女一人旅でアフリカに乗り込んでみた話〜第1章〜

こんにちは、ジブラルタル海峡横断しましたMayu(@Jope_Mayu)です。
昨日5月27日(土)からイスラム教でラマダンが始まりました。
ラマダンとは日の出から日没まで断食をすること。ラマダン期間中は例年イスラム教徒によるテロが頻発しているとのこと。
この1ヶ月はちょっと気をつけないといけません。多くの人が集まるイベント会場やスポーツの大会、そして金曜日も注意が必要みたいです。
そんなこんなで不覚にも今日はアフリカ旅の続きのお話。(本当に治安に気をつけているのか?と疑問を持ってしまうような内容ですが)
ラマダンが始まったというタイミングでちょうど良いスタート。
まだアフリカ旅の序章を読んでいない方はこちらの記事から!

ついにアフリカ大陸へ上陸!
アフリカ大陸の入り口、モロッコのタンジェへ
モロッコ最北端の港町、タンジェ(Tánger)に到着しました。(上記写真は海峡を渡っているときの現在地を表す写真)
この街はクスリ関係で有名な街らしく、若干治安が悪いみたいです。
船を降りるときに軽いパスポートチェックがあって、その後はすんなりと入国。
以前紹介したスペインのスーパーで買い物をして帰っている現地の人もいました。スペインへ買い出しに行っているみたいですね。
港に到着すると、案の定客引きの嵐。
タクシーに誘導しようとしたり、道案内を勝手出ようとしたり。もちろん完全無視。
モロッコ・タンジェでの旅中にできなかったこと
あらかじめ伝えておきますが、ここタンジェの写真は1枚もありません。

どのような感じか視覚的に伝えられなくてごめんなさい。。
というのも正直アフリカの空気感が少し怖くて、カメラなんて取り出す勇気がありませんでした。(観光客丸出しになってしまうので)
まして私はいつもiPhoneで写真を撮っています。海外ではやはりApple製品は高価というイメージが強いため、特に発展途上国などでiPhoneを堂々と使うというのは、「私はお金を持っています」と言っているようなもの。
スリ等に遭わないためにも、最初はカメラを取り出さずにひたすら目的地まで歩きました。
モロッコの通貨「モロッコ・ディルハム」へ両替するまでの道のり
タンジェ港で両替所を探してみる
モロッコで使われるお金は「モロッコ・ディルハム(MAD)」。
私はとにかく現地通貨への両替をしたかったので、港で安全に両替が出来る両替所を探しました。
ただ、探してもそれらしき場所が全くない。
仕方なくフェリー会社の窓口の人に聞いてみると、「ここで出来るよ!」と言われました。
両替までやってるんかい!と思いつつレートを聞くと100ユーロ=1000ディルハム(モロッコ•ディルハム)とのこと。
他にもきちんとした両替所なんてなさそうだし、もうここで変えてしまおうとお願いしたものの、頭の片隅にあった



という思いに駆られてお金戻してもらいました。
もう港は両替できないと諦めて少し外に出ると、これはこれはもう古ぼけた銀行の窓口が1つだけぽつん。
レートを見てみるとフェリー会社のレートよりもよかったので、あそこで変えなくてよかったと安心。ただ誰も両替している人いないし、安全な雰囲気が微塵もなかったのでここもスルーしました。
港での両替を諦めて、街の中心地まで行ってみることに
港を出たところにはこの銀行くらいしかなかったので、両替は諦めて街の中心部まで歩き始めました。タクシーが苦手なわたしは迷いなく徒歩という選択。
歩き出すと子どもがお金を求めてついてきました。ごめんねぇ……と思いながらひたすら歩くわたし。
そして車がたくさん通るような大通り沿いを歩いていたのですが、ここでもびっくり。信号が全くないから渡れない。


イメージ図
車が途切れるのを狙おうと思っていても、交通量が多くて全然途切れません。
ここの人はどうやって渡ってるんだ?と思いつつ周りの人をみると、やはり慣れているからかさっと渡っていきます。
わたしも見習って、あわや敷かれるんじゃないかと感じながら走って渡りました。道路を渡るのも一苦労。
そしてここはイスラム教の国なので、女性は基本的に髪を布で覆っています。
そんな中で黒髪ロングをなびかせながら颯爽と歩くわたし。そりゃ目立つよ。



大通りにあるホテルなどで道を聞きながら、頭にマップを入れ込んで進みました。



モロッコは第一言語がアラビア語、第二言語がフランス語なのですが、スペイン語を話すと意外と理解してくれます。
隣がスペインでよく観光客がいらっしゃるからなのか、フランス語がスペイン語と少し似ているからか理由はわかりません。
お店がだんだんと増えてきたところで、ついに安全そうな綺麗な両替所を発見!
受付にはもはや人がいなくて、呼んだら私服っぽい人が出てくるといったゆるい感じ。
レートが良かったのでここに決定。
結局100ユーロを1050ディルハムに変えてもらいました。(2017年2月現在)
フェリー会社での両替と比べると50ディルハムお得。
この50ディルハムで安いところであれば1泊出来たりするので、案外無視できない違いです。
領収書もきちんとしたものを作ってもらえたので安心。場所はMARINA EXCHANGEというところ。
GoogleMapで探したものの、詳しい住所は出てこず。Avenue Youssef Ibn Tachfineという通り沿いにありました。
まして営業時間が18時までだったのですが、このとき17時55分とかだったのでギリギリセーフ。閉まる前で良かった。。
そのあと他の両替所も通りましたが、レートはあまり変わりませんでした。
現地通貨を入手する方法として、海外ATMでキャッシングという方法もあります。
両替が不要で現地通貨が手に入るのでおすすめ。
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タンジェからのバス移動
とりあえず現地通貨を手にできて安心。
ここタンジェは特に観光する予定はなく、次の街への移動のみでした。
そのためバス乗り場へ直行。
このバス乗り場は本当に人がうじゃうじゃいて、客引きの嵐。カオス。立ち止まったら必ず声をかけられる状況。
私は国営のCTMというバス会社を使って、青く染められた街シェフシャウエンに向かう予定でした。
20時発のバスに乗って22時15分に到着予定。



しかしここで、まさかの問題発生!
………なんとバスが運行休止。
理由を聞いてみると、雪の影響でシェフシャウエンの先にある山が通れないからということ。
シェフシャウエンまでいけるなら問題ないやん!と交渉してみましたが、バスがタンジェまで引き返すことが出来ないため運行できないとのこと。



時刻は夜の19時。
他の民営バス会社を探しても、この時間から運行しているシェフシャウエン行きのバスはありませんでした。
ましてシェフシャウエンで宿を予約している私。
アフリカ初日の宿でリラックスするため少し奮発して。
どうしよう…と途方にくれた私がどうなったかは、
次の記事<女一人旅でアフリカに乗り込んでみた話〜第2章〜>で。


Muchas gracias por leer♡
アフリカ女一人旅を最初から読みたい方はこちら>>女一人旅でアフリカに乗り込んでみた話〜序章〜