海外で戦うサッカー指導者にこそブログを始めてほしい3つの理由

こんにちは、空き時間にやること第1位がブログのMayu(@Jope_Mayu)です。
昔に比べたら今はサッカー指導者もしくは選手として海を渡り、世界でチャレンジしている日本人が増えていることと思います。
バルセロナにいるわたしもよく、サッカー関係者のスペイン人から

なんてことを言われます。なんとも不思議な、でもすばらしいことですね。
当ブログほぺろぐを読んでくださっているあなたも、サッカーへの強い意志を持って海を渡ってきた勇敢な1人かもしれません。
そんなあなたにわたしがぜひ提案したいことが。それはもしブログをやっていないなら、今この記事を読んだことをきっかけにブログを始めてみよう!ということ。
その理由は自分がこうしてブログを続けてきて、メリットしかないと気づいたから。
今回の記事では、海外で戦うサッカー指導者(選手)にこそブログを始めてほしい理由をまとめました。
理由①頭の中で戦術を整理し、言語化するチカラがつく
海外で色んなサッカーを見ていると、自分の知らなかった戦術に出くわすことは多々あると思います。
真新しいことに出逢う日々で、自分のサッカースタイルもどんどん革新されていくはず。
でも頭の中でぼやっと考えていることをかたちにするためには、別の作業が必要です。頭の中で整理し、それを言語化していく。その過程がなければ、実行には移せません。
特に言語化できる力というのは、コーチングをするにあたって非常に大事なんだと感じてます。
育成年代⚽️にて
コーチ🧔🏻「あの選手は技術的に上手いのに、ポジショニングがわかってない。今まで戦術のしっかりした指導者に出逢えてないんだろう」パパ👨🏻「あのコーチは戦術の説明をきちんとしてくれるから良い」
やっぱり指導者の戦術論と言語化できる力が大事なんだろうなと思わされる
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽️🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年9月11日
この「言語化」という部分は簡単そうに見えて難しいもの。この部分を練習するのにぴったりなのが「ブログに書く」ことなのです。
何も知らない読者に対して、自分の戦術を理解させイメージを膨らませてもらう。「伝える力」が無条件に必要になってきます。
わたしもブログを書き始めて1年半ほど経ちますが、相手にわかりやすく伝えるのってたやすいことじゃないんですよね。ただ伝えるのではなく、伝わるかどうかが大事。
アウトプットはインプットを最大化させる
自分の頭の中に入っていることを言葉にして発信していくのはアウトプット。
日々ブログを書いてアウトプットすることを習慣化させると、意外にもインプットする力にも影響を与えます。
「なんとなくわかった」など中途半端なインプットだと、アウトプットするのは難しいんですよね。アウトプットすることを目的にしていると、自然に「アウトプットするために、しっかり理解しなきゃ」という意識になります。
今まで中途半端にしていたことも100%理解しようとする。なんなら「この場合はどうなるんだろう?」といった風にプラスのことまで考えるようになる。気づけば1つの事柄に対して120%理解するようになります。
アウトプットを意識づけると、インプットも最大化していくのです。
外国語で喋ろうと思ったときにフレーズが出てこない。
でもそのフレーズを目にすると普通に読めるし、耳にすると聞いて理解できる。
使いこなすに至るまではインプットだけじゃだめ。圧倒的なアウトプットがあってこそ、やっと自分のものになる。
インプットして使える気になったらだめ。口に出そう
— ほぺまゆ@バルセロナ🇪🇸⚽️🇯🇵 (@Jope_Mayu) 2018年8月2日
いまあなたが頭の中で考えていることも同じ。
アウトプットして初めて自分のものになって使えるようになるのです。
理由②海外で学んだ内容を知りたい人はたくさんいる
海外のサッカー情報。日本にいるサッカーファンならすごく気になりますよね。
まして海外で戦っているサッカー指導者のあなたであれば、大手サッカーメディアが取り上げるような内容ではなく、さらにコアな情報まで知っているはず。
メディアには取り上げられない下部リーグの話や、サッカー界の中の人間にしかわからない話、まだまだサッカーが有名ではないマイナーな国のサッカー情報……
それらの情報ってそう簡単には転がってない。日本にいる人であればなかなかキャッチできません。
だからこそあなたの経験ってすごく貴重なんです。唯一無二。
あなたと同じように海外で学んでいる人は多いかもしれません。たとえばバルセロナだとサッカー界に属する日本人指導者って意外と多かったりする。
でもあなたが見た聞いた感じた体験と全く同じものを持っている人はいませんし、あなたの知見を通した内容はあなたにしか発信できません。人それぞれモノに対する考え方が違うように、似たような体験をしても捉え方が違うだけで内容も変わってくる。
いまあなたが頭の中に持ってるものは、あなただけの完全なオリジナルなのです。
それを発信するだけで「すごくタメになった!」「おもしろい!」なんて反応が得られるかもしれません。
自分の指導スタイルや考えを発信することで多様性が生まれる
指導者でも選手でもないわたしがこんなことを言うのはあれかもしれませんが、サッカースタイルとか指導スタイルとかは人それぞれみんな違ってて、人の数だけあるんじゃないかと思ってます。
だからこそ自分の指導スタイルや考えを発信していくことで、「こういうやり方もあるな!」という気づきが生まれる。それが日本にあるサッカースタイルを多様化させる、1つのきっかけになるかもしれません。
良い情報とか考えって出し惜しみするよりも、出しまくった方が圧倒的に価値になります。
いつかどこかの誰かが、あなたの発信した情報に救われるかもしれませんよ。
理由③情報発信することで自分の知名度があがる可能性がある
わたし自身が情報発信を始めて思ったこと、それは自分のことを知ってもらう可能性が格段にあがったこと。
約1年半前にブログを始めて、カメの歩みながらもコツコツと続けてきました。
ブログ記事を読んだことがきっかけで、わたしのことを知ってもらえることがあったり、注目してもらえることがあったり。
このJリーグとの比較記事ははてなブックマークにもエントリーして、たくさんの人に読んでもらえました。


さらにブログをきっかけにTwitterも始めました。
すると思った以上にフォローしてくれる人が増えていき、今となっては4000人以上の方がフォローしてくれるようになりました。
その中にはサッカー界で有名な人、現役で活躍しているサッカー選手など、普通に生きていたらつながることなんてできないような人とまで関わるように。
将来は日本サッカーに貢献したい!日本サッカーに携わりたい!と思っている人が海外にいることのデメリットって、やはり日本にいるサッカー関係者との接触が圧倒的に減ることなんですよね。
「このイベント行ってみたいな〜」「交流できそうだな〜」と思っても、海外から行くのはそう簡単ではありません。
そういうところから生まれる人脈を海外にいながら作るのって難しいですよね。
だからこそ、海外にいる指導者は情報発信をして、「自分はここにいるよ」と声を上げることをおすすめしたい。
知名度ゼロのプロより知名度のあるアマの方が成功する
圧倒的な知識や技術を持っているプロでも、人知れず隠れた場所にいたら誰も見つけてはくれません。そうなるとその知識や技術を生かす戦いの場に出られる可能性はグッと減ってしまいます。
一方でまだまだ知識や技術はプロ並みではないが、情報発信をして知名度があるアマは圧倒的に伸びます。
それはいろんな人に知ってもらっていることで、戦うチャンスを与えられる可能性がグッと上がる。もし結果が出せなくとも、経験を積み重ねていくスピードがプロよりも圧倒的に早い。
経験とともに身につけていく技能はあなどれません。また注目してもらっていることで、それがいい意味でプレッシャーとなり、自分の向上心やモチベーションも上がる。
トライ&エラーを繰り返せる人間ほど大きく伸びます。その機会を得られるかどうかは、いかに色んな人に知ってもらっているかは重要なポイントです。
「実力をあげてれば自然と俺に声はかかるんだ!」と思っているあなた、数多くいる指導者の中からあなたを探し出し拾ってもらうのはかなり難しいです。
いつも見ている人と、急にポッと出てきた人、どちらに信頼を置けるでしょうか。
勘違いさせるチカラの大きさを知るべき
人生で成功するためには、実力や運が必要だ!なんて思いがちですが、意外と「この人はすごい」と思わせる力の方が大事だったりします。
むしろそう思わせた方が、結果的にうまくいく。
人それぞれの実力を計るものさしなんてありませんし、あなたの実力を評価する人の基準が正しいかどうかもわかりません。
人間の心理をうまく使って、勘違いさせられる人間になれば、あなたの実力が高い評価を受ける可能性も増える。
そこに至るための知名度は非常に大事になってくるのです。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている。
とにかくこの本を読んでみたらすっと頭に入るはず。
知名度の高さはクラブに利益をもたらす
サッカー業界ってスポーツの世界ですが、言ってしまえば人気商売とも言えます。
やっぱり有名な選手がチームに1人でもいるだけで、「この試合見てみようかな」という気になります。
なんだかよく知らない日本人が監督のチームと、みんなに大人気の松木安太郎さんが監督のチームであれば、やはり松木さんのチームの試合を見に行きたくなるし応援したくなるんです。



そういった影響力、つまり人を呼べる力であったり注目してもらえる力というのは、クラブにとっては非常に有益なんですよね。
クラブ経営に必死な側からすると、集客できる力を持っている人は大切にしたい存在。
指導者ができることはチームを勝たせることだけじゃなく、クラブの経営を助けるつまりクラブを強くする可能性も秘めているのです。
おまけ:たくさんの人に見てもらえればお金にもなる!
ブログを始めることでたくさんのメリットが得られるのは、なんとなく理解できたのではないでしょうか。
ただおまけとしてもう1つ伝えたいのが、ブログを始めて色んな人に見てもらえるようになれば、ブログがお金にもなるということ。
たとえばグーグルアドセンスというGoogleさんが出している広告をブログに貼っておけば、読者さんが広告をクリックしてもらうだけでブログの持ち主のあなたにお金が入ってきます。
こんなありがたいことないですよね。
でもこのグーグルアドセンスは、アメーバブログなどの無料ブログだと貼ることが禁止されている場合もあります。ライブドアブログやはてなブログだと、広告を貼れても場所に制限があるなど、ルールに縛られる場合も。
そこでわたしがおすすめしたいのが、WordPressを使って独自にブログを作るということ。
デザインも自由なので、どこに広告を貼ろうがすべてあなた次第。
WordPressを使ったブログの作り方はこちらで詳しく説明しています。初心者でも簡単に1時間ほどでできる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
>>【初心者向け】Webサイトの作り方の手順をゼロから徹底解説


まとめ:サッカー指導者はブログで情報発信していこう!
海外で戦うサッカー指導者がブログを始めるべき3つの理由について紹介しました。
文章を書くのが苦手、、という人でも繰り返しブログを書いていけば自然と文章は上達していきます。
まずはやってみることが大切!合う合わないはやってみなければ誰にもわかりません。
この記事をきっかけに一歩踏み出してみましょう。
いつ何がきっかけで、あなたが監督として有名になれるかはわかりませんからね。
Muchas gracias por leer♡