単身スペインに来て所属チームを見つけた経緯を詳しく書いてみた〜後編〜

こんにちは、海外だろうが関係なくよく道を聞かれますMayu(@Jope_Mayu)です。
前回の記事>>単身スペインに来て所属チームを見つけた経緯を詳しく書いてみたの後編になります。
さすがにセビージャでわけのわからないインタビューを受けて終わるわけにはいきません。
リーガ2部Bのクラブを攻めてみることに
さすがにリーガ1部のクラブへのアプローチは難しいと思ったわたし。
だがしかし2部のクラブはバルセロナ近郊になく、近くてもジローナやタラゴナといった場所しかありませんでした。(2016-17シーズン当時)
すぐには行動に移せないと思い、2部Bのクラブに目を向けてみることに。
2部Bになると大まかな地域に分かれたグループ分けになるとも知らず、こんな要領の悪い地図になっています。

この辺であれば自分でも足を運べる場所にあることがわかり、近郊のクラブを訪ねてみることに。
まずは候補1クラブ目の練習へ
1クラブ目の練習を見に行って、終わりがけにエキップメントの人と話すことができました。



と言ってもらい、連絡先をゲット!
がしかし、ショートメールがなぜか送れませんでした。
その後電話は繋がったものの、スペイン語で上手く電話できず撃沈。
気を取り直して2クラブ目へ
休む間もなく、勢いで次の日にまた別のクラブの練習を訪ねました。
練習終わり監督さんに駆け寄ってみると、見知らぬ日本人女子が練習を見ていたのが気にはなっていたようで、話を聞いてくれました。
がしかし、このときは3月の終わり。シーズンも終盤です。



確かにそうだ、監督さんでさえも来シーズンどうなるか知りたいくらい。
ということで帰ってからメールを入れてみることに。
諦めて帰ろうとしたときに……
このとき夜の20時21時とかだったのですが、



ということでちらっと3クラブ目のグラウンドに寄ってみることにしました。



候補3クラブ目を訪ねてみた
行ってみると何やら大きなスタジアムが。
作りがしっかりしてて、どこから入れるのか全くわかりません。
グラウンドを探して周りを歩いていると、隣にある小さめのサッカー場を発見。
しかも練習していました。



見学者が誰もいない夜の練習で、日本人女子が1人ぽつんと練習を見ていました。
今考えるとそりゃ、誰だこいつってなります。
さすがに黙っていられなかったのか、グラウンド管理人みたいなおいちゃんが話しかけてきて



たぶん選手の彼女とかに思われてました。笑
そこでホペイロの話をすると、用具係の人を紹介してくれました。
チームに入って経験を積ませてほしいんです!と伝えてみると



ということで会長に交渉できるチャンスをゲット!
クラブの会長にお願いしに再度グラウンドへ!
言われた時間に行ってみると管理人のおいちゃんが居て、会長を紹介してくれました。
そこで熱い想いを伝えるわたし。



良い返事を祈るしかない、と思いドキドキで待ちました。
……
そして後日、結果を聞きにグラウンドへ。



ガビーン。
↑リアクションが古め



ダメ押しで言ってみると、隣にいた秘書の方が話しかけてきて



という風にチーム一覧を紙に書いて説明してくれました。
トップチーム、その下のJuvenil A、Cadete A…などダメなチームを教えてくれて、



ということだったので、その場で電話して聞いてくれました。
すると見事OK!
その上、オフィスにいて事務作業をしていたAlevinチームの監督にも



と言ってOKをもらい、Amateur BチームとAlevin AチームのUtilera(ホペイロ)として入ることが決まりました。
ここでまさかの事実が発覚
無事に決まってよかった〜
と思ってたところに、まさかの事実が。
なんとわたしが来たと思っていたクラブとは別のクラブだったのです!



わたしがお願いしたかったクラブの隣にある、少し規模の小さい別のクラブ。
クラブの各チームが所属しているリーグを教えてもらっているときに、



気づいたときには時すでに遅し。
今さらクラブ名を聞くなんて失礼すぎると思い、外国人の特権を利用して



スペイン語難しいんだよまったく〜、というノリで確認しました。
まあ何はともあれ、経験を積ませてもらおう!ということで切り替えました。
ホペイロとしての活動がスタート!
このとき2016-17シーズンの終盤だったので、Alevinチームを中心に約2ヶ月チームに帯同しました。
詳しくは割愛しますが、この期間の活動を評価してもらい、同じチームを持ち上がりでInfantilチームからシーズン終了後に来シーズンの声をかけてもらいました。
そしてスペインの17〜19歳カテゴリーでトップリーグに属するJuvenilチームからも来シーズンのオファーを頂き、今の活動に至っています。
クラブに所属する経緯を振り返ってみて思うこと
こうして振り返ってみると、色んな人のご厚意のおかげで私は活動ができています。
わたしはつくづく周りの方に恵まれました。
結果的に当初考えていたクラブとは違うクラブに入ることになりましたが、これも運命だったのかなと思って前向きに捉えています。
逆にここで経験を積ませてもらって、今では本当によかったと感じています。
いまの環境は周りの方のおかげではありますが、自分としては恥や失敗を恐れず行動したことが結果に結びついたのかなと。
これからチャレンジしたいと思っている方、スペインでは何も失うものはないと思うので、思い切って行動してみましょう!
どんな些細な出逢いが、後々の大きなつながりになるかわかりませんよ。
Muchas gracias por leer♡
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