サッカーだけじゃない!スペイン人の国民性がおもしろすぎる②

こんにちは、カタルーニャでは今日からイースター連休に入りましたMayu(@Jope_Mayu)です。
育成年代は今週末試合はありません。DIVISIO HONOR JUVENILリーグを除いて…
(なんならトップのカタルーニャ1部リーグも試合ないのに)
ということで、わたしは関係なく明日試合です。
さて今回は、
前記事>>サッカーだけじゃない!スペイン人の国民性がおもしろすぎる①
の続編をお送りしたいと思います。

まだ①をチェックしていない方はぜひ上記リンクから飛んでってくださーい
このシリーズは全3話を予定してます。
が、おもしろいことにあふれてきたら随時お届けします。
わたしが出逢ったおもしろいスペイン人たち
愛情にあふれた国民性のスペイン人たち
スペインといえば、情熱の国・ラテンな国。
街を歩いてて、「可愛いね」とか言ってくるのはよくあることです。
車を運転している人が窓を開けて言ってくることもありました。



そんな彼らは普段から愛の言葉であふれています。
スペイン語の先生が生徒たちのことをamor,amores,cariño,guapa…って呼ぶのを聞くと、改めてラテンな人たちやなと思う。
日本語にすると愛する子、可愛い子ちゃん…日本だと大体あなたとかみなさんとかしか呼ばないような気する。
学校の先生が生徒に「アモール!」て呼んだらびっくりするやろうな— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2017年12月21日
こう考えてみると日本人って結構冷めてるのかなと。
家族や友だちと逢ったときも握手したりハグしたり、ほっぺにキスしたりすることはありません。
「おーひさしぶり」とか言って、そっと空間を共にするだけ。
愛情表現をすることが恥ずかしいという人、多いと思います。
しかしスペイン人は愛情表現に抵抗がありません。
周りの目を気にすることは全くなし。
言葉でもしっかり表現するし、身体のふれあいもしっかりする。
これはもうすでに結婚して、わたしと同世代の子どもを持つ男性に言われたこと。
「僕が死んで生まれ変わったら、キミを僕の恋人として迎えにいくよ」
とさらっと言えるスペイン人がすごい。
ラテンの血はすごい。— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2017年12月17日
こんな言葉を正面向いて直接言える。すご。
>>関連記事:愛を伝える文化はここから?スペイン伝統のサン•ジョルディの日
ある日、スペイン人の友だちといわゆる恋バナをしていたとき。
スペイン女子に「好きなひとがいたらどんな風にアプローチするの?」と聞いたら、
「Cuando me invitas?(いつ私を誘うの?)って聞くよ」
と言われて衝撃を受けた。
めっちゃ上からやん!と思ったけど、これが普通らしい。
これぞ文化の違いか。— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2017年12月17日
いやもうちょっと待って、ついてけないワタシ……
かっこよすぎ……



ある日の授業で、スペイン人のナンパについての話になりました。
日本では、ナンパ=悪、チャラいというようなイメージがあると思います。
しかしスペインでは特に悪いイメージはありません。
素敵な人に出逢ったらどうやって仲良くなるんだ?声かけるしかないだろう、という考えです。
そんな話をしてたら、



と聞かれました。
……ワタシだって知りたい。



話の大半が冗談であるスペイン人たち
スペイン人=Bromista(ブロミスタ、冗談ばかり言う人)
これも大学の前期試験出ます。要チェック。
だってもう彼ら、自分たちで言ってたくらい。
スペイン人と話してて聞き取れなかったとき、聞き返してみるとおそらく過半数は「いまのはbroma(冗談)だ」と言われる。そのことを伝えると、「そりゃそうだ、俺たちはbromista(冗談好きな人、ひょうきんな人)だからな!」と言われる。
わたしもスペイン語で気の利いた冗談を言えるようになりたい。切実— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2017年12月30日
冗談が大半だから話すときはみんな笑ってて、こっちまで楽しくなります。
ですがこの冗談、たまに生活に支障きたします。
今日練習終わりに管理のおいちゃんがコーチに
「あしたはCadeteチームが練習試合するらしいけど、お前たち練習どうするんだ?」
「まじかよ!じゃあ練習時間早めて◯時開始にするしかないかー」このまま話終わったけど、これ冗談。
スペイン人は真顔で冗談を言うから本当か嘘かさっぱりわからん。— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年1月4日
このときてっきり練習時間が変更すると思ったワタシは、そのあとに時間の確認をしました。



……このレベルの冗談いる?笑



あなたがスペイン人と真顔で話した内容、それは冗談かもしれません。
そんな冗談好きの彼ら。
冗談はいきなり放り込まれます。
その上わけのわからない固有名詞を駆使してくるので、外国人のわたしたちには意味をすぐ理解するのはかなり難しい。



ですが、めげずに学んでいきましょう。
スペイン人の1発冗談みたいなのをちゃんとすぐに聞きとれるようになりたい。「もう一度お願いします」とか「どういう意味ですか?」とか、ボケを聞き返されることほど生殺しなものはない。
— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年2月4日
ボケの聞き返し、これはもはや罪です。
スペイン人を生殺しにするのはやめましょう。
今この瞬間を楽しく生きるスペイン人たち
前記事の踊るのが好きなスペイン人たち、でもちらっと出てきましたが
スペイン人はどんなに年を取っていようが、結婚して家庭が出来ようが、そのときそのときを楽しく生きることは忘れません。
こんな言葉があります。
“Carpe Diem” = 今この瞬間を生きよう!
読み方はカルぺ・ディエム。
これはラテン語が由来の言葉なので、スペイン語の辞書には出てきません。
過去の後悔や将来の心配などせず、今この瞬間を楽しもう!という考えです。
素敵な考え方ですよね。
スペイン人を象徴する言葉で、たまにWHATSAPP(日本でいうLINE)のプロフィールにこの言葉を載せている人なんかも見かけます。
ただ前にこんなことが。
こないだ「スペイン人は今を生きる国民性だよね」っていう話になったとき、既婚者スペイン男子が
「そう!俺たちはお金も貯めない!」
って言ってて、退職後はどうするのか聞くと
「政府が補助してくれる!医療費もタダ!問題ない!」
とバッサリ言いきってた。このくらいの潔さは逆に気持ちいい。
— ほぺまゆ@バルセロナ⚽🇪🇸🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2017年12月21日
やっぱりスペイン人すげぇ……



お金を貯める堅実な日本人からすると、度肝を抜かれる発想です。
強いメンタリティを物語るスペイン人
今回の記事はここまでです。
恥ずかしがらず愛情表現ができるとか、貯金しません宣言とか
彼らのメンタルはすごい
ということがわかりました。
次は>>最後の3話になります。ぜひこちらもチェックしてみてください!
Muchas gracias por leer♡