教えてもらいました。

 

 

 

今年からInfantilカテゴリーにあがった子どもたちは、7人制サッカーから11人制サッカーに。

初めての11人制、グラウンド全体を使う広いコート。

まだまだ身体の成長が追いつかず、ユニフォームが余ってしまいワンピースのようになっている子もいるんです。

 

その子たちの目標は、リーグで上の順位を狙うことではなく、まずは11人制サッカーを学ぶこと。

結果が出ても出なくても構わないんです。

今はとにかく将来に向けて学ぶことが大事。

 

Infantilカテゴリーの2年目で初めて結果や順位を気にすればいいんだよと。

そんなことを聞いて結果や順位を気にしていたわたしが少し恥ずかしくなりました。

 

いまはまだ芽が出てない子でも、いつ才能が開花するかわかりません。

 

今やイタリアの名門インテルで最長在籍年数を誇り、ミラノダービーでも活躍するような長友選手でも、大学時代は試合に出られず、スタンドで太鼓を叩いていたくらいです。

そのときの彼からすると、まさか将来インテルで試合をしているなんて思わなかったでしょうね。

そんなことを考えると、諦めなければ可能性なんていくらでもあるなと思わせてくれます。

 

これは子どもたちだけでなく、どの人にも当てはまることではないでしょうか。

 

 

話は戻りますが、スペインの育成年代について。

選手の交代に関して素敵なルールが2つありました。

その前にスペインの育成年代について少し紹介します。

 

スペインの育成年代カテゴリーって?

スペインの育成年代はカテゴリーごとにそれぞれ名前があります。

 

Futból 11 (11人制サッカー)

Juvenil(フベニール) 16−18歳

Cadete(カデテ)  14−15歳

Infantil(インファンティル) 12−13歳

 

 

Futból 7 (7人制サッカー)

Alevin(アレビン) 10−11歳

Benjamin(ベンハミン) 8−9歳

Prebenjamin(プレベンハミン) 6−7歳

Promesa(プロメサ) 5歳以下

 

基本的に各世代、2学年ずつ入っています。

カテゴリーごとにA、B、Cといったように複数チームがあり、学年ごとやレベルごとに分かれてチームが編成されています。

 

 

次に興味深かったルールについて2つ紹介します。

なおいずれもCadeteカテゴリーまでの適用なので、Juvenilカテゴリーでは適用されません。

 

 

選手の交代は自由!何度でもOK!

選手の交代は何度してもいいし、一度交代して試合を離れた選手でも再び交代してプレーすることが可能です。

 

これは日本も同じかもしれません。

 

今日の試合でも終盤に、監督からベンチにいる選手(すでに後半途中までプレー済みの選手)に声がかかり、「〇〇、アップしろー」と言われた瞬間、他の選手がみんな「いいなー、ずるいぞー、運持ってんなー」なんて言っていました。

みんな1分でも多くプレーしたいんだなーと思うと、なんだかほっこりしました。

 

 

 

 

ベンチ入りの選手も全員出場させなければならない!

そしてもうひとつ、素敵だなと思ったルールが、召集されてベンチ入りをした選手は必ず全員試合に出場しなければならないということ。

1分でも1秒でもいいんです。

ベンチにいる選手を全員プレーさせることが監督の責務となっています。

 

先週の試合では手を少し負傷してしまっていたキーパーの子も、ベンチ入りしていたため試合に出なければならず、最後の2分ほどフィールドプレーヤーとして出場しました。

 

 

 

まとめ:サッカー大国スペインの育成にみられる考え

これらのルール、いずれも選手にプレーする環境を与えて、経験をさせるため。

いくら頭で考えて、練習に取り組んだところで、試合に出場しなければ実践として活かされません。

 

また実際に試合に出てプレーをすることで、選手たちのモチベーションも上がります。

「どうせ試合には出られないけど、練習はちゃんとしなきゃ。。」なんて思っていたら伸びるものも伸びません。

「試合に出たときに活躍してやる!」と思わせることが大事です。

 

どの子も試合に出て、勝ったときの喜びや負けたときの悔しさを一緒に味わうことはかけがえのないものとなります

 

 

日本の育成年代も同様のルールなのでしょうか。。?

わたしは大学時代に就学前の子どもたちのコーチとして少しついていた程度の経験なので、正直知りません。。

 

 

ただこのスペインでのルール、とっても素敵だと思います。

サッカー大国スペインで、みんながサッカーを好きになる要因になっているのかもしれませんね。

 

 

 

 

そんな選手たち、最近「アリガトウ」という日本語をいつのまに覚えたらしく、わたしによく手を合わせて「アリガトウ!アリガトウ!」と言ってきます。可愛い。笑

最初に覚えた日本語が「ありがとう」という大事な言葉に嬉しく思いました。

いつの間によくそれを選んでくれたな、みんな!っていう感じです。

 

感謝を表す「ありがとう」はわたしにとって大事な言葉なので、他の言語に触れるときにいつも一番最初に覚えるようにしています。

 

こちらこそ、ありがとうみんな!

また今週からサッカー楽しんでいこう!

 

Muchas gracias por leer♡

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2016年に大手通信企業を退職し、夢を抱いて単身スペインへ。“とにかくやってみる“を基本に、自分なりにできることをチャレンジ。サッカーをこよなく愛する。スペインにとどまらずヨーロッパへの一人旅も。見た目は子ども、頭脳は体育会系のなでしこジャーニー。