単身スペインに来て所属チームを見つけた経緯を詳しく書いてみた〜前編〜

こんにちわ、ブログを見ているという声を少しずつ頂けて嬉しいMayu(@Jope_Mayu)です。
最近Twitterやダイレクトメッセージ等で、
どうやってスペインで所属チームを見つけたの?
というご質問を頂きます。
確かに知り合いも皆無な状態で単身スペインに渡り、どうやってチームに所属してひょうひょうと活動しているのか……そりゃ気になります。

当事者のわたしでさえ、よく見つけたなーと思ってます
そこでわたしが所属チームを見つけた経緯について、ちょっと書いておきます。
サッカー留学をしたい、海外サッカーで経験を積みたいという方は、こんな方法もあるんだと思ってもらえれば嬉しいです。
最初の半年は語学の習得に集中!!
スペインへ渡航した頃のわたしの語学力
大企業を辞めて、単身スペインに渡ったわたし。
スペイン行きを決めてからは、働きながら独学でスペイン語を勉強していました。(本を使う程度)
しかし渡航直前になり仕事も最終出社日が近づくにつれて、増えてくる送別会の数々。
渡航準備も伴ったせいで、かなりハードスケジュールとなり勉強もおろそかに。。
結局スペインに渡った頃には学んだことは全て忘れ、一番底辺のレベルA1の状態でした。
渡航してすぐ語学学校に通いだしたのですが、簡単な自己紹介から練習するレベルです。



ちなみに英語も全く話せません。
渡航してすぐのワタシが持っていたポリシー
大丈夫かよおい……という状況ですが、全く何も考えていなかったわけではありません。一応ね
わたしは誰かの紹介やツテに頼ることは一切考えてなかったので、自分1人でなんとかするつもりでした。
そのためにはチームに所属させてもらうための交渉が必要ですし、運よくチームに入ることができても私が目指す職種はホペイロ。選手一人一人に合わせて、よりよいサッカー環境を作るお仕事。
交渉、環境づくり……とにかく必要なのは、会話です。
心を通わせることが出来なければ意味がありません。
スペインで会話ができるようになるために、語学力がなければ何も始まらない!



そのためわたしはスペインに渡って最初の半年間、ひたすら語学の勉強に集中しました。
午前中に語学学校に通い、帰ってからはひたすら復習。
スペイン語を喋る環境を求めて、積極的に外へも出ました。
負けず嫌いのわたしは上手く喋れないたびにモチベーションをあげてました。
>>参考:独学のスペイン語学習で単語帳を一切使わず、〇〇を使って勉強する3つの理由
スペインへ渡り半年が経った頃、ついに動き出す
バルセロナで活動する日本人ホペイロさんに出逢う
スペインへ渡って半年が経とうとした頃、わたしはなんとか会話ができるようになっていました。
そこでひょんなことから、バルセロナにサッカー関係で来ている日本人と出逢いました。
ホペイロになりたいという旨を話すと、



驚愕。
ぜひ逢ってみたい!!と思い、お忙しいなか場を設けてもらいました。
>>関連記事:ホペイロって何?私がこの職業を目指したきっかけ
後日その方からホペイロになった経緯などを色々と聞いていたのですが、そこで一言



これを言われてふっと、「そうだ、もう動くタイミングだ」と決意しました。
どんなクラブにアプローチをかけるか、調査開始
リーガ1部や2部のクラブなど、名前を耳にすることはあっても具体的な場所は把握できてませんでした。
そこで全てひっくるめて、ノートにまとめてみました。






スペイン国内旅行なんかをしたときにもアプローチをかけられるよう、とりあえず位置関係を把握。
クラブにアプローチをかけるとき大事にしたこと
アプローチをかけると言っても、どうすればいいのか……
相手はスペイン人やぞ
場所とかいいけんそこ教えろ
とか思いますよね。そうです、ここです。
一般的にはクラブの代表にメールを送るとかかもしれません。
ですがわたしにとって大事なことは
直接訪ねてきちんと顔を合わせること、だったんです。
理由1:じぶんの魅力や想いをダイレクトに伝えられる方法はこれしかない
正直メールの文面だけでは、どんな人柄かを伝えるのは難しいです。
それにメールを送るぐらいであれば、誰だってすぐに出来てしまいます。
しかしわたしの武器は、人柄の良さや熱い想いを持っているところだと思っています。
メールを送るだけでは全く伝わりません。
自分の性格や特徴を踏まえて、きちんとクラブと顔を合わせたいと思いました。
理由2:強い印象を残すため
クラブの元には毎日いろんなメールや問い合わせが届くはずです。
その中に紛れ込んで届く1通のメール
と
突然クラブに現れた日本人女子
さて、どちらが印象に残るでしょうか。
答えは後者、明らかです。
ましてわたしは大学時代に所属していた女子サッカー部の頃から、
「サッカーしているように見えない…」
と言われていたほど、サッカーのことなんてよく知らないという風貌の普通の女の子です。



ロングヘアーでお化粧もそれなりにしています。
スペインでは日本人というだけでも珍しいのに、まして女の子が



なんて言ってきたら、GAPがあって印象に残るのではと。
女というのは不利な部分もありますが、裏を返せば武器にもなるのです。
理由3:クラブの雰囲気も感じ取れるから
クラブのホームページを見ているだけでは、どんな雰囲気のクラブなのか知るのに限界があります。
やはり直接自分の目でみて、肌で感じることが大事です。
長い付き合いになるかもしれないクラブとの相性、とっても大事ですよね。
実際にクラブの練習を訪問してみることに!
まずはバルセロナにあるサッカーチームの練習時間と場所を調べて訪ねてみることに。
FCバルセロナの練習場に行ってみた
規模の小さいクラブの方が交渉しやすい、というのは重々承知でしたが、



と思って、いっそのこと1チーム目はあのビッグクラブFCバルセロナに行ってみました。
>>参考:楽天がFCバルセロナのスポンサーになったメリットを考えてみた
結果、、、練習場の中さえ入ることが出来ず。



FCバルセロナの練習は基本的に非公開です。
入り口にいた警備員の人に入れないよ、とサラッと言われ終了しました。



RCDエスパニョールの練習場に行ってみた
続いてはかつてあの中村俊輔選手も所属していた、RCDエスパニョールの練習場へ。
いつ練習しているのかわからなくて、とりあえず行ってみました。
すると入り口にいた警備員のおいちゃんと仲良くなって、



と教えてもらいました。
後日訪ねてみるとわたしのことを覚えてくれていて、



と言って無線で伝えてくれました。
こういうところに触れると、
いいクラブだなあ〜
このクラブのために頑張れたらいいなあ〜
なんて自然と思えます。
この日はトップチームとBチームの練習を見ることが出来て、練習終わりにはトップチームのホペイロさんと少しだけお話することが出来ました。
ホペイロになりたいんです、と話してみましたが「枠がなかなか空かないし、空いてもまずはチーム内で探すから難しいなあ」とのことでした。



ということで断念。
セビージャFCの練習場に行ったこともありました
ちょうど2週間ほどアンダルシアに滞在していたときに、セビージャFCの練習場を訪問したこともありました。
だがしかし、残念ながら練習は非公開。
練習場の入り口のところで立ち尽くしていると、チャンピオンズリーグ直前ということもあってか、イギリスからやってきたプレミアリーグ関係者からファンに間違われ軽いインタビューを受けました。笑
セビージャの選手のことを聞かれたけど、全くもって知らないわたし。
なんとかファンになりきって、つたないスペイン語で答えてました。。(たぶん全く使えない内容)



長くなりそうなので、後編へ
ちょっと長くなりそうなので、記事を2つに分けます。。ごめんなさい



ということで、このあとどうやって今のチームに出逢ったのか
>>単身スペインに来て所属チームを見つけた経緯を詳しく書いてみた〜後編〜を覗いてみましょう!
Muchas gracias por leer♡
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