一生忘れられないサハラ砂漠1泊ツアーと満天の星空を大公開!

こんにちは、蚊取り線香が欲しいMayuです。
前回の記事で書ききれなかった砂漠ツアーの内容をご紹介したいと思います!
この砂漠ツアー、一言で表すと
“非日常を味わえる一生忘れられない経験“
になりました。
そのくらい本当におすすめです!
いざラクダに乗ってサハラ砂漠へ!
ツアーはお昼の3時頃に出発。
わたしが参加したのは2月中旬。
この日は少し人数が多かったのか、参加者は15人ほどいたと思います。
7月や8月などのバケーションシーズンや年末年始は更に多いみたいです。
参加者と一緒にラクダ飼いのベルベル人が3人ほどついてくれました。
リヤドを出てすぐのところからラクダに乗って出発します。
ラクダに乗るときはこんな感じで座ってくれているので乗りやすいです。
(脚のたたみ方が可愛い。)
ただ乗ったあとにラクダさん立ち上がるのですが、それがちょっと怖い!
後ろ足から立ち上がって、そのあとに前足。一緒のタイミングじゃないので、身体が前のめりになって落っこちそうになります。
砂漠に向かって進んでいくと、最初はちらほらあったラクダの飼育場や木々がだんだんなくなっていくので、いよいよ砂漠に入っていくんだなあと実感。
ちなみにラクダに乗ってしか行けないような場所なのかなあと思っていたのですが、ラクダ飼いは普通にラクダを繋いだ紐を持って歩いて先導していくだけです。(一緒に乗らないんかい!)
ラクダの上は割と高くてびっくりします。
高所恐怖症のわたしは慣れるか心配でしたが、なんせ下はサラサラな砂だったので、最悪落ちても大丈夫か〜と思うと意外と平気でした。
慣れてくると両手を離してカメラで写真を撮りまくることも全然できました。
みんなで砂漠にあるテントへ向かって出発!
陽気なベルベル人は時折知っている日本語を叫んだりしています。笑
日本人観光客がよく使う言葉を中心に知っているみたいです。
「すごいすごーい!」を連呼してました。笑
そんなベルベル人、楽しんでもらおうっていう精神に溢れていて
歩きながら写真もたくさん撮ってくれました。
わたしが乗っていた相棒ジミーとの2ショットです。(おっとりしてて可愛い!)
よく写真で見るような影もばっちり出てます。
ラクダの隊列がまた可愛いですね。砂漠ならではの光景!
後ろのラクダとは割と近くて普通に触れちゃいます。
このラクダさんはやんちゃで、わたしの隣くらいまでどんどん攻めてきました。
かれこれ1時間ほど歩きました。
ラクダ歩きについては事前におしりが痛くなる等の感想を見ていたので、どうなんだろうと若干心配していましたが、不安はなんのその。
わたしは全然大丈夫でした!(人にもよると思います。)
むしろ坂を下りたりするときの方がよっぽど怖くて叫びました。
結構揺れるし、前のめりになるんです。
砂漠のど真ん中にあるテントに到着!
そんなこんなで無事にリアド•マムーシュのテントに到着!
真ん中にマットレスで作られたロビーのような場所。
周りに各テントがあり、ベッドが置いてあって普通にくつろげます。
テントでは砂漠のコックさんが出迎えてくれました。
着いたらみんなで裸足になって砂漠へ!
見渡す限りずーっと砂漠が続いていて、本当に砂漠のど真ん中にいるんだなあーと感動します。
何もかも忘れて遊びまわりました。
サハラ砂漠にマリオ登場!
もう本当に興奮しすぎて、カメラのシャッター押しまくりました。
何やっても楽しい。
ちょっと疲れて一休み。
影の部分はちょっとひんやりしてて涼しいんです。
砂も冷たくて気持ちがいい!
夕日も見ることができました。
日が暮れて、これから砂漠で迎える夜がやってきます。
ベルベル人と話していたら、わたしの名前をベルベル語で書いてくれました!
砂漠だと紙なんかなくても文字が描けちゃいます。
ツアーについてきてくれたベルベル人は26歳で、わたしと同じくらいの年でした。
観光客と一緒に育ってきたような彼、学校に通わずとも他言語ペラペラです。
今まで生きてきた生活が違いすぎて、とっても興味深かった。
夜はまだまだこれから!砂漠での食事と演奏会
日が落ちて少し寒くなってきたところで、夕ごはん!
メインはモロッコ名物のタジン鍋。
スープやパンが一緒についてきました。
タジン鍋は鶏肉や野菜が盛りだくさんで、ボリューム満点でした!
疲れた身体に最高な料理でした。
待っている間もベルベルウィスキーと呼ばれる名物のミントティーとナッツのようなおつまみも。ベルベルウィスキーはほんのり甘くておかわりしちゃうほど美味しい!
参加している日本人は大学生を中心に、関東や関西から来ていました!
(もちろんここでも九州人はいません。)
色んな人がいて、話を聞くのも面白い!
こうやって一緒に砂漠で過ごす一期一会の出逢いは本当に素敵なものです。
ご飯を食べてゆっくりしていたら、外は真っ暗に。
テントを出てみると、絶景の星空に言葉を失いました。。
(後で写真を少しご紹介します。)
お次は外でベルベル人による伝統音楽の演奏!
色んな楽器を使いながら歌ってくれました。
夜になると頭に布を巻くみたい!
真ん中に焚き火をして、周りをみんなで囲います。
その後はみんなで火を囲んで踊りだします。
陽気なベルベル人はずーっと踊っていました。
本当にこっちまで楽しくなります。
最後の方は実際に楽器を使わせてくれました。
太鼓の叩き方を教えてくれて、わたしもすっかりベルベル人の仲間入り!
明かりが全くない砂漠で星空を満喫!
このキャンプファイヤーみたいな夜の集いが終わると、自由行動に。
みんなで夜の砂漠に出かけて、写真を撮ったり寝転がったり。
夜の砂漠は本当にどこを歩いているのかわからないし、少し離れるとテントがどこにあるのかわからなくなります。それに距離感もつかめないので、どのくらい離れているのかもわかりません。
夜の砂漠で迷子になるのは本当に怖い。。そのためこのツアーでは自由行動とはいえ自然とベルベル人が1人ついてきてくれます。
わたしについてくれたのはラクダ移動のときも前で先導してくれたモハ。
こちらの記事でも紹介しています。
モハは綺麗な星空が見えるところまで、結構遠くまで連れてってくれました!
寝っ転がって星空を2人占めしました。
(すみません、そこでの写真は撮っていません。。)
ベルベル人伝統の頭に巻く布(なんていう名前かわかりません)、わたしにも巻いてくれました。
わたしもすっかりベルベル人になった気分。
テントの方に戻ってきて、みんなと合流。
本当に心が洗われるような綺麗な星空でした。(写真で伝わるかな…)
この日は天気もよくて星空もしっかり出ているとのことでした。
(運の良さここでも発揮!)
ラクダさんと星空のショット。
ベルベル人(彼はコックさん)と星空のショット。
これは月が出始めたときの写真です。
これらの写真、撮ってくれたのはゆみこさんという日本女性の方。
メルズーガまでのタクシーから一緒になり(その前も一緒ではあったんですが)、お互い女子一人旅だったので仲良くさせて頂きました。
デジタルカメラを使ってたくさん写真を撮ってくれました!
わたしのサハラ砂漠の想い出になくてはならない方です。
こういった出逢いって本当に人生の宝物になります。
ゆみこさん、素敵な写真をたくさんありがとうございました!
夜の1時頃まで外に出て星空をずーっと眺めていましたが、わたしは寒さに耐えきれなくなってテントに避難しました。(砂漠で寝たかった!)
寝れるんだろうか…と思いましたが意外とすっと眠りについてました。
砂漠1泊ツアーも終わりが近づきます…
朝起きたらみんなで朝日を眺めました!
こんなにも特別な朝はあるんだろうかという感じでした。
そのあとテントにはまさかのスノボー板があったので、いざ砂漠スキー!
でも思ったより滑りませんでした。。
そうこうしていると帰る時間に。
少し後ろ髪を引かれるような寂しい気持ちで、テントをあとにしました。
リアドに無事着いて、砂漠1泊ツアーは終了。
非日常を味わう砂漠でのひとときは、かけがえのないものとなりました。
リアドに戻ったら朝食が用意されていて、シャワーも使わせてくれました。
わたしは時間がなかったので、その日の午前中のうちにメルズーガとお別れ。
ここまで来るのは本当に大変だったけど、間違いなく来てよかった。
日本からだともっと遠くて、中々行こうってなれないかもしれません。
もちろん時間も必要です。
ですが、本当にここは来る価値のある場所だと感じました!
次の旅行先をどこにしようか考えているあなた、思いきってモロッコ•サハラ砂漠に来てみませんか?
Muchas gracias por leer♡