雰囲気が全く違う?カンプノウでクラシコを観て感じたこと

こんにちは、カンプノウから歩いて5分のところに住むMayu(@Jope_Mayu)です。
先日FCバルセロナの本拠地であるカンプノウで伝統の一戦クラシコを観に行ってきました!
そもそもクラシコって何?
クラシコとはスペインサッカーの二大巨頭であるFCバルセロナとレアル・マドリードが直接対決をする因縁の戦い。

スペインだけでなく世界的に注目される伝統の一戦です。
実際にわたしがカンプノウで観戦したクラシコとは
おこなわれたのはスーペルコパ(スーパーカップ)決勝でした。
スーペルコパはリーガ・エスパニョーラとコパデルレイの優勝クラブ同士が戦う、スペインのサッカー大会。
もし2冠を達成したクラブがあれば、そのクラブとコパデルレイの準優勝クラブが対戦。
スーペルコパは例年リーガの開幕前の8月におこなわれます。

カンプノウでのクラシコのチケット購入方法
カンプノウでの試合のチケットはクラブ公式Webサイトが確実
チケットはFCバルセロナのクラブ公式サイトから購入するのが安全で確実です。
チケット購入画面は日本語対応していないので、英語のサイトでの購入になります。
(写真は2018-19シーズンのリーグ戦でのクラシコのもの)
実際にクラシコのチケットを購入してみた
なんとこのクラシコのチケット、わたしが購入したのは試合前日!
というのも試合の前日に思いつきでというか、勢いでというか。
「せっかくだしクラシコ観に行きたい!」と思って、FCバルセロナの公式HPをチェック。
きっと高いんだろうなあ……とは思っていました。
リーグ戦のクラシコとなると、昨シーズンは最低でも約500€〜(65000円程度〜)だったんです。



ただ実際に公式HPを見てみると、最低がなんと83€〜!!(11000円程度)
えーーー!100€切ってる!と思って他の座席も色々と検索しました。
結局、3階席ではありますがゴール裏から全体を見渡せる席に決定。
価格は97€に手数料などが加算されて99.5€で購入。(13000円程度)
クラシコにしては安いし、日本でコンサートに行くようなものかなと思うと踏み切れました。
何と言っても人生一度きり!!
あのとき行っておけばよかったなんて思いたくなかったのです。
それに今シーズンのリーグ戦のチケットの価格を見てみると、強豪とは呼べないようなチームとの試合でも最低67€〜でした。思ったより変わらないな〜と。
この価格、シーズンの序盤だからなのかもしれませんが、少し全体的に価格が上がっているような印象です。
公式Webサイトで購入したチケットの持参方法



チケットは公式HPで購入すると登録したメールアドレスにオンラインチケットが送られてきます。
実際にチケットを印刷して持って行くこともできますが、携帯にダウンロードして持って行くこともできます。(QRコードが表示されます。)
わたしはめんどくさがり且つ、紙や印刷する手間や費用が無駄だと思い、ダウンロードして持って行きました。
クラシコの試合当日、いさカンプノウへ!
クラシコ戦当日のスタジアム周辺の様子
当日のスタジアム周辺は人でごった返していました。
夏のハイシーズンということもあってか、英語を話す観光客も多かったように思います。
途中で人だかりができていてみんな写真を撮っていたので、何事だろうと見てみると、メッシのそっくりさん(アルゼンチンのユニフォーム着用)が写真対応に応じていました。
※本人は写っていません、すみません。
すぐ横でパトカーも1台止まっていました。



カンプノウへ入場、試合開始前のウォーミングアップ
カンプノウの中に入って1番最初に思ったこと
ゲートをくぐって、いざスタジアムの中へ。
FCバルセロナの名物でもある「MES QUE UN CLUB(クラブ以上の存在)」とともに。
正直なところこの景色を見て1番に思ったことが、感動よりも何よりも、
高さへの恐怖。



というのも座席がめっちゃ急勾配!
通路で誰かとすれ違うときなんてもうドキドキでした。
カンプノウはスケールがでかい
ただやっぱりカンプノウの迫力はすごいものがあります。
いつも自分のチームのグラウンドを見ている分、芝も綺麗だし設備が整っているので、「こんなところでプレーできるなんて気持ちいいだろうなあ」と感じました。



それにサッカースタジアムとはいえ、ここはもはや観光スポット。
いろんな人が写真をパシャパシャ。隣に座っていたムスリムの女性2人組は試合が始まるまで1時間以上自撮りなどずーっと撮っていました。



世界最高峰のウォーミングアップ
そしてホペイロのわたしにとって非常に興味深いウォーミングアップの様子。
レアル・マドリードの方が開始が早くて、試合開始前40分頃から始めていました。選手が入場とともにボールを触れるように、グラウンドの端っこでボールが6個くらい綺麗に並んでいる状態。
ウォーミングアップ中の選手らはボールタッチなどの基礎もちゃんとしていました。スタッフはクーラーBOXやビブス、コーンなどを持ってグラウンドの中心あたりにいます。



わたしのチームのアップ内容と似ていた部分があったのは興味深い点だった
FCバルセロナは少し遅れて試合開始30分前にウォーミングアップを開始。
わたしのチームも基本的に試合開始30分前からアップを始めるので、バルセロナではこういう傾向にあるのかな〜なんて感じました。
終わりの時間はレアル・マドリードよりも少し早くて、アップ時間15分くらいで終了。
席から近いせいもあってかレアル・マドリードを中心に見ていたので、FCバルセロナのアップはあまり見られませんでした。
試合開始15分前には両チームともに中のロッカーに戻りました。
他の観客らがきゃーきゃー言いながら写真を撮ったりしている中、わたしひとり目を凝らして真剣にアップの様子をチェック。



いよいよ試合開始のキックオフ!
夜の22時に試合開始。
開始時間は夏の気候に合わせて涼しい時間帯の遅めなスタートです。
ネイマールのいないFCバルセロナ。前線をみるとなんだか寂しい気持ちになりました。
その中でもやっぱり王様感のあるメッシ。選手コールの中でも人一倍歓声を浴びていて、さすがだなあ〜と感心。
カンプノウは3階席からでもちゃんと観られるの?
実際のところ3階席はどうなんだろう…と思いましたが、予想に反してしっかりと試合を観ることができました。
上からグラウンド全体を観られるので、選手の位置やボールの動きなどがわかりやすく、試合内容をしっかりと観たいという方にはおすすめです。
選手が豆粒のようなんじゃないかとも思いましたが、なんとなく顔を観てこの選手かな〜と判別もできます。走り方や背番号を観ると確実です。(写真にすると小さく写ってしまいますが)
ちなみに以前1階席で観たときはグラウンドが近い分、選手の顔が観られるかつ臨場感を味わえるといった感じでした。
現地で観るクラシコの雰囲気
このクラシコですが、よく周りの方々から雰囲気が違うという話を聞いていました。わたしが今回感じたのは、レアル・マドリードをライバル視しているギラギラ感というよりも、ビッグクラブ2チームを同時に楽しめる雰囲気を強く感じました。
もちろん、今回のクラシコは
- リーグ戦ではない
- 夏のハイシーズンで観光客が多い
- 3階席であるため熱狂的なバルセロナファンが集まっているわけではない
といった点も作用しているとは思いますが。
近くにはレアル・マドリードファンがいて、点が決まったときに騒いでいるのを周りの人たちは笑って見ているような状態。
もちろんFCバルセロナファンは点を入れられた際に落ち込むのですが、ロナウドの華麗なシュートを見て興奮している人もいました。
ロナウドがイエローカードを2枚もらって退場になったとき。本来であれば敵チームのエースが退場となって喜ぶと思うのですが、もうプレーを見られない…という心なしか寂しい気持ちになったのは私だけではなかったと思います。
なんとなく周りのお客さん全員でクラシコの雰囲気を楽しんでいるというような印象でした。
日付が変わる頃に試合が終了
メッシのPKなどもありましたが、結果としては1対3でレアル・マドリードの勝利。
メッシのPKの様子



写真だとわかりにくくてすみません。。
次戦レアル・マドリードの本拠地ベルナベウでおこなわれるクラシコも楽しみです。
試合が終わったのは夜の0時前。
通常であればバルセロナのメトロ(地下鉄)は日曜日夜の0時までなのですが、この日はクラシコ開催ということもあって異例の1時までの営業でした。



このクラシコの一戦。
今シーズンの体制が始まってから初のカンプノウ観戦となったのですが、他に少し違う点で強く印象に残ったことがありました。
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Muchas gracias por leer♡